八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

小沢民主党幹事長、不起訴の方向へ

2010年02月03日 23時18分00秒 | 管理人のこと、雑感

まだ決定の話ではありませんが、小沢民主党幹事長の政治資金管理団体「陸山会」の不正経理問題に関して逮捕されている石川衆議院議員の拘留期限が明日で切れることから、石川議員の起訴と同時に、小沢氏の起訴が注目されていましたが、報道によれば、小沢氏については不起訴の方向とのことです。

 

つまり、起訴し公判を維持できるだけの証拠を掴むことが出来なかったということです。前から書いているように、小沢氏に管理責任を含む責任がないかと言えばそんなことはまったくないと思いますが、前々から本人が「刑事責任を問われるようなことはしていない」と言っていたようになったということです。昨年の西松建設の違法献金事件も小沢氏をターゲットとしながら、秘書を起訴するだけに終わり、玄人筋からも筋が悪いと酷評されましたが、今回の事件も政権与党の最大の実力者を二回も聴取し、政権支持率に大いなる影響を与える騒動を巻き起こした挙句、結局不起訴という結果は、検察の敗北ということだけではなく、国政への影響を与えたという点で責任重大です。つまり、どこまでの確信をもってこの捜査に着手したのかが問われます。本当に起訴できるという心証をもって捜査に臨んだのか、叩けばボロが出るという程度で捜査に入ったのか、どちらなのかです。報道から伺える捜査過程を見る限り、確信をもって捜査に臨んだとは到底思えません。検察も表立っては何も言わないでしょうが、内部的には猛省すべきでしょう。

 

一方、小沢幹事長は、頭のいい人ですし、過去に田中角栄、金丸信という二人の師匠が検挙された経験から、何が罪に問われるのかは十分に熟知していたでしょうから、今回は相当の自信をもって検察に対峙していたのではないかと想像されます。たとえば、政治資金の不記載の問題なども、管理責任はありますが、最初から秘書との間で報告・相談は不要というような取り決めをしていたのかもしれません。どんなに堅い絆で結ばれた秘書といえども、厳しい捜査で本当のことを言ってしまうかもしれません。しかし、本当に報告していなければ、嘘を言わなくてもいいわけです。管理者としての責任としてどうなのかと思いますが、これなら法的なガードとしては完璧です。

 

実際のところがどうなのかは分かりませんが、この報道通りなら、これで鳩山首相、小沢幹事長のお金の問題については、ひと段落つくことになります。そして、夏の参議院選挙に向けての戦いが始まることになりますが、支持率は下げても、自民党の存在感の低下を考えると、民主党が過半数を制することは揺るがないでしょう。その後に民主党が、どのような党になっていくのか、自民党が本当の総括が出来るのかが、その後の焦点になってくるのではないかと思います。

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守るべき伝統と改革すべき因習

2010年02月03日 22時11分58秒 | スポーツ

日本相撲協会とは、文科省所管の財団法人です。大相撲の興行、指導・普及、相撲の伝統文化を守ることを目的に設立されたそうです。財団法人の経営・運営状況がきちんとチェックされていないのは、日本漢字能力検定協会の私物化経営の実態を見ても明らかです。相撲の伝統を守るのは結構ですが、改革すべき因習も多いことは明らかです。これまでもシゴキでの力士暴行死事件、大麻事件、横綱朝青龍のさまざまな問題など、数々の問題が起きるたび改革の必要性が叫ばれてきましたが、今回の理事選挙を見ていると、まったく体質が変わっていないことが明らかになりました。

 

まず、選挙制度があるにもかかわらず、一門による調整で無投票当選を前提としてきたことです。今回、貴乃花親方とそれを支持する親方衆が一門を破門されるという事態になりましたが、そもそも、現在何の公的な背景もない一門が公的な選挙制度に介入していることがおかしなことです。相撲界の関係者は当たり前のように一門の結束などと語っていますが、世間の常識とまったくずれています。世間の常識は、年齢や過去の実績にかかわらず、協会理事として業績をあげられる人を選ぶ選挙制度を活用すべきというものです。一門別、年齢別に理事を選んできた結果が、不祥事続きの現在なわけですから。

 

