きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

夏の飲み会

2018-07-27 | 今の会社
昨日は夏の飲み会だった。

「どんな環境でも気持ちの持ちようで楽しくも幸せにもなれる!」
日ごろそれを信条にしようかなと思っていたが、やはり時と場合に拠るようである。


1.現場の業者さんも普段会っていないので、共通の話題もないし、何を話していいか分からない。

2.あちらにとってはただの事務のオバサンなので気を遣いもしなければ話も振ってこない。


そしてオジサン達はお酒をついでくれるキャピキャピギャル(ミニスカートの上にハンカチを乗せて座っている)のご機嫌をうかがい、おどけて見せたり、肩を組んで「ずっと好きだったんだぜ~」と陽気に歌ったりしているのを、冷めた目で見ているのだった。。。

そもそもこのフロアーには、男達とミニスカのキャピキャピギャル以外の人間は、私一人なのだ。本当に立ち位置がどこにもないとはこの事。。。
いや、厳密にはもう一人ミニスカでない女性がいた。
それはミニスカギャルの元締めの女性である。水商売の仕切り人とでも言おうか、その方は私より7つ年下なのに、オジサン達をしらけさせず、かと言って出しゃばりもせず、自虐ネタを多用して男たちを喜ばせていた。
(分かりやすく言うと久本マサミのようなノリの持ち主である)

その中で、私は一人、水槽で沈んでいく浮き草のようにヒラヒラと沈んでいくのだった。。。。

こんな事なら、受験勉強などいい加減にして、男と話題を保つ勉強でもしておけばよかった・・・
毎回そう思っても、昨日も浮き草は沈む。。。。海の底まで沈むのだ。(あぁ辛い)

そう思って何となく隣のミニスカギャルに話し掛けてみると21歳だと言う。
姪っ子と同じ年か。。。。

「歌が好きなんです、一緒に歌いましょう」と彼女は言うが、断る。
ここでは私の方が一応「客」だ。あなたの引き立て役は勘弁願いたい。

「カラオケお好きでないのですか?」
「えぇ。まぁ。」
(自ら歌わなくても、そのうち歌うことになるのだよ・・)


やっぱり北澤(幹事)がデンモクを持ってきた。
カラオケで歌えというのだ。

誰も私の歌など聞きはしない。
要は、歌が途切れると場がしらけるから何でもいいから入れて歌えという。

そう言われると思ったのでその日も考えてきた。
選曲は「THE ALFEE」の「星空のディスタンス」である。

この選曲は自分で言うのも何だが、悪くないと思う。
もしもカラオケで困ったら、入れてみるといい。
最初のイントロ「ジャジャジャーン」というのが引きつけるし、古い人間はだいたいこの歌は知っている。
そして意外にテンポも早くて、間奏が少ないのでしらけにくい。

予想通り、その場も「お?」となったが、やがてみんなは各自の話題に戻り埋没していった。。。いつものことである。
私は行くたびにいろんな曲をチョイスするので、もう何を歌っても既に意外性も何も無い。
ただの場をしらけさせないための場つなぎ・・・ハンバーグで言えば、パン粉の存在なのである。

次に転職する機会があったら、もうカラオケ好きは裏の顔にして、めったに歌わないようにするつもりである。
(歌える奴が歌っても、誰もおもしろくも何とも無いのだっ)

それも分かっているので、歌えばおしまい。(ハイハイ)

そんなこんなで、あぁ疲れた。


この飲み会で分かったことはモモイさんに孫が生まれたことと、例の彼女とは5年前に別れていたことと、それでもまだ家には帰らず別宅で暮らしているらしいこと。
それからあの例の業者さんが話すたびにツバが飛ぶのは、入れ歯が原因だということだった。