きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

キャンディーズ「アン・ドゥ・トロワ」

2013-06-07 | 歌謡曲・カラオケ
今、聴いているのはキャンディーズのBESTアルバムである。
初めて歌謡曲に目覚め、父に買ってもらったのがキャンディーズのベストアルバムだった。

それは年齢的に遅かりし、中学1年である。
それまでアニソンばかり歌っていた私は某友達に「そんな歌歌ってるの~?」とコバカにされ、「歌って言うのはこれだよ!」と言われたのは岩崎宏美の「思秋期」や山口百恵の「秋桜」であった。

今思えばもっと自分を大切にしていても良かったと思うのだが、当時は「友達が居ない」ということが魔女裁判にかけられるがごとく恐ろしく、私は友達の言われるがままであった。白と言われれば白、黒と言われれば黒。そうしないといけないと思いこんでいたのである。しかも金魚のフンのようにしてたので、忠誠心があったわりには、うとんじがられていたようにも思う。

しかしさっそく私は発展途上国のごとく、流行りの歌謡曲文化を輸入することになった。
(どのみち父親が歌大好き人間なので、遅かれ早かれいずれこうなったとは思うが。。)

その走りがキャンディーズのベストアルバムだったのだ。

35年ぶりである。懐かしい。


それからキャンディーズと言えばもう1つエピソードがある。

当時たしか保健体育の教科書や図巻等を読んで「精子と卵子が合わさって受精卵ができます」的な知識はあったのだが、「どうすると合わさるのだろう?」といつも疑問に思っていて(これも年齢的に遅かりしなのかもしれない)、ある日その疑問を母にぶつけたことがあったのだ。

母もさすがにこれはたまげたようである。
えっ、みたいな絶句モードになるが、その場で相談できる祖母や父がその場にいなかった。(だから訊いたのだが)そして思わずこう言った。

「それは(お前がいつも歌ってる)キャンディーズのアン・ドゥ・トロアだよっ!」


はっ?キャンディーズのアン・ドゥ・トロア??

それは私の求めている回答では全くなかったのだが、「これ以上訊いてはマズイんだろうな」というのが子供心に分かったので、それ以上は何も言わなかった。


あれから35年。。

ランちゃんがソロで歌う。
♪人は誰でも一度だけ~すべてを燃やす夜がくる~♪

たった一度だけすべてを燃やす夜が来るのか・・フンフンと思っていた。
そしてそれはいつだったのか分からないまま、気がつくともうじき50である。


「わな」を聴いて、キャンディーズってこんなに色っぽく歌ってたのかとか、「やさしい悪魔」が吉田拓郎(作曲)なのは知っていたけれど、「アン・ドゥ・トロア」もそうだったとか(すごく意外)、今になっての発見も多い。

今聴いても「哀愁のシンフォニー」からグッと大人っぽく色っぽくなったキャンディーズ。
ここからどう変わって行くのか、あと2年ぐらい聴いていたかった。

1年前を振り返って

2013-06-06 | 息子keke
1年前に自分が書いた記事をgooから送られてくるままに読んで、去年の今頃、kekeが年中夕飯を用意していたことに驚いている。
せいぜい週に1~2日ぐらいかと思っていた。
会社から帰ってきたらkekeが寝ててケンカしたとか、そんな印象ばかりあった。

1年前の私は「学校も辞めて家でひきこもってるくせに」と思っていたので、kekeが一生懸命夕飯を用意していても、「するのが当然」ぐらいに思っていて、そしてできてないとムッとしていたのだ。

その事実に今、気がついて愕然とした。

それまで料理をしたことがなかったkekeが回鍋肉一つでも作るのに、どれだけ敷居が高かったのだろう。
それを今日はカレーだの、ビビンバだの、鍋だの、挑戦していたのである。
それは何故か。
「こんな自分で申し訳ない」と思っていたから。それ以外の理由なんてないではないか。

それも気がつかず、「飯ぐらい作って当然」と思っていたとは。
なんてふんぞり返った親だったのだろう。


1年経って、そんな自分を反省する。

たしかに自分は幼稚園時代あれだけいじめられても休みもせず、高校時代も毎朝吐き続けながらも電車に乗った。kekeが学校を休むだの辞めるだの、ありえないことだと思っていた。
でもそれは、私が特別根性がある(悪く言えば鈍感)だったのかもしれない。

