きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

新しいタブレット

2013-10-08 | 今の会社
社長の新しいタブレットが机の上にドンと置かれていた。
ドコモから使えるようになっているはずなのだった。

「sake君、これ充電どうするの?」と言う。
私だって分からない。

私は電話で小さい声で「社長のタブレットはどうやって充電するんでしょう?箱に取説が入っていませんでしたか・・?」と尋ねると、「そこから始まるの?・・」みたいな暗黙の空気が流れ、「スマホの充電器でできるから」と返事が返ってきた。

「社長、何かスマホの充電器で充電できるみたいですよ」と私は言い、二人で必死で充電の穴を探す。
社長は「これか?」と蓋を開けるが、社長の充電器のケーブルと穴が合わないのだった。

「これじゃねーだろ」と言い、「どこなんだよ」と言い、も一度二人で穴を探すがやはり見当たらず、私はまたヒソヒソ電話で「穴が合いませんよ」と言うと「えぇ・・」みたいな空気が電話の向こうで感じられる。
その後、他の人のスマホの充電器を持ってきて、どうにかつながったが、一向に充電されている気配がなく、しょうがないのでドコモのお問い合わせセンターに相談したりして、やっと充電まで行き着く。

これで一安心と思ったのも束の間、またまた社長が「sake君、これネットにつながらない」とまたタブレットを持ってきて、「どうにかしてよ、パスワードとか適当に決めていいから」と業者と出かけてしまった。

残された私が頼るのはDocomoのお問い合わせセンターしかなく、またまた電話して「昨日登録していただいたタブレットがネットにつながらないんです」と言って、お姉さんの言われた通りにすると、どうやら「飛行機モード」になっていたらしい。それを解除するとヤフーのHPも見れた。

さて次は社長がやりたかった、朝日新聞をこれで見れるようにすることである。
私は自分のPCからそのサイトに飛んで、該当ページをプリントアウトして、ふんふんと読んだ。
どうもサイトに登録が必要らしく、自分のPCから社長の利用者登録をしている所に秀クンが帰ってきた。片手には「タブレットの使い方ABC」みたいなリーフレットを持っている。

「助けてやってくれと言われて来たよ」みたいなことを言い、「それからGメールアカウントを取るんだよ」と言う。
分からないまま秀クンの言われるようにGメールができるようにするけれど、メールのアルファベットを入れるだけでもスマホを使ってない私は一苦労ものである。秀クンはこうすると簡単だよ、と言って、スルッと指を滑らせると、タテヨコに
  k
 ↑
g←h→i
 ↓
  6  (例)
こんな画面が出てきて、「ここで横にすべらせるとその文字になるんだよ」みたいなことを言う。だが、これが不器用な私にはなかなかできたものではなく、あっ!とかうっ!とか言うので「普通に連打でも出てくるよ」と秀クンは言うが、携帯メールもろくにしてないので、普通の連打もできないのだった。

その時社長は帰ってくると「ネットにつながったのか」と喜んで、「今、新聞が読めるようにしてます」と二人で言いながら、どうにかできるようになって、タブレットのデスクトップに朝日新聞のショートカットを置くと、秀クンは「もう読めますよ」と社長の所に持って行った。

それから午後になると、またまた社長が「sake君、メールはどうやるの?」と言い出して、「SPメールって何ぞや?」と言う感じで、どうして良いかわからず秀クンを手招きして「どうすればいいの?」と言うと、秀クンは「さっきのGメールを使えばいいんだよ」等と言い、またまたGメールのショートカットを作って、これでメールのやり取りができますから、と言う。

社長は「オレも個人的にメールのやり取りがしたい」と言い出し、「それではこれから会社に届いたメールは、今まで通りプリントアウトして机に置いておきますか?それとも、タブレットに転送しますか?」と私と秀クンが尋ねると、「もうこっちに送ってくれればいいよ」と言う。
そして、オレの名刺にこのGメールアドレスも入れておいてくれ、と言う。


