今日はどこに走りにいこうかというあてもなく走り出しました。拓真高校にでて富士森公園横を通り、16号に出て南下、片倉城址公園、東京工科大学を過ぎて、山登りをして、御殿峠で左折します。6.5kmくらいです。
絹の道
横浜港が開港すると、山梨・長野・群馬などから八王子に生糸が集められ、横浜に送られたそうですが、その時の生糸を運んだ道が、かつては「神奈川往還」「浜街道」と呼ばれ、現在は「絹の道」と呼ばれている道です(八王子市役所HPより)。
御殿峠から左折し、1kmくらい行ったところに入口が残っています(↓写真)。北野台と16号バイパスの間くらまで1km程度かつての面影を残す道が残っているようですが、今日は散策が主旨ではないので、ほんのちょっとだけ覗いて、元の道に戻りました。
絹の道資料館
少し先に絹の道資料館があります。中に入ったことはありません。建物は復元ではないそうですが、生糸商人の屋敷跡なんだそうです。
付近は昔の里山の面影を残すのどかなところですが、抜け道になっていて、細い道を車がブンブン通っていたり、産廃施設があったりして、何だか残念な気がします。しかし、それを出しているのも私たちですし、人があまりいないのどかなところだからこそ、そういう施設も出来てしまうわけですから、無責任に残念なんて言ってられないですね。
野猿峠
谷戸入口の交差点で、野猿街道に通じる道に合流し、野猿街道とぶつかる下柚木の交差点あたりまでは平坦な道が続きます(11km)。左折して野猿街道を八王子方面に向かうと、本日二度目の山越えです。↓の写真の野猿峠まで約2kmだらだら坂を上っていきます。
しかし、初めて聞く人は、「野猿街道」って何だと思いますよね。私も八王子に住んで初めて目にした時は驚いたものです。今は名前が変わっているみたいですが、街道沿いには「ホテル野猿」というでかい看板が何枚も掲げられていて、いろんな芸人のネタとして使われたそうで、とんねるずの「野猿」も公の由来ではなく、本当の由来は、この野猿なんだとか。
しかし、方角は違いますが、先日日の出のイオンモールに行った帰りに、網代トンネルを抜け、秋川街道を越えて、戸沢峠を下っていく時、視線に入った電信柱の上に、何と猿を発見!しました。最近話題になった都心の猿とは違って、明らかに野生なのだと思います。八王子恐るべし…。
野猿街道を下り、北野に出て、京王線・横浜線の跨線橋を渡り、子安五差路に出て、16号に出て、元来た道を戻りました。あてどなく走りだしましたが、南方面は大きな山越えが二度もあって、結構きついです。あとで地図を見ると、野猿街道を行くより、もう少し先まで行って、堀之内トンネルを抜けていった方が距離は若干かかっても、傾斜は楽なのかもと思いました。次には挑戦してみましょう!
今日のジョグ
19.3km 1時間59分03秒
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