きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

最近の父

2008-02-06 | 父の記録と母の思い出
あれから妹からメールが来た。
「叔父さん(父の兄)が来ていて遅くなってごめんね。プレゼントも買っておくから今度寄ってね。」と書いてあった。

よかった。
ひとりじゃないんだから。
ネットの向こうには友達も励ましてくれる先輩もたくさんいる。
がんばろう。。。


父の兄と言えば、父より4つ上だったはずだがしっかりしていて、月に1~2度こちらに来ると(片道3~4時間かかるのだが)、父の姉の施設に面会に行く。父も誘うのだが、認知症が現れた前後から何かと理由(体調が悪いとか)をつけて行かなくなり、妹と二人で施設に向かう事が多い。
父の姉も10年前くらいから認知症が始まって今は施設に入っている。もう妹の顔を見ても分からないらしい。

この前、珍しく父が一緒に行くと言うので、3人で叔母さんの施設に向かったが、父は姉と面会しても「反応がないんだよね」と妹が言うのだ。

「叔父さんは叔母さんにいろいろ話しかけているんだけど、それを(父は)おとなしく見ているだけなの。。。いつもと違う所に行ってどうしていいのか分からないのか・・それとも・・。」
「それとも・・?」
「叔母さんが分からないのかも。。。」
「えぇ?まさか。」

妹はそれ以上突き止めることはしなかったそうだ。


今はそんな父だけど、子供の時は誕生日を祝ってもらったんだよね。。。
プレゼントはいつも父が会社の帰りに買ってきてくれたんだっけ。ライターでろうそくに火を灯してくれたのは父だった。

年頃になってからは父の買ってきた服はあまり着なかったけど、それでも懲りずに買ってきてくれたんだっけ。
母は「自分の服はセンスあるんだけどねぇ。」と言っていた。

今はもう忘れてしまってどうにもできない父だけど、愛情はあった。。。。
愛情・・・。


ずっとガンで入院をしている義理の弟のお父さんの具合が悪いらしくて、妹は今度の日曜にお見舞いに行って来ると言う。
昼、父と一緒に食べようか?と言うと、そうしてくれると助かるけど、ムリしなくていいよと言う。
こっちのジイさんは元気だよ。風邪もひかずにピンピンしてるから、と言う。

と言いながら、妹は何かあっては困るからとインフルエンザの予防接種も家族中で受けているのだ。イライラしながらも、父の事を気遣っているのである。
そのバランスが取れるまで、たぶんきっとうんと悩んだり苦しかったりしたんだと思う。


今週は土曜も休みが取れそうだから、久しぶりに髪でも少し切ろう。
長いは長いなりに束ねたりアップしたり楽だけど、そろそろ飽きたかもしれない。