本来なら、これで私の業務はだいぶ楽になるはずである。
楽になるはずなのだが、私は一向に楽になる予感がしない。むしろ、悪い予感が走るのは気のせいだろうか。

少なくても名刺に社長のメアドを載せるには、もう少し時間を置いて利用状況を確認してからでも良いのではなかろうか。

しかし、ここに来ていかに世の中に取り残されているのかがよく分かった。
ひらがなやアルファベットがあんな風に東西南北みたいにして選ぶものだったとは全然知らなかった。

みんな、会社のお金でスマホやタブレットの勉強ができて羨ましい限りである。

OROのコーヒー

2013-10-08 | 今の会社
休み明けは忙しい。

事務所に入ると、土曜にきたFAXやプリントが机に何枚もあり、打たなければならない見積、請求書を作ってくれと言う指示、それから銀行の支払伝票。

いったいどれから片付けようかと思ったら電話が鳴り、会計事務所からだ。
先月、私が源泉を誤って10万以上も払いすぎてしまい、どうすれば良いか尋ねた回答。(もちろん社長にはナイショで。)

そろそろコーヒーが沸いたかな・・と思ってお茶場をあけたら、なんとまぁ、ちゃんとデカンタをセットしてなかったので、沸いたコーヒーが全部あふれて床に流れだしている。
クゥーーーとうなりながら、床をタオルで拭いているうちに、どういうわけかこのタイミングで客が現れた。

私は慌てて、またデカンタをセットしてコーヒーを沸かす。
しかし、このコーヒーメーカーは時間が掛かるのだ。もう全部落ちるまで待ちきれずに、落ちてきたコーヒーをどんどんコップに注いで出すことにした。

その頃、社長が通販で注文した「タブレット」と言う代物が届き、「sake君、これで朝日新聞読めるようにして。」と言うが、私はタブレットもアイホンも、ドコモもそこらの事はサッパリ分からない。タブレットって、そもそも何?!
とりあえずそれは他の人にお願いして、銀行に行くことにした。
そして銀行から戻ると、まずは今の出し入れ、帳簿をつけることにした。こうして午前中は終わった。

そして午後になり、やっと机のFAXやプリントを片付け始める。
するとOROがやってきた。ムーミンのような体型に、まぶしいほど明るい若葉色のTシャツを着ていた。いつもノーテンキで明るいのは良いが、私の事をオバサン扱いするろくでもない男である。しかも都合が悪いと電話に出ないことで有名な男でもある。

こいつが本来忙しいであろうはずなのに、秀クンに話しかけ、相変わらずノーテンキにペラペラやっていた。
しばらく話をしているので、お茶でも出してやるかと思い、お茶場に行ってみると、目にうつるのは朝、客のために慌てて沸かして注いだコーヒーの残りである。最初の濃いコーヒーを客に出してしまったので、今デカンタに残っているのは、最後の出がらしみたいな液体部分である。

OROならこれでいいか、と思い、コップに大きな氷を二個入れて、その上からその(もうとっくに冷めてしまった)常温の出がらしコーヒーを注いだ。
ちょっと色合いが薄いような気もしたが、OROはコーヒーの苦味が苦手で、シロップもミルクも人一倍入れて飲むような奴なのである。これぐらいでも丁度いいだろうと思って、それで出した。

そして喜んで飲むかと思いきや、OROはコップの中身をじーっと見つめ、「sakeさん、これ薄すぎじゃないの?」と言い、これコーヒーじゃないでしょ紅茶に見える、と言う。
「いや、紛れもなくコーヒーなんですけど、やっぱり薄いですか。」と言うと、おかしいよこの色、と言い、何これ、とコバカにし、「これ、あれだよ、三角コーナーの下から出てくる水の色みたい」とまで言う。

なんて失礼な・・と思う反面、あながち間違いでもないような気がして、「それじゃ、紅茶いれてきますよ」と言うと、もういいよ!とOROは言い、いつものようにシロップとミルクを入れ、グイと飲んで、「シロップすい!」とでかい声で言う。

