前にも慣れと習慣について書きました(「習慣」)。
慣れることももちろん大切でしょうが、「慣れ」と「習慣」の二つを分ける要素は、文字通り、「習う」=「学ぶ気持ち」「目標」があるかないかでしょうでしょうね。「習慣」と言えば、現在ではイチローがその大御所ではないかと思います。野球でのベストなパフォーマンスのために、食事から球場入りの時間、練習、打撃前の仕草と徹底しています。
毎日同じことを繰り返していても、そこに「何のためにやるのか」という目的があり、「どれくらいやるのか」という目標があり、「どうやってやろうか」という工夫があれば、それは実のある習慣となるのだと思います。
それがないと、単なる「慣れ」となっていってしまう可能性があります。散ドラ諸君の練習を見ていても、そんな面が多々あります。体を始動させる意味があるウォーミングアップのランニング・ストレッチ、いろんな体の動きを身につけるための運動、盗塁や守備の時のダッシュ力を養うためのダッシュ、捕る・投げるという守備の基本となるキャッチボール、ミートポイントで確実にボールを捉えるためにトスバッティングなど、すべの練習には目的がありますが、それを忘れて、ただ慣れでやっているだけだと、何も身に付きません。
自分自身のことで言えば、走り始めて2年近くになりますが、休みの日のジョギングはとこもかく、毎日のジョギングがマンネリ気味で、毎夜、どのコースを走ろうか悩んでいます。これも、スピード練習をするとか、インターバル走をするとか、目標がなく、走ることだけが目的化していたからなんだと思います。
そんな時に駅伝出場の話が飛び込んできました。正直なところ、今でも駅伝出場は気乗りはしていませんが、記録を見ると、あんまりみっともないことも出来ないと、否が応でも練習せざるを得なくなります。ひょんなことからではありますが、「慣れ」を「習慣」に変えられる折角の機会ですから、うまく利用しようと思います!
↓ 素振り、キャッチボール、ランニングなど良い習慣を身につけよう!
今日のジョグ
2.3km 11分27秒