そしてkekeのことを思いだす。
中学時代、部活でレギュラーになることなどなく、下級生に抜かれながらも3年間ほとんど休まず部活を続けたkeke。レギュラーで部活が楽しいのは当たり前。そうでなくてもあの子は頑張れる子なんだ。
私に似て、本当は根性がある方の子供のはずだ。

学校を辞めたのも、きっと理由があったに違いない。


「きっと理由があるにちがいない」と思うようになってから、毎日がどんなに生き易くなっただろう。

悪い子供もダメな子供もいないのだ。
そう評価したい人がいるだけで。

そしてその背後にある理由を考えようともせず人を評価する事は、なんて思いあがったことなのだろう。

大人だってそうだ。
悪いだけの人も、ダメだけな人もいない。
きっとその背後には、止むに止まれぬ理由があったかもしれない。


私は妹と違って人徳がないので、離婚しないと離婚した人の気持が分からない。
不妊治療をやってみないと、受けた人の気持が分からない。
流産も、不倫もぜ~~~んぶ、やってみないと分からない。

そしてひきこもりだ。
それまで「子供がひきこもりになるなんて、親がどれだけ甘やかせているのだろう、子供がどれだけ甘えているのだろう。」と思ってた。自分の子供がそうなって初めて考えた。

親がどれだけ心配するのか、子供がどれほど必死でもがいているのか。
それを「甘え」の一言で片づけていた自分がはずかしい。
これがなかったら、今でもそのような人様をバカにしていただろう。

こう言う思いをしてほんとに勉強になった。
悲しい経験は悪いことのように思われるけれど、その度に自分の傲慢さを思い知って反省することができる。
そう思うと悪い事ばかりではない。

「人は悲しみが多いほど 人には優しくできるのだから」と言う歌詞があったけれど、まさにその通りだ。

明治「男の極旨黒カレー」

2013-06-05 | 日記
帰ったらkekeが寝ているので、妹の所に向った。
うみほたるで買ったおみやげを渡せないままだったのだ。もう1ヶ月も経ってしまった。
その間何度か電話もしたけれど休日は妹は忙しく、平日は私の方がバタバタしていた。

妹はPTAや学校で3つも役員を引き受けていて、それで休日はほとんど出ずっぱりだと言う。前にも書いたけど、妹は決して「私が私がやります」みたいなタイプではないのだ。しかし誰も引き受ける人がいなくて、シーンとした空気になっていると、専業主婦のこともあり、いたたまれなくなって引き受けてしまうのだそうだ。そしてやっているうちに知り合いが増え、ついつい重要なポジションに推薦されてしまうのだと言う。

昨日は両親に「妹ばかりがほめられて・・」みたいな皮肉を書いてしまったが、むしろ妹が特別なのだ。相手の気持を考え思い遣りがあり、私みたいにただ黙ってボンヤリしているのではなく、さりげなく提案もできる賢さや判断力を持っている。

考えてみれば自分で築き上げた地位やお金も人を幸せにするけれど、そんな素晴らしい人物が自分の姉妹でいることも幸せなことだったんだ。
こんな風に育ててくれた両親に感謝して、ますます仲良くこれからも暮らしていこう。。。


そしてkekeも寝てるので第2弾テトルトカレー祭り、レトルトカレーを買って帰ることにした。
今日もスーパーのカレー棚(この前のスーパーとは違うところ)の前で、中村屋のカレーもいかにもおいしそうだし、ザ・ホテルと言うカレーもどんな高級感だろうと想像し、どれにしようかどれにしようかとさんざ迷ったあげく、ジャン!「男の極旨 黒カレー」と言うのにした。

お買い得月間とあり198円。
発売元は株式会社明治とある。

明治でカレーなんて出していたのか・・と言うノリで買って帰る。
副タイトルに「焦がしにんにく油&マカ入り」とあるのを眺めながらkekeに肉を焼き、鍋でカレーを温める。
そしてご飯にかけて食べる。

な、なんと、うまい!!(@_@;)
それぞれカレーには好みと言うものがあるので、一概には言い切れないが、少なくても私のツボには間違いなくど真ん中のストライクである。

色も濃黒系の方が好きだし(ちなみに馬もミスターシービーが好きでした)、この辛さ具合も辛すぎず、でもしっかり辛さが残る所、スパイスも適度に効いていて、しかもマカ(栄養成分が豊富なアンデス地方のカブのような作物)の粉まで入っているという気のききよう。。。

