きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

「脳内ストレス解消」/ヒーリングCD

2013-08-02 | 歌謡曲・カラオケ

「脳内ストレス解消」と言うCDを図書館で借りた。

(ストレスが解消される音楽とはどんなものだろう?)と思って掛けてみると、サラサラ水の流れる音と、ピヨピヨ鳥の鳴く音が聴こえてきた。
そして邪魔にならないようにヒーリング音楽のような音もする。

(ここは澄んだ水が流れる岩場だ。。。)
と私は思い、寝転がる。

加島祥造さん(「受いれる」の本を書いた人)のあとがきによると、ほんとうの自分ー生まれたままの素直で無邪気な自分と言う意味だと思うーを取り戻す方法、一番の方法は、大の字になることだ、と言う。

私も真似をして大の字になってみる。
そして、サラサラと流れる水の音と、鳥の声を聴いてみる。
いつまでもいつまでもこうしていたくなってくる。
この何もしない、サラサラ耳を澄ますだけの時間が貴重に思う。

世の中は便利になった。
誰がどこに居てもすぐに連絡が取れるし、ネットで頼めば翌日に物が手に入る。
音楽CDだってクリック一つであっという間に買える。

でもほんとに「便利」になったのだろうか。

誰とでもいつでもつながれる、ってことは、「つながれない」時の事情を推測してしまう。
私のように神経質な人間は、そういう感覚が「追い詰められた」ように思えてしまう。
日頃「何となく」と言う感覚で行動している自分が、ああだろうこうだろうと推測されているのを想像するだけで、追い詰められた気分になってくる。
逆につながるのが当たり前だと思うと、つながらないことがストレスになるのである。
そういう現象が、最近多いような気がする。

特に自分はキャパが狭いので、知らなくていいことは知らなくていい。
しかし、距離がなさすぎる。

何もかも関係なかったことにして大の字になってサラサラ水の音を聴く。

1日の時間を詰め込むだけ詰め込んでいる人が多い。
いろんな人に会って、いろんなことを知り、いろんなことをすることが良いとされている。

でも、本当にそれだけが素晴らしいことなのだろうか。
ふと、そんな風に思う。

尚、このCD、アマゾンの評価では「冬は聴いていたらますます寒くなった」と言う意見が1つあった。
たしかに、この季節だから良いのかも。。。