でも私もこの時点ではとても忙しかったので、相手にせず、仕事に取り掛かることにした。
OROはしばらく秀クンにペラペラ話しかけていたが、やがて帰って行った。

シロップ水がカラになったコップを見て、「次回はおいしいコーヒーを入れよう」と何気に誓う。



父の採血

2013-10-07 | 父の記録と母の思い出
父の病院では、これから採血をする所だと言う。

カーテンの向こうで採血が終わるのを待っていると、父の「いたいです、いたいです」「もうやめてください」と言う声が何度も聞こえてくる。(血管を選ぶのも血を採るのも大変なのだと思う。)

父の部屋は二人部屋で、その間、私はもう1人のお年寄りのベッドの脇に立っていた。そこにはそのおじいさんの元気だった頃の写真や家族の写真がたくさん飾られている。
孫を抱き上げている写真。
孫と並んで撮っている写真。
大好きだったのだろう、山登りの写真。

ここのおじいさんは、この写真を毎朝見て起きているのだろうか。
そして家族の事を思い出しているのだろうか。

父もこんな元気な頃があったなぁと思うと、それだけで涙が出てきてしまう。
お孫さんの写真はkekeの小さい頃も思い出す。
困ったものだ。
箸が転げても笑う年頃と聞くけど、箸が転げても涙が出てくる。

父は終わっても顔をしかめたまま目をつぶっている。
足の傷からバイキンが入ってしまい、今は抗生物質の点滴も必要なようだ。
父の足はこんなに細くなってしまった。
もう二度と体重を支えることはないだろう。
 
今日は最初から最後まで昼食につきあった。
一時期ほんとに口を開かず、食べさせるのが容易でなかった時期があったのだが、ここ数週間は口をあけるようになった。但し、お茶や汁物(両方ともとろみがついている)を交互に食べさせないと口をあけない。

それでもほとんど食べさせることができたが、もうあと少しの所で眠ってしまって、口を開けなくなってしまった。食事が進まなくなってもゼリーなら食べるだろうと思って、好きなゼリーを残しておいたのに、それを半分も食べないまま眠ってしまった。

でも、だいたい食べたので帰ることにした。
車に乗ってしばらくしてから、自分のカーディガンを車椅子に掛けたまま置いてきたのを思い出し、また引き返した。

父の食事はもう片付けられていた。
だいたい食べ終わっていたから当然と言えば当然なのだけど、残りのゼリー、もうちょっと待って食べさせてあげたらよかったのかな。

でももう父は「sakeだよ」と言っても天井を見たまま振り向くことも無いし、ゼリーもたぶん分かってないのかもしれない。そんな姿を見るたびに、「自分はここまでになったら、無理に生きてなくても」と思うのだが、これはこれで両親を見つめる大切な時間のような気もする。

今になって、自分が大切にされていたことを素直に受け止められるようになったのだ。

代車はサニー

2013-10-06 | 車の練習
モコの1年点検の日だ。

ニッサンのN浦さんは「最近気になる事がありますか?」といつものように訊くので、「車は何事もなく快適です。ただ・・・・」と私は言い、「どうして私の点検の日はいつも雨が降るのでしょうね、それもどしゃ降りですよ。毎回洗車を楽しみにしているのに。」と言うと、N浦さんはお笑い芸人のようにひっくり返りそうになりながら、「sakeさん・・・たぶんこの9月10月シーズンの問題ですよ」と言う。
 
そして、今度の代車はサニーと言う車だ。
見た感じ年季が入ってる感があるが、いかにも「普通車」と言う大きさで、これはこれで興味をそそられる。

N浦さんは「エンジンはこうしてかけます」とキーを挿してくれて、そしてサイドミラーを変えるにはここを動かします、と教えてくれた上に「途中で何か分からないことが出てきましたら、電話をください。」と言う。
ふむふむ、と私は聞き、これはMDが聴けるんですね!と挿入口を示すと、N浦さんは「これはカセットなんですよ。」と言う。

カセット!!
今までカセットがかけられる車に乗ったことがなかったので、何て画期的なんだろう!
と、私は思ったが、カセットテープなんて持ってなかったし、家に取りに帰るほどのことでもなかったか。ザンネン。

