【新版】 雑兵たちの戦場 中世の傭兵と奴隷狩り (朝日選書(777)) | |
朝日新聞社 |
内容(「BOOK」データベースより)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
1933年、新潟県生まれ。新潟大学卒業・東北大学大学院修了。立教大学名誉教授。文学博士。日本中世史専攻。
【新版】 雑兵たちの戦場 中世の傭兵と奴隷狩り (朝日選書(777)) | |
朝日新聞社 |
誠に偶然ですがヤフオクに「茶道三斎流」の「茶の湯之書」が二件出品されていますョ・・・・
昨日は徹底的に初期化に務めたのだが、まだ悪さをする奴が残っていたらしくなかなかサクサクと動いてくれない。
夕方から長男を頼んでwindowsをコピーする。約2時間の大仕事・・・・・
とにかくこれでもかとバッサリやってしまったので住所録などが消えてしまった。年賀状の準備もしなければならないのに頭の痛いことだ。
ブックマークも消えてしまったので、いつも拝見していたブログなどを旧に復さなければならない。後遺症はしばらく続きそうだ。
皆様悪い奴らは思いもかけないところに潜んでいますよ。何かインストールするときには十分注意をしてくださいネ。
この写真の内容はそのまま綿考輯録に紹介されている。 2013-10-15 14:14:19
第30回熊本大学附属図書館貴重資料展「細川家血判起請文の世界」の図録によると、細川三斎と沢村大学の確執の中の一つの事件のように取られられていることがわかる。別途「三斎の仕打ちを生々しく」と題した、大学の起請文が紹介されている。
これは全く知らなかったが、図録を拡大して読み解こうと思っている。
江戸学講座 (新潮文庫) | |
新潮社 |
山本博文/著 逢坂剛/著 宮部みゆき/著
火盗改の家計は火の車? 手練作家たちも思わず唸った「江戸時代通」になれる話を満載。
能力があり過ぎたため、出世できなかった長谷川平蔵。出張の費用に当てるため、娘を遊女屋に預けて、お金を借りた旗本……。武士たちの出世競争から、治安維持と災害対策、海外貿易まで、二人の人気作家の鋭い疑問に、東大史料編纂所の山本教授が明快に答え、意外な事実が明らかに。手練作家たちも思わず唸った「江戸時代通」になれる話を満載。『山本博文教授の江戸学講座』改題。
昨日から私のノートpcはクラッシュ状態です。フイッシングを防御した旨の通知が届き、何かをクリックしたのが悪い結果へ誘導されたようです。
そしてPCの動きが鈍くなってきた折、セキュリティに関する勧誘がたび重なり是を無視続けた結果がこの始末です。またjavaのサイトへ誘導しようとする表示が現れ、これはとても正式な物とは思われませんが取り消しの為の×をクリックすると画面が固まってしまいました。
今日は今からすべてのデータを取り出し、外付けのHDへ移して再インストールする予定です。
三件ほどブログへコメントをいただいておりますが、誠に申し訳ございませんがPCの再起動後御挨拶申し上げますのでお許しください。
午前10時ころからまずデータをフルスキャン、約140分ほどかかったが総数1,472,166件に及んだ。
その後外付けHDに移してフォーマット、必要なデータをCDから取り入れようとしたら、PCのDVDドライブが反応しない。ハードの部分までこわれていて慌てて近所のコジマ電機に駆け込み外付けDVDを購入する。
まだインストールすべきものが何点かあるが差しあたっては夕方6時に至りほぼ復旧した。まずは一安心・・・・疲れ果てました。
読売新聞のサイトを見ていたら、「本よみうり堂」にこの本が紹介されていた。
男色の日本史――なぜ世界有数の同性愛文化が栄えたのか |
---|
ゲイリー・P.リュープ/著 藤田真利子/訳 作品社/ 3456円 |
「本よみうり堂」では、国際政治学者である田所昌幸慶応大教授が書評を書いておられる。
http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20141110-OYT8T50067.html
なぜこのような本を御紹介したかと言うと、実は11月1日から3日まで熊本大学付属図書館貴重資料展が催され「誓いを立てる武士達--細川家血判起請文の世界」展が行われた。私は残念ながら見ることが出来なかったが、某会合でF様から解説目録を頂戴した。
その中に「殿の御小姓衆には手は出しません」という、ちょっとセンセイショナルな文章があった。
光尚の御小姓衆の兵法御指南役に任用された磯野治兵衛信光の起請文なのだそうだが、
御小ゝ性衆兵法御指南仕候ニ付若道之儀仕間敷候事 とある。
若道之儀とはまさしく男色の事だが、「敬白天罰起請文之事」を提出して誓っている。
求められて提出したのか、そうせざるを得ない状況があったのか・・・・・・
多かれ少なかれ「男色」は歴史上の厳然たる事実である。このような本が存在しても不思議ないのだが、外国人の手によって発刊されたのが面白い。