次に、この理事選挙の前提になっている年寄名跡もおかしな制度です。元々の意味合いはあるのでしょうが、いまだに105の年寄名跡(親方株)を持っていないと親方になれないという制度は摩訶不思議です。しかも、この年寄名跡が資産化して億単位の金で売買されていたことが以前問題化しましたが、小手先の見直ししかされていません。監督・コーチの資格にあたる年寄名跡が売買されるというのも、時代錯誤もはなはだしいですね。もっと実力主義の開かれた制度をとるべきでしょうね。

 

そして、この年寄株と関連する部屋制度も良い面はあるでしょうが、改革が必要でしょうね。同部屋同士の対戦がないというスポーツとしての側面にも問題がありますが、暴行死事件に象徴されるように、閉鎖的環境での上下関係など選手育成の問題や、部屋ごとにスカウトする現在の新人発掘制度も限界があるような気がします。

 

ほかにも、巡業制度、横綱審議会、お茶屋制度などの在り方なども議論が必要でしょう。こうした諸々の問題に、今回理事に当選した貴乃花親方だけで改革にあたれるかと言えば難しいのが実態でしょう。しかし、たった一人とはいえ、相撲界に風穴をあけた意味はあると思います。注目度の高い貴乃花親方の言動は、否が応でも世間の注目を浴び、いかに封建的な相撲協会といえども世論の影響を受けるでしょうから。

 

今回の投票でも、公平性を保つために改革と呼ぶにはあまりに当たり前な取り組みをしましたが、各一門の意に沿わない結果が出ると早速「犯人探し」をし、そこれ安治川親方が名乗り出て、潔く退職の意向を示すと、今度は一門が退職させたと思われるので、退職はさせない意向との報道がなされましたまったくもって、あきれ果てたものです。しかし、それもこれも、世論の声を気にすればこそです。貴乃花親方の理事当選で、理事会内が満場一致ではない議論が増えれば、今後そうした世論の動向を気にせざるを得ない状況がもっと出てくるでしょうし、それは良いことです。

 

角界は極端な例ですが、野球界もまだまだ改革すべき点は多々あります。同じスポーツですが、ライバル関係にもあります。どこかが人気が出れば、どこかが衰退します。お互いに切磋琢磨し、よりよいスポーツ界を作ってほしいものです。

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野球三昧もほどほどが必要か…

2010年02月03日 16時43分01秒 | 管理人のこと、雑感

ある大手マスメディアサイトの掲示板には面白い投稿が多く(いろんな人がいるんだなあという意味で)、たまに目を通しますが、投稿する人が大抵非常識な相談(質問)をして、多くの人から叩かれるという図式が一般的です。叩いている人たちの言っていることはもっともなことが多いのですが、それにしても、そんな言い方でそこまで言わなくてもという表現も多く、こうした匿名性の高いメディアの怖さを感じます。

 

話が横道にそれましたが、その掲示板に「野球三昧の夫を遠く感じる」というトピックスがありました。内容は「少年野球の指導者をしている夫に、もっと家族(妻と野球をやっていない娘三人)のことも考えてほしい」というものですが、状況をややこしくしているのは、以前夫の実家近くに住んでいたが、妻がその土地や実家になじめず、夫に大好きだった仕事を転職してもらい、現在は妻の実家近くに移り住んでいるということです。

 

結果、

夫の居場所が野球しかなかったのではないか

夫に転職までさせておいて、夫の生きがいまで取り上げるのか

夫に打ち込むものがあるのことに嫉妬しているのでは

という批判(またはアドバイス)のレスポンスが多くある一方、

 

同じ立場(夫が少年野球の監督・コーチ)の人からは、

うちも同じです監督を降りないと離婚と告げている…

他人の子どもを見るのに土日をすべて使い、自分の子どもは父親と遊んだこともない

ATMと割り切っている機能しなくなったら捨てるだけ

と擁護する(怖い)意見もありさまざまです。

 

そのほか、

少年野球の指導者なんて自分で勝手に名乗り出て指導しているだけで、

何の責任もなく、子どもの中で絶対君主になって気持ちがいいだけ

という独善的意見を言う人に対して、

少年野球をしている子を持つ人や指導者から

自分で名乗り出てやっているだけではないし、責任がないなんてことはまったくない

と反論があったりして、結局この手の掲示板で、何か議論が収斂して、結論が出ることはありません。

 