値段も200円だったら手ごろだし、色といい味といい私の好みにあまりにマッチングしてて非の打ち所がない。チキンの肉も適度にかたまりで入っていて飽きない。

あー、おいしかった。(^o^)丿

ユング心理学でわかる8つの性格/福島哲夫

2013-06-04 | 読んだ本
ユング心理学でわかる8つの性格という本を読んだ。

この本は占い本のノリでユングの説く8つの性格タイプを解説している。(とても簡単に読める。)そして試しにやってみると、たしかに当たっている。

人は        思考型(論理や理屈を大切にする)
                   ↑
感覚型(そのままを感じる)←   → 直感型(その場のひらめきやアイデアに長ける)
                   ↓
          感情型(相手の気持に共感する)

この4つのタイプがあり、更に外向的・内向的によって違うので、8つのタイプに分かれるそうである。

自分タイプの真向かいにあるものが自分に劣っている要素だそうで、これをいきなり目指すのはなかなか難しいから、まずは両隣のタイプを補っていくことを目指すと魅力的になれますよ、と言う。

さらにこれは「何がよい」「悪い」と言うものではないそうだ。
一般的に内向的より外向的の方が、活発で友達も多いし良いように思われるけれど、内向的な人は外向的の人には無い配慮があったりすると言う。

この本はあくまでこれで自分の正直で素直なタイプを探しましょう、それを伸ばしていきましょう、と説く。
悲しいことは、内向的な人が「これではいけない」とムリに背伸びして外交的に振舞ったり、本来の自分でないキャラを自分で、或いは周りから期待されて演じてしまうことであると言う。

そんな必要はありません、あなたは今の性格のままでよいのです。ただもう少しこう言う所をこうすれば更に魅力が出てきますよ、と暗示してくれる。


今まで30代ぐらいまで、自分は話しベタだし消極的で友達も少ないことが、心のどこかでコンプレックスになっていた。親にも「協調性がない」だの「友達が少ない」だの妹と比較して評されてきたし、今で言うママ友、公園デビューとやらもkekeのためだと仕方なくやっていたけど、心のどこかで「これは自分じゃない」と思っていた。

それが40代になったあたりから、オバタリアンの開き直りで「だって大勢でいると疲れちゃうんだもん」と思い始め、子供に関するつきあいが薄くなった辺りで、どんどん1人で行動するようになり、「短い人生だからこれはこれでいいや」と思っていた。

それは「内向的性格」だからである。
もともとが人の思惑を気にせず、自分の思うように行動したい性格だったのだ。
この本を読んで、みにくいあひるが白鳥になったような気持である。

私はこのままで良かったのだ。ムリに大勢の輪に入ることもせず、数少ない友達に理解してもらいながら、のびのび生きていけば良いのだ。そう思えば、なんと人生晴れやかなことだろう。

ちなみに、自分と逆の要素を補いたい場合は、自分のパートナーや友達に逆のタイプをもってくると、その人を見ているうちに少しづつ自分の劣等機能が目覚めてくると書いてある。

そう言えばこの前G子から来たメールに「最近T男が大勢で飲みに行ったり、道に困っている人に道を教えてあげるようになった。(前はそんな事しない人だったのに)私の影響みたい。」と書いてあった。

まさにこの場合、内向的なT男は、外向的なG子という恋人を経て、自分の劣等機能を高めていると言ったところなのか。なるほど、なるほど。。。

ダイバーシティ東京プラザを散策する

2013-06-02 | 車の練習
図書館で借りた本。

▲「街角のオジギビト」

工事現場で頭を下げている看板のキャラクターを集めた解説本だ。


こんな収集も楽しい。^^


さて、お台場は「ダイバーシティ東京プラザ」に行って来ました。
この前は夜、突如思い立って行ったため、レインボウブリッジとガンダムの写真だけ撮ってサッサと帰ってきてしまい、ゆっくり店内が見れなかったのです。

そしてとうとう今日は店内を散策してきました。

<そのおおまかな感想>
3~5階まで服屋(小物も含む)。
●H&M、FOREVER21、ZARA←値段もユニクロと大差ないような気がする。
もちろん、ユニクロもある。姪っ子を連れてきたら食いつきそうな若者向けの服がとても充実している。
ちなみにH&MとFOREVER21と言う店は私は初めてである。

