八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

個性か、身だしなみか…

2010年02月12日 23時59分00秒 | スポーツ

スノーボードの国母選手の服装問題が波紋を広げています。服装の乱れにより、入村式の参加を自粛させられ、謝罪会見でも反省が見られない態度で批判を浴びました。スノーボードは、純粋なスポーツとしてというより、若者文化の延長線上にあるので、スノボの世界では特別な格好ではないのでしょうし、本人は実際「何で謝罪しなければならないの?」なのだろうと思います。

 

おじさんの私としては、腰パンやネクタイを緩めた今時の高校生ファッションもまったく感心しませんが、そこらにいる若者や高校生を捕まえて説教しても仕方がないと思います。スノーボード選手が普段のW杯などで思い思いのファッションで登場するのも結構だと思います。それは同じ価値観を共有する人たちが集まる場だからです。

 

しかし、オリンピック代表として参加する時には、そういうローカルなコミュニティの価値観は通じません。お仕着せの同じ制服を着るのはイマイチだと思いますが、少なくとも老若男女が見ておかしいと思わないようなTPOを弁えた服装をすることが大人のマナーだと思います。ファッションもスノボの一部ということなのでしょうが、スポーツ選手としての個性は、スポーツそのものの中にあるであって、服装にこだわるという信念を曲げられないのであれば、五輪という場に参加するべきではないと思います。

 

自由には実は厳しい自律心が必要なのと同様、個性を発揮するにも確かな考えが必要だと思います。たぶん若い人から見れば、頭の固いおじさんとなるのでしょうが、今回の騒動には、そういう信念は感じられず、単なる甘えとしか見えません。こんなところでケチをつけずに、しっかり結果を出して、表彰式で思い切り個性的なファッションで登場したりすれば、「格好いい!」となると思いますけどね。

 

今日のジョグ

会社の歓送迎会のためお休み。

コメント
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