旧細川内膳家の下屋敷を「江津花壇」と呼ぶ。現在熊本県立図書館が建っているあたりである。CiNiiに、延藤 二三子 ・李 樹華両氏による 「熊本市にある旧江津花壇(旧砂取邸)庭園の変遷に関する研究」がある。これを読むと調査に出向かれた祭、県の関係者が「江津花壇」の何たるかをまったく知らなかったらしい。両氏の論文により醜態を暴露された形になっている。しかしよくよく考えると、知っている人のほうが稀有なのかもしれない。
http://ci.nii.ac.jp/naid/110004307994
図書館をよく利用し、時には周辺を散策するのだが、どうも旧「江津花壇」がうまく利用されていない気がする。もともとの計画が如何だったのか、いまさら何をかいわんやであるが・・・
ボリューム的にも少し小さくなってきたし、ゆくゆくは「公文書館」などの建設もお願いしたいものだ。博物建設の話も頓挫しているし・・・・これじゃー「文化都市熊本」の看板が泣くぞ・・・