そしてさっそく父の病院に走らせる。
やはり普通車はアクセルもなめらかで、気がつくと50キロ、当たり前に60キロを出してしまう。なのにまったくスピードを出してる感(揺れ等)がなく快適だ。

そして病院の駐車場につき、慣れない手つきでしどろもどろと携帯メールをしばらく打っていると、ある男がこちらに近づいてきた。ちょっと大柄な男で年齢は私より若干若いぐらい(だと思われる)。たびたびお見かけするので病院関係者だと思われるが、服装的に先生でも看護士さんでもなさそうだ。

その大柄の男は間違いなく、私の車にまっすぐに歩いてきている。
えっ? はっ?
私、何か悪い事してましたっけ?
たしかに携帯メールはもうしばらくここでかれこれ打っておりますが、私、無関係にここに停めているのではなくて、これから父のお見舞いに行こうとしていて、ちょっとその前にメールを打っているだけなんですよ。

・・・みたいな言い訳を頭でグルグル考えながら、近づく男を構えるように見ていると、男は車の前に立ち、「ライト。」と一言言い残し、去って行った。


・・・・・・・。

そうなのだ。モコはいつもライトを「オート」にしているので、私はつけたライトを消す習慣がなかったのだ。慌てて「すみません、ありがとうございます。」と言ったが、行ってしまった彼に聞えていたかどうか定かではない。

その後も車から出ようとドアを開けるとすごいブザー音が鳴ったり(ライトの消し忘れで鳴るようだ)、乗ろうとドアを開けて座ったとたんに、何度も何度もクラクションが勝手に鳴ったり(理由は分からず。エンジンを掛けると止まった)いろんな現象が次々起きる。
鍵穴にキーを挿してドアを開けるという習慣がないので、助手席から荷物を出そうとしてもドアが開かなくて雨に濡れる、いつもは軽なので、窓を開けて顔を出して右ラインだけ見て駐車をするのだが、普通車なので左側もぶつからないように気をつけてハラハラ駐車する、などなど。

最後のとどめは、帰り道、やたら眠くて眠くてたまらない。
最近、こういうことが珍しくなく、けっこうあることなので、頑張って走っていたが、ハッ!と気づいたときは明らかに左寄りに車が位置していて、これこそまさに「居眠り運転」と言うものだと知った。
 
認めたくないが、前を走っていたはずの軽が、わざとらしく私の後方に回り、それもすごい距離を離して乗っているのをバックミラーで知った時、これはまぎれもなくやばかったのだと分かった。

まったくどうしたことだろう。
車に乗り始めた4年前、音楽もいっさいかけず、常に窓を小さく開け、走る車のエンジン音で周囲の状況を感知していたこの私。(ミラーを見る習慣があまりなかったからだが。)
「居眠り運転なんて、どこまで気が緩んだ迷惑バカか」と思っていたが、その迷惑バカに成り下がってしまった。

他はともかく車に関しては、最高レベルでご先祖様に守られているのを今日も実感する。これまで何度となく危ない場面がたくさんあったが、奇跡的に事故にはならなかった。そして今日も本当に助かった。

単に良かったで終らせずに、次は二度とこのようなことがないようにしたい。
これから眠くなったらコンビニに立ち寄って何か買うことにしよう。

死んでわびたい

2013-10-05 | 日記
kekeの部屋から音楽やゲームの音が聞こえてくると胸がいたくなる。

社会人ではないし、学生とも言い難い。
新聞だったら、たぶん「無職」である。

いつまでこのままなのか。
「死んでわびたい」と言う言葉が浮かぶ。

でも、誰に何を?
10年後の私だったら、何て言う?


