八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

やっぱり「攻め」がポイントか…

2010年02月17日 23時03分41秒 | スポーツ

野球では、「攻め」の野球を目指して成功した試しはほとんどありません。基本はやはり「守り」です。ただし、ここで言っている「攻め」は、「攻めの気持ち」のことで、それは野球とて同様です。

 

昨日のフィギュアスケート・ペアで、何十年と金メダルを守ってきたロシアの川口・スミルノフ組が4位に沈みましたが、大技のスローイングジャンプの4回転に挑むつもりが、試合直前にコーチに3回転にするように指示され、気持ちの切り替えが出来ずに失敗したのが響きました。コーチにもコーチの考えがあったのでしょうが、「攻めの気持ち」に水を差したのは間違いありません。

 

スピードスケート男子500mの長島圭一郎も、1本目6位と出遅れ、2本目は足がちぎれてもいいと攻めて2本目トップをとり、銀メダルを獲得しました。上村が4位となった女子モーグルでもメダリスト3人は果敢に攻める滑りをしていました。メダルこそ獲得できませんでしたが、ノルディック男子複合個人7位入賞の小林も果敢に攻めて、清々しい顔をしていました。

 

やはり、気持ちが「守り」に入ると、プレー・演技も守りに入ってしまいます。トリノ五輪で金メダルをとった荒川静香は、展開次第で変えられるように、ジャンプで難易度の高いパターンと低いパターンの2種類の構成を用意し、本番では難易度が低い安全策をとり、確実に得点を稼ぎ、相手にプレッシャーをかけたそうです。ともすれば、川口・スミルノフ組と同様「守り」の姿勢に見えますが、突然言われて戸惑った彼らと異なり、冷徹な計算に基づいており、得点にならないイナバウワーまで取り入れて、気持ちの上では明らかに「攻め」ていたのだと思います。

 

今日攻めの気持ちでショートプログラムで3位、4位、8位の好位置につけた高橋大輔、織田信成、小塚崇彦の男子フィギュア陣をはじめ、今後登場する選手たちには「攻めの気持ち」で悔いないプレーをしてほしいものです。

 

今日のジョグ

 3.7km  19分32秒

コメント
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