八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

微妙な結果…

2010年02月18日 23時40分56秒 | スポーツ


試合前に物議を醸したスノーボード・ハーフパイプの国母選手が今日登場し、大技に失敗し、8位入賞はしたものの、メダル獲得はなりませんでした。不謹慎な話ですが、この結果に喝采をあげている人も多かったのではないかと思います。
 
騒動が起きた時、「日本に召還すべき」とか、「出場辞退」などの極端な意見も飛び交った一方で、その反動からか、こうしたヒステリックな反応に「魔女狩り」「過剰反応」といった反対意見も結構見られました。また、「海外メディアは日本の反応に驚き」というような、日本お得意の海外の反応を基準にする報道もありました。
 
一方の意見に偏らないバランス感覚は大事だと思いますが、国母選手擁護派は、本気で国母選手の考えや生き方を理解して支持しているというより、自分は感情的な反応はしないという大人の態度を見せたいという風に見えないこともありませんでした。
 
そして、当の本人はどこまでこの騒動を堪えているのかと言えば、正直堪えていない(=別に反省はしていない)ように見えました。スノボにかける情熱は本物なのでしょうが、考え方・価値観はまったく今風な若者で、たった数日で変化を遂げるようなものではないと思います。
 
で、今日の結果です。これだけの批判を浴びて「結果」を出せば、「勝てばいいのか」「勝てばいいんだ」と、いい意味でも、悪い意味でも、また大いなる議論を巻き起こしたのは必至でありましたが、残念ながらそうした結果にはならずに、微妙な結果でありました。
 
私自身はと言えば、やはりいくらスノボとファッションが不可分のものとはいえ、国の支援を受けて、国の代表として出場する以上、それなりの対応をするのが当然と思いますし、彼が一生あのスタイルを貫ければ立派だと思うのですが、きっとそうもいかないのだろうと思います。だとすると、結局それは単なる若者の甘えだったり、若気の至りになるのだろうと思います。競技独特の文化によるところが大きいでしょうが、そういう社会規範や常識を教えられることもなかったのだと思います。
 
そんなものクソ食らえと自分流を貫けるのかどうかは、今後国母選手自身の人生で証明していくしかないでしょう(もちろん、世間はそんなに長いこと付き合って見てはいかないでしょうけども…)。
 
今日のジョグ
 5.9km  30分47秒
コメント
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