【理科系古希爺の暇つぶし】
細川九曜紋の誕生は、細川宗孝公が殿中に於いて乱心者に襲われ落命されたことに端を発している。
より見やすく、他の類似の紋との違いを引き立たせようとしたものである。
そのデザインが誰の手に依り、どの様な経緯で為されたのかは定かでない。(何方かご存知でしたらお教え下さい)
その細川九曜の紋を睨み付けていたら、法則めいたものがある事に気づいた。
果たしてこれが正解なのか、家紋の専門家にお尋ねしなければならないところだが、大きな間違いはないと思う。
内側の星と外周の星との距離は、内側の星の半径の1/2である。外周の星の上下左右の四つの星と、45度(135・225・315度)方向にある四つの星の中心点を夫々つなぐと、夫々の星はそのライン上に外接していることがわかる。そのことによってこのデザインを美しく見せている。外の星の直系はこれにより自ずと導かれてくる。下図に示す通りである。
商売用のCADを駆使して書いてみたが、ほぼこんなものではないのか・・・ご笑覧/\