そんな風に考えて、10年前の私に、今の私は何て言うだろう。
あの頃はkekeは中学2年で、野球部に入って、朝練もしてたっけ。

私が初めて会社の飲み会に出たのはその年だった。
それまでは必死で早く帰ってきた。
何があっても、kekeを置いてどこかに行くことなんてありえなかった。

あの頃の私に今の私は何て言うだろう。
「よくやってるね。がんばってるね。」

でもそれ以上のことは何も言ってあげられない10年後の今。

 
死んでわびたい。


kekeがよく言っていた「死んでしまいたい」と言うのは、たぶん、きっとこの
死んでわびたい、ではなかったのか。

自分なんて、いなくなってしまえばいいと。
 
いったい、誰に私達はおびえて生きているんだろう。
まだ、誰にも迷惑をかけてはいないのに。
 
ただ働いていないと言うだけなのに。

カマキリだってエサが取れなければ死ぬ。
でも、ただ死ぬだけで、何も言われない。
命は尊重される。
 
どうして私は、その言葉におびえて暮らさなくてはいけないのだろう。
働けるうちは働いて
食べられなくなったら、死んでしまえばよいだけなのに。

どうして、責められなければならないのか。

そう思った時、自然に「死んでわびたい」と言う言葉が浮かんでくる。

悲しいお知らせ

2013-10-04 | 息子keke
kekeが弁当を残さず食べてくる。
画期的だ。
 
この前はホーレンソウの胡麻和えを入れてみた。
食べて来た。
「おいしかった?」と尋ねると「まあ」なんて言う。

昨日はホーレンソーとベーコンを炒めて入れてみた。
それも食べて来た。

白菜のつけもの(市販品)も入れてみた。
「おいしかった?」と尋ねると、あれはどこで売っていたのか?と言う。

ひと昔前は、白菜のつけものも、あんな小さいパックなんて無かった気がする。
しばらくお休みしているうちに、弁当作りも便利になった気がする。
 

ここで残念なお知らせ。
私とkekeが大好きだったバラ焼きのたれがスーパーの棚から消えた。

大手メーカーのものではないから、そのうち無くなるような気がして、他の店でもちょこちょこ探していたのだけど、代わりが見つからないうちに無くなってしまった。こんなことだったら、3本ぐらいまとめて買っておけば良かった。
砂糖やしょうゆ、それからニンニク、あと何が入っているのだろうと思って、材料の欄を見てみると、他に赤ワインやコチュジャンと書いてある。
今度だましだまし作ってみるのも良いかもしれない、あの味にはならないかもしれないけれど。


そして、今日は時間がなかったので、最後の1回分、あのバラ焼きのたれで、バラ焼きを作る。
バラ肉を弱火で焼きながら、玉ねぎをスライスして、その上から乗せて火を通す。
そして、タレをからませて、できあがり。


・・・・そして、お皿にうつそうとしたら、何てことだろう。
うっかり手元を誤り、フライパンをそのまま地面に落してしまったのだ。
そして、最後の1回のバラ焼きはそのままひっくりかえってしまった。
(その瞬間は、まるで映画のワンシーンのようにスローモーションであった。)


うぅ。。。。。(T_T)

私は反射的に床に散らばったバラ焼きをかき集め、フライパンに乗せようかどうか迷っているところにkekeがやってきて、「これ最後の1回。まだ食べられるかしら。」と言うと、「無理でしょう」と言い、「今日は弁当いらない」と言って出て行った。

昨日の夜、珍しくきんぴらごぼうも作って、ホーレンソウの胡麻和えも用意してあったのに。。。。
自分が食べる分ならと思ったが、落ちどころが悪かった。
台所でも隅っこの、いかにも埃がたまってそうな辺りだったのだ。何となく今日はあきらめた。
残りのご飯をチャーハンにして、自分の弁当箱につめた。


そして、カバンに入れて会社に行こうとした時に、訳の分からないコンビニ袋があるので、「何が入っているのだろう?」と開けてみると、昨日お昼に食べるはずだった、見切りのハムサンドである。
ちゃんとカバンに入っていたのに、家に忘れたと思いこんでいてそのまま放置していたのだ。

丸一日常温の元でもうあかんかも・・と思いながらも、臭いをかぎつつ半分食べてみた。
まだ今の所はお腹に支障はない。


そんなこんなで、会社にやってきた。(常温放置のサンドイッチももったいなくて持ってきてしまった。)
今、財布を丸ごと忘れて来たことに気がついた。

何やってるんだろう、私。

ピンクの手帳

2013-10-03 | 日記
今日は社長も専務もいなくて、ヒマ!\(^O^)/

♪空は晴れたし、ホイおばQ
  悩みも消えたし、ホイおばQ♪ (←昔聴いた「オバQ音頭」と言う歌の歌詞。)

たまにこういう日があってもいいよね。(^O^)v


そして、今日紹介したいものは。。。ジャン!