2Fは
●フードコート(やはり私の知らない店ばかりだった)
雑貨系は、カルビー(ポテトチップの)店、フジテレビグッズの店、ハローキティーの店、ゆるキャラ専門店があった。(駐車料金が気になって中はよく見なかった。)
後で調べたら、キョロちゃん(森永の)の店もあったらしいが気がつかなかった。

●7Fにガンダムの店があったらしいけど、6Fのレストラン街を観たら、ここが一番上なのかと思ってしまい見ずに終る。

あまりに店がありすぎて、何もかも分からなくなり結局何も買わずに今日も帰る。
(何も買わずに帰る場合は5分ぐらい歩くが「潮風公園」の駐車場に止めた方が安いです。1時間300円。以降30分100円。)
今日も買わなかったので駐車料金400円だけ。正解だった。


※今日もこれからお風呂につかりながら、本日の復習(どこの道を通ってきたか、もっと近い道がなかったか等の検証)をしたい。

長すぎる話

2013-06-01 | 友人
G子から着歴があったので、メールを送った。

この数日真剣にG子のことを考えたのは、自分の気持が簡単にくつがえるとは思っていないけど、何が問題なのかを明確にしておけば、万が一「私の何が気に入らないのよ!」と言われた時に即答できるから。

まずその1。
職場やサークルのどうでもいい話が長すぎて終らない。

これはもしかしたら、私がもっと自分のことを打ち出して行けば必然的にG子の話す割合が減るのではないか?と考えて、私も負けずに(でもどうしたって負けるけど)、自分の事を話してみようと試みた。

例えばT男の話になったら、負けずに「私もこの前映画を観た」とか趣味のウォーキングの話題になったら「昔の歌謡曲借りて聴いてるんだ」と言う風に頑張ってみた。

するとどうだろう、G子は私の話には「私達映画はダメ」「私、歌あまり知らないの」と一蹴し、また延々と自分の話に持っていくことが判明した。
つまり彼女は私のコトには全く興味がないのである。「それに対して自分はこう思う」と言う感想しかない。

それならいい。
それだけならいい。
私だって、毎日忙しいし、人の事をいちいち考えてられないから、そこまでなら私だって同じである。

しかしそれならどうして、自分の事はあんなに延々と語れるのか、サッパリ分からない。
要するにG子のほしいのは、自分のモヤモヤしている気持、ストレスを聞いてくれる人、自分の成果をすごいねぇと聞いてくれる人、なのではないのだろうか。
今の私はそれに毎度毎度付き合って行くのが面倒くさいのだ。だから折り合わない。

そこで私は母が昔祖母を罵倒していた言葉「暑い暑いって、誰だって同じなんだよォ!」を思い出した。

G子の話を聞いていた頃は、「離婚したばかりで大変だから。」「T子ちゃんが浪人生でどんなに気をもんでるだろう。」と想像していたから、いつでも話を聞けていたのだろう。がんばってるね、すごいねぇと言えたのだろう。友達が少ない私にとっては、友達でいてくれるってこともありがたいことだったから、そうするのも当然だと思っていたのだろう。

しかし、今はもうちゃんと正社員にもなって、T子ちゃんは大学生活を有意義に過している。T男だって週末にはデートしている。

それでもG子は変わらず、ああでもないこうでもないと何でもかんでも言ってくる。
会社が潰れるかもしれないと言い、T男と今日は会えなくなったと言い、T子ちゃんはどれぐらい大学生活を満喫しているかを語る。(←私の息子は大学を辞めているのにも関わらず。そこはしょうがないかもだけど。)

「そんなの誰だって同じなんだよォ!」と私も言いたい。
いい加減そんなにペラペラしゃべるのを止めろォ!と私は言いたい。

自分の中で消化してくれよォ!

しかしそのまま言ってはまたまた、またまたケンカになってしまうので、私はグッとこらえる。
G子曰く「T男は相談には乗ってくれなくて怒るけど、M君がいるからいいや。。」とのことなので、一生懸命言葉を選びながら、「T男は相談されるのがイヤなのではなく、G子の細かい職場の話を聞き続けるのがちょっと大変なのかもしれないよね。。」等とおそるおそるメールを送ると、「そうみたい。T男は自分のこともあまり話さないから。」と書いてあり、ほれみたことか!と勝ち誇ったように次を読み進めていくと、「でもおとなしくしていると飽きられちゃかもしれないから、これ以上は考えないようにしている。」と書いてある。

考えてくれ!ぜひ考えてくれ、そこから先を・・・・。