津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

史談会二月例会

2009-02-22 22:02:13 | 歴史
 今月の会場は熊本県伝統工芸館である。熊本城を目の前にした、史談会会場としては格好の場所である。今回は「恕斎日録」の筆者中村恕斎(庄右衛門)の嫡男・嘉一郎の、嘉永七年(十一月廿七日改元して安政元年)の江戸滞在中の日記の勉強である。浦賀にアメリカの船団が来航したまさに其の時期のものであり、大変興味深い。藩邸の名前が地名で登場してくるのだが、地理が判らないでどちらの屋敷なのか、判断がつかないまま今回は終了。「田町」と出てくる細川屋敷は、白金の中屋敷の事ではないのかと思っていたら、よくよく調べると現在の田町駅前あたりに中屋敷の飛び屋敷みたいなものがあるのに気付いた。江戸切絵図を眺めながら時間を過し、ブログを書くのをすっかり忘れてしまい、すっかりはまり込んでいる。
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