     ↑
今年はついに、買ってみた手帳です。^^
「ふんわりまろやか」の気分になれるようにピンクを選んでみました。

いやぁ、去年は迷いに迷って、ついに買わずにいた手帳ですが、今年は買ってしまいました。

私としたことがプライベートの予定がダブルブッキングしてしまって^^;
ついに手帳を買うことにしたのです。


モコちゃんの定期点検の代車が取れる日をきいて予約入れたら、歯医者の診察時間と重なってしまっただけなんですけどね、あまりにプライベートで予定がないものだから、全部会社の卓上カレンダーに書いていたんだけど、家にいたから分からなかったのでした。^^;

最近の私って忙しいじゃないのさ、と言うことにして手帳を買いに行ったのです。

よくよく考えてみたら、病院通いが増えただけっていう気もしないでもないですが、これからはこう言うことがないようにしなきゃ♪ほほっ。


余白がもったいないから、現在次から次へと思い当たることを手帳に書いています。
「案外私って、忙しいじゃん~」と思ってしみじみよく眺めてみると、みんな他人の予定だったりします。
(全然関係ない消防検査とかも書いちゃってます。^^)

来年はこの手帳に素敵な予定がいっぱい埋まりますように。←ガラにもなく
(今日はピンクの手帳のノリでお送りしました。)

ショパン ノクターンOP.9-2

2013-10-02 | 歌謡曲・カラオケ
ピアノは2ヶ月前から触れる日は触るようにしている。

まだきれいには弾けてない「炎のたからもの」と最近始めたのは、ショパンのノクターンOP.9-2だ。

ショパンのノクターンではもっとも有名な曲。
浅田真央ちゃんがエントリーしていたので、クラッシックを聴かない人もメロディーは知っているのではなかろうか。

この曲は、たしか中3か高校生になった頃だと思う。
友達が弾いていたのを聴いて、先生に自分から弾きたい!と言った曲だ。

だがしかし、自分で「やりたい」と言ったにも関わらず、私は相変わらず、太田裕美やユーミンばかり家で弾いていて、練習もろくにせず、いつも先生の所でぶっつけ本番、しどろもどろ。
たぶん仕上がるまでに相当(半年とか)掛かっているのではなかろうか。

それでも弾けるようになったら楽しくて、家で毎日弾いていた曲の1つだ。
もうすっかり忘れてしまっているかも・・と思っていたけれど、もう少し練習すれば元ぐらいまでは戻せそう。
最後のトリフは相変わらず下手くそだけど。


今こうして20年以上も経って振り返ると、家族もよく飽きずに毎日同じ曲を聴かされていたと思う。毎日毎日弾いているのだから、いい加減うるさかっただろうに、両親も妹も何も言わなかった。
こうして弾いていると、いろんな人に支えられていたのだなぁ、なんてぼんやり思う。

母は「子供達にピアノを習わせたのは、悲しい時に気を紛らわすことができるから」と言っていたっけ。当時は「ふーん」と思っていたけれど、今、自分が親の立場に立ってみるとすごいことだなぁと思う。

私は一度として、kekeに「悲しいことがあったら○○でまぎらわすように」なんて考えたことがあっただろうか。

幼稚園でできるだけママ母づきあいをしたのも、「kekeが社交性が身につくように」。
少年野球をやらせてみたのも、「私が運動神経が悪いから、子供はそうならないように」。
辞めてしまった大学も「就職に困らないような方向で」。

いつもいっつも、合理的なことばかり。
今まで私は一度でも「kekeが悲しいことがあったら」なんて考えたことがなかった。


そんなことを思うと、いろいろはあったけど、母は偉大な人だったんだなァなんて改めて思う。

今になって思ってるよ、お母さん。


それから今度挑戦したい曲は二つあって、1つはJUJUのアルバムで聴いた「take five」と言うジャズの曲。
もう1つはジブリの映画の中の曲「人生のメリーゴーランド」。

