今日は誰も居ません。
あとのみんなは休みで、社長はゴルフです。
世間はお盆休みで、昨日も電話は一本しか来ませんでした。
たぶん今日は一本もこないかもしれません。
sake「明日はみんな休みで、社長もゴルフだから一人でヒマでつまんないんだよ。」
keke「それで給料もらえるんだから、いいね。」
sake「それもそうか。しかも冷房付きだからなぁ。たしかにそうだ。」
keke「ほんとに楽な仕事だね。」
sake「うん、だけど給料は少ないんだよ・・・・そうそうお客さんでね、メーカーに勤めて最先端技術の開発をしている人がいるんだけど、年収が1000万超えるんだってさ。私の大学の先輩もそこの企業で働いているハズなんだ。あぁあ!そう言う人と結婚してたら今頃こんなじゃなかっただろうな。」
keke「(大学まで出たのに)失敗したね。」
sake「でもね、いいんだ、kekeが生まれてきたから。kekeは真面目だし、不良じゃないし、よかったよ。グレた子供だったら本当に大変だったもん。」
keke「そう言う所がいけないんだよ。」
sake「何が?」
その後何も言わず、その話はそこで終わった。
思えば、私がここまで突っ込んでkekeに感謝の念を述べたのは初めてなのかもしれない。
「ありがとう」「うれしい」
そう言うものはあちこちに転がっている。
でも、時々もっとこうしてほしい、とか思うからそれが見えなくなってしまうんだ。
私は「もっとこうして」って言うのを飲み込んで「ありがとう」と言うスープの上澄みみたいなものをすくって飲んでみたいと思った。
そうしたら、また何かが変わるかもしれない、と。
おんなじ時間を過ごすなら、どうせだったら笑いたい。
笑ってほしいと思ったんだ。
あとのみんなは休みで、社長はゴルフです。
世間はお盆休みで、昨日も電話は一本しか来ませんでした。
たぶん今日は一本もこないかもしれません。
sake「明日はみんな休みで、社長もゴルフだから一人でヒマでつまんないんだよ。」
keke「それで給料もらえるんだから、いいね。」
sake「それもそうか。しかも冷房付きだからなぁ。たしかにそうだ。」
keke「ほんとに楽な仕事だね。」
sake「うん、だけど給料は少ないんだよ・・・・そうそうお客さんでね、メーカーに勤めて最先端技術の開発をしている人がいるんだけど、年収が1000万超えるんだってさ。私の大学の先輩もそこの企業で働いているハズなんだ。あぁあ!そう言う人と結婚してたら今頃こんなじゃなかっただろうな。」
keke「(大学まで出たのに)失敗したね。」
sake「でもね、いいんだ、kekeが生まれてきたから。kekeは真面目だし、不良じゃないし、よかったよ。グレた子供だったら本当に大変だったもん。」
keke「そう言う所がいけないんだよ。」
sake「何が?」
その後何も言わず、その話はそこで終わった。
思えば、私がここまで突っ込んでkekeに感謝の念を述べたのは初めてなのかもしれない。
「ありがとう」「うれしい」
そう言うものはあちこちに転がっている。
でも、時々もっとこうしてほしい、とか思うからそれが見えなくなってしまうんだ。
私は「もっとこうして」って言うのを飲み込んで「ありがとう」と言うスープの上澄みみたいなものをすくって飲んでみたいと思った。
そうしたら、また何かが変わるかもしれない、と。
おんなじ時間を過ごすなら、どうせだったら笑いたい。
笑ってほしいと思ったんだ。