結果、トピ主が行き着いた感想は「実際にその立場にならなければ、その気持ちを理解するのは難しい」というものでした。それはそうでしょう。毎日顔を突き合わす人間のことだって、分からないのに、ネット上の短い書き込みの中だけで分かったようにいろいろ意見を言われても、受け入れるのは難しいでしょうね。よくよくトピ主の発言を読んでいると、夫はどこまでもポジティブで前向き、悪気もなく、まっすぐで正論の人とのことです。少年野球の監督としては、非常に好ましい人物像です。しかし、家のことは何もしないが子煩悩で、家族のことも気にかけていると自分では思っているが、実は家族の気持ちに全然気づいていないことにトピ主はいら立っているように私には見えました

 

つまり、少年野球が問題なのではなく、人間関係の最大の問題である「相手の立場に立って考えられない(が、自分の立場は主張している)」ということに行き着くような気がします。野球を休んでどこかに出かけたって気持ちが通じてなければ、お互いに満足しないような気もしますし。逆に、どんなに仕事が忙しくても、少年野球に打ち込んでいようと、円満な家庭は円満なのだろうと思います。

 

我が家の場合は、倅が散ドラに入団した直後に3つ上の娘は中学生になり、部活中心の生活になりましたので、幸い他の兄弟を犠牲にすることもなかったです。中学生の娘もたまに「家族で出かけられなくなった」と言っていたようですが、倅が散ドラに入るまでは、遊びや習い事など娘中心で動き、倅もそれに付きあわせていましたから、ちょうど辻褄があった感じです。そして、幸か不幸か、休みが土日ではなく、平日と日曜なので、最低でも一日は家庭のことに充てられます。しかし、この掲示板を読んで自戒とは少し違いますが、怖いなあとも思いましたし、十分に注意しようとも思いました。もちろん、野球を控えるということではなく、カミさんや家族とのコミュニケーションをしっかりとろうということです。

 

しかし、私のような何ちゃってコーチはともかく、監督をしている人の大半は、頼まれて引き受け、真面目に責任感をもってやっている方々ばかりです。子ども相手に絶対君主になっているような人も中にはいるかもしれませんが、多くの人は違います。たぶん全くの門外漢なのでしょうが、そんな風に思っている人がいるのは残念ですね。

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雪景色

2010年02月03日 10時41分34秒 | 管理人のこと、雑感

一昨日から昨日の朝にかけて、この冬はじめての本格的な雪となりましたが、明け方にはやんでいたので、出勤する頃には溶け始め、都心では一日ですっかりなくなりました。しかし、八王子では天気はよかったものの、気温が上がらなかったせいか、日陰になっているところは溶けきらない雪から流れ出た水が凍ったりして、今朝は道路がところどころツルツルでした。

 

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8時頃から走りに高尾方面に走りに出ましたが、ご覧の通り、高尾山もまだ雪景色です。

 

 

 

 

 

 

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両界橋(中央本線下)から見た南浅川。何かこの場所だけ妙に風情があり、右手の建物は今はやっていないようですが、前は旅館だったようです。

 

 

 

 

 

 

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裏高尾方面と中央高速道。

 

 

 

 

 

 

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京王線・高尾山口駅の少し手前で日本橋から52kmの表示(遠い!)。

 

 

 

 

 

 

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京王高尾線・高尾山口駅です。この辺で我が家から5kmくらいです。いつもここで折り返し。

 

 

 

 

 

 

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町田街道入口交差点から浅川に入り、陵南公園方面を望む。

 

 

 

 

 

 

と、この辺で左足ももに違和感が…。前々から股関節に少し違和感があったのですが、そのせいなのか、暫く走っていなかったせいなのか、寒さのせいなのか、少し道が悪いのを気にして変な走りになっていたのか、いずれにしても左足ももに鈍い痛みを感じ、スピードが出ません。まるで先日の大阪国際女子マラソンの赤羽選手のようです(言いすぎですね…)。今日は20kmくらい走ろうと思っていたのですが、諦めて超スローペースで家まで戻りました。キャンプ出足で故障してしまった選手の心境です。今後がやや心配です。

 

今日のジョグ

 9.9km  1時間02分35秒

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