今、楽譜屋さんに行っては、楽譜をみつくろっているところだ。
ヤマハのプリント楽譜と言うサイトもあって、こちらの楽譜も見てみようと思っている。

新曲二つは同時にはできないから、とりあえずtake fiveから探してみようと思ってる。

デパートでファンデーションを買う

2013-10-01 | 女だから思ったこと
お友達からおみやげでいただいた某ファンデーションは毛穴が目立たないような気がしたので、なくなった今、それを買ってみようと思った。
そして1年前にもらったデパート商品券(1年間目を楽しませてもらった)を取り出し、デパートに行くことにした。

「50歳、おしゃれ元年。」(地曳いく子さん)の本を読むと、「ショッピングの前にはまず化粧品売り場でメイクをしてもらいましょう、そして自信あるメイクで似合う服を選びましょう(ただしメイクしてもらったら1品は買うこと)」と書いてあり、ファンデーションを買おうとしている私は今まさに、メイクをしてもらえるチャンスだと思った。

慣れないデパートの化粧品売り場で、うろうろしていると、さっそく売り場のお姉さんが寄ってくる。
そして私はファンデーションを買いにきたんです、と言い、メイクも教えてほしいんです、と年甲斐もなく言うと、お姉さんも「どうぞどうぞ」と言う感じである。

「お客様はお肌の悩みはありますか?」
「そうですね、男ばかりの職場ですので、化粧直しをする習慣がなくて、午後になるとメークはしてるんだかしてないんだか、分からないほど落ちてます。」
「それでは今日は長時間でも崩れないメークをしてみますね。」

そして早速顔を出すと肌チェック、「お客様はほおは水分が不足していて、Tゾーンと鼻周りは油分が出てきてますね。」等と言われ、メイク落としを塗られ、角質も落とす化粧品、それから乳液、何とかの美容液・・・・
次々と塗っては目の前にボトルが並べられ、下地クリームはまだこれからである。

値段を聞くと、どれも4,000円、5,000円と言った高額な化粧品ばかり。
それが紫、黄色、緑・・・と数えると8本も目の前に並んでいる。
そしてやっとこれから下地クリームを塗って、やっとファンデーション。

この目の前にある8本のボトルを見ながら、「世界が平和になることはこの先なかろう」と考えた。
世界には食うに困る人もいれば、この8本のボトルを自分のお顔を整えるためだけに買う人もいるのだから。。。

しかし、食うに困ってる人からみたら、8本のボトルを買う人も、ファンデーションに4,200円を出す私も、目くそ鼻くそなのだろう。そうだ、私は世界の貧しい人なんかより、自分の顔の毛穴の方が大切なのである。はっきり言ってそうなのである。
まざまざとそれを思い知った。
 
この年になって、いったい化粧が何なのだろう。
エコバックみたいに「もう無駄な化粧はやめましょう」みたいな風潮が流れたら、私はまっさきにそっちに飛びつきたい。が、化粧をしない女を「エコで素晴らしい」なんて思う男がいるだろうか。「身だしなみすらできない女」と言うレッテルを貼られるだけ。

美容店員のお姉ちゃんは、「それではここで使わせていただいた化粧品をもう一度説明させていただきますぅ」と10品だか11品だか並んでいる化粧品を端から説明する。
「ここで気になったり、使ってみたい化粧品はありますか?」と言うので、私は「いや、最初からファンデーションを買いに来たので、ファンデーションで。」と言うと苦笑しつつ、袋に化粧水と乳液のサンプル品も入れてくれた。

そうか!化粧サービスは、他に何か買わせるためのサービスだったのか、と気がついたが、今は客だ。
お姉ちゃんは丁寧に店の外まで見送ってくれた。


私は車を走らせて、信号待ちで頭の上にあるミラーをパカッと開ける。
やっぱりいつものオバサン顔がここにあるだけ。(長持ちはするだろうが。)
そりゃそうだ、おおもとがこれだもの。

私はまた車を走らせた。