津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

島原の陣--決戦の日・・43

2009-02-10 09:09:18 | 歴史
■廿九日、忠利君御自筆の御覚書を興長江被下、又御旨を受て永良長兵衛より之覚書共弐通

         覚
 一楯同たて板並之板、不残国へ取可遣事
 一勢楼くつし、竹ハ薪たるへき事
 一明小屋ハくつしたくへき事
 一かなたて・大筒・石火矢三色ハもとの御衆へ相渡シ可申事
 一ためしの具足ハ国へ請取候分可遣事、是ハ上様より請取候具足之事ニて候
 一玉薬被下候分其分たるへき事
    以上
      二月廿九日


                  覚
 一松倉長門殿石火矢拾挺嶋原へもたせ被遣筈
 一十三丁之大筒は中坊長兵衛・鈴木三郎九郎殿へ御渡可有候
 一長崎石火矢ハ殿様御請取候、同船ニつませ可被成候、其刻馬場三郎左衛門
   殿へ御理り可有事
    以上
      二月廿九日          永良長兵衛
            佐渡様
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