日本の歴史学者ではいささか腰が引けるのかもしれない。
多いに弁解しておかなければならないが、歴史の勉強の為に読んでみようかと思っている。
一、歩の使番勤申時分芝御屋敷に被成御座候小屋近く湯屋有之候故毎度入申候 晝より晩方は大形御手廻
御駕の者共入申候 右の仕合故毎度々々出合御駕の者の内に與右衛門と申候て就中慮外に見へ申候へ
とも歩の御使番望出申候 本より知行取中小姓は晝より内に入り申筈にて候 晩方に成右の通に候 然る處
に御駕奉行に無程成申候彼與右衛門も心に慮外仕たる事身に覺候哉事の外別の者共より拙者へいん
きんに仕候 拙者も若く有之三十か一かの時被仰付候 其時分拙者存候心はいや々々拙者唯今に舊悪を
思ふは扨々道に背たる事にて候 歩の使番の時なれは何れも輕く存慮外したる事さのみ咎にてなく候
其時堪忍して唯今拙者心まゝなる時に憎む心はさもしき心と神以たしなみ居申候 其後に頭と大勢く
し仕熊本御奉行所に不残村井拙者両人召れ可罷出との事にて不残召れ即座に御ゆるし其内四人は直
に牢舎被仰付後には四人は追放被仰付候 與右衛門にて候 拙者は神そ々々如斯に存候て心をみかき候
又其時分も侍預りたる衆にも依怙贔負(屓)多数組の内に御側に縁有之は或は小姓組なれは新組に成り候
様に取成し拙者度々御供にて合出能く存候 後にて江戸被召仕外様に御出し被成候者色々有之候 御結
構成る殿様にて左様成は人により手前より病氣なとゝ御断申様に被仰付候 歩の御使番にても金津権
八と申は唯今十次郎か伯父にて候 右の通譯有る者にて御断申五人扶持被下候 元田古八右衛門右の通
の咄拙者に被申聞候 古八右衛門は古十次郎と譯有之咄に候つる頭に被仰付候てたとへ足輕にても不
及是非心底天道明らか成事 太守様思召事心底恥ケ敷事に候 各は能々了簡可有候 右の通拙者輕き勤
仕心遣書置申候 拙者よりは各若き時より結構成勤にて候 心に末々の者にも能と存候は随分々々取立
銘々氣に入候とて少にても是は御為と私慾と工夫可有候 天の見る所はケ様の所にて可有之候恐れ可
被申候
松井右近太夫と連名で記されている志水九左衛門、右近太夫とは相役であろうがどのような役職であるのかは知る術がない。
この九左衛門は幽齋の歌道の弟子でもあった志水清久の嫡男である。有名な日下部与助(元五)は次弟である。
志水家は大いに枝葉を拡げ細川家には七家が藩士として明治に至っている。この様な一族の繁栄ぶりは稀有な存在である。
父・清久(伯耆・宗加)は細川興元とのいざこざで兄忠興の不興をかい京都に閉居した。
弟・元五(日下部与助)は加藤清正に仕えた。九左衛門も同様の行動であったと思われる。
後ゆるされて三人共帰参した。慶長五年であろうと思われるが八年とする資料も見受けられる。
+---九郎左衛門・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・→京都・九郎左衛門家
宗加 |
---+--志水清久---+--九左衛門---次郎兵衛(九兵衛)---+==久馬・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・→凍家(1,200石)
| |
| |日下部与助 新之丞克重
| +--元五---+==恵重---+---吉之允・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・→新九郎家(1,000石)
| | | | ∥
| | | | 圓光院(筑紫重門・細川幸隆女兼夫婦の女)
| | | |
| | | +---権之助・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・→隼太家(300石)
| | | |
| | | +---四郎兵衛・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・→源九郎家(250石)
| | |
| | +--久馬(九兵衛為養子)
| | |
| | +--菊 (庄林隼人・一心室)
| |
| | 雅楽 牛之介
| +--恵之---+--元茂--+--新九郎(不満・若年絶家)
| | | |
| | | +--●蝶(兄・新九郎跡目相続300石)
| | | ∥・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・→長瀬三七郎家
| | | 長瀬助之允
| | |
| | +--恵重(元五為養子)
| |
| +--要善院日富 志水家菩提寺・真浄寺創建
| |
| +--加兵衛・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・→ 一太家(300石)
| → 三弥家(250石)
|
|
+--悪兵衛清秀・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・→八代松井家家臣・志水家