きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

ジ・エンド

2010-11-21 | 母子家庭だから思うこと
kekeに昨日のN○Tまがいの業者の話をして、「これこれこうだったんだ!」と言うと、相変わらず「へぇー」と聞いてないような返事をするので、「あのねぇ、アンタはこの前フリーターでもいいから大学卒業しなくてもいいみたいな事を言ってたけど、そう言う仕事みたいなのもあるから、なるべくちゃんとした会社に入りなさい。」と言った。

すると、「それはそれで仕方が無い」と言うので、「そうだ、それしかないなら、それでも仕方ない。でもね、あれはやっている人が悪いとかじゃなくて、自分にストレスがたまると思うよ。毎日嘘をついて契約取ってこなきゃならないんだから。それでさぁ私みたいなオバさんに、【本当にNTTだったら先にお知らせが来るはず】とか疑われてイヤミ言われるんだよ、あれ、普通の神経では続かないよ。」と、私は言う。
 
「だからね、ちゃんと大学は出ておくものだよ。」と言っても、相変わらずkekeは「卒業できそうにない」とか「自分のしたい事じゃない」とか言う。さらに何か言おうものなら「もう自分を見捨ててくれ」「生きていなくたっていい」と言う所に発展するのが分かっているので、話にならん。「ジ・エンド」である。

「ジ・エンド」で思い出した。

私の母が私との会話で(↑上のような感じで)収拾つかなくなった時に「ジ・エンド!」とよく叫んでいた。「もう会話はここで終了!」と言う意味である。(ザではなくて、ちゃんと母音の前なので「ジ」・エンドと言っていたなぁ。)


と言う事は、私もあの子の頃はあのように無気力で当時ああでもない、こうでもない、やる気がないと毎日ブツブツぼやいていたのだろうか。。。母が生きていれば、きっと今の私に超適切なアドバイスをしてくれただろうに。

しかし母はもうあの世に行ってしまった。

今から振り返ると、母は精神的に繊細だったので怒鳴ったり騒いだり泣いたりも激しかったが、励ますのは得意だった。
自分が怒鳴ったり騒いだり泣いたり、よくしているので、他人の感情に共感できるのである。
あんなに上手な人はいなかったと思う。

それもただヨシヨシと励ますのではなく、強さがある人だから、凛と立たせる所があった。
母は死ぬちょっと前に「もうsakeは大丈夫、子育てもうまくいく」と言ってくれたんだっけ。


やっぱりガンバロウ。

それにしても、kekeのあの聞いているのかどうか分からないいい加減な返事は、ちょっと前の私の父との会話のようで、情けない。
どうしてこんな変な所ばかり似てしまうんだ?!