こんにちわ、鹿嶋春平太で~す。
聖書は永遠の世界においても、この世においても、人間をしあわせにしようとする本です。
仕合わせの聖書論理、第4回です。
超自然的な力によるものは、当面のぞいて考えます。
心理学的なものなど、経験科学的に認知できる領域で話をします。
+++
本日登場するのは「アリガトおじさん」です。
誰ですか笑ったひとは。
ほんとうにいるんですよ、滋賀県に。
そこには修養所もあって、少なからぬ人がやってくる。
そしてガンが治って帰っていく人もいるという。
なにをするか。
ただ「ありがとうございます」となん万回も唱えます。
10万回とか20万回とか修養所にてこれを唱えるのです。
すると心が感動で充たされていき、ついには病気も治っていく。
だから、来訪者が絶えない、そういう存在です。
これ聖書に通じています。
聖書は「どのような状況にいても感謝しなさい」と教えています。
(「テサロニケ人への第一の手紙、5章16~8節)
それは「感謝すれば心がジョイフルに保たれるから」なのです。
+++
アリガトおじさんは、滋賀県にこもって出てきませんけど、この普及版を世の中に出て広め回っている人もいます。
小林正観さんといいます。
彼はこのノウハウを全国的に講演しまくって「感謝の心」を広めているメンターですね。
彼は「ありがとうございます」の「ございます」をカットして「ありがとう」だけを繰り返させます。
セミナーで「心の安まる講演」をする。
その後で聴衆に「ありがとう」を繰り返させます。
すると会場に濃厚な感動がみなぎります。
多くは涙を流して泣くといいます。
これで、全国の商店主などに大人気です。
正観さんの教えに救われた、商売も良くなったし、健康も回復した、という。
で、一年のほとんどの日が全国各地での講演予定で埋まっているそうです。
+++
「アリガトおじさん」はありがとう運動の本家本元です。
これを広める小林静観さんの普及版とは、教えの細部は少し違っています。
どちらも人を憎んだり、恨んだりする心を持つと不幸を呼ぶことになる、という点では同じです。
この悪い心を「五悪」といいます。
愚痴、不平不満、悪口、文句、泣き言の5つがそれです。
これが不幸を産むという。
しかしアリガトオジサンは、そういう心を持っても、「ありがとうございます」を心を込めて唱えれば、浄化・相殺される、といいます。
それだけ「ありがとうございます」という言葉が持つ言霊(ことだま)のパワーはすごいというわけです。
これは、恨み辛みのマイナスを消してしまう、と教えます。
小林正観さんは、憎しみや恨みの感情を持つと、これまで「ありがとう」といって蓄積したものが一気にリセットされてしまう、と教えます。
小林さんの方が、「五悪の心」に対する戒めが強いですね。
彼のところに来る人は、日頃実社会で忙しく商売などしていて、講演会だけに来る人です。彼らには、それくらい強く戒めないと実効がないのでしょう。
「アリガトオジサン」は、実社会から離れて修養所にくる人を相手にします。だから、そこまで強く五悪心を戒めなくても実効があるのでしょうか。
+++
「ありがとう」を繰り返すのは、感謝の心を有無を言わせず心の中に作ってしまう効果を持っています。
「躾け(しつけ)」として作るわけですね。
躾は理屈抜きです。反復させて習慣にしてしまいます。
感謝とは、自分が対面しているもの、自分を取り巻く環境すべてを、「ありのままに」素直に受け入れる心理状態です。
人間は、通常意外に環境を「ありのままに」受信してはいないのです。
過去に自分を傷つけた人を我々は、憎い面を拡大して認知します。憎い人は、認知しないようにすることもあります。逆に愛する人は、快適な面を拡大して認知するでしょう。
深く関わった人だけではありません。
テレビに出てくるタレントだって、そうですよね。
好きなタレントは、いいところを詳細に見ますし、嫌いなタレントはいやなところが先に眼について、すぐに認知しなくなってしまいます。
いわば、レンズをゆがめた状態で、我々は通常多くのものを認知しているわけです。すると物事は、明瞭に見えません。
このゆがみが、「アリガト運動」で矯正されます。感謝の心を持つことによってありのままでみるようになりますからレンズが矯正されるんですね。
レンズのしわが伸ばされると言ったらいいかな。それで物事がとてもはっきり、カラフルに見えるようになります。
松下電器創業者の松下幸之助さんは、事業に成功するにはまず「素直な心」を作ることだといいました。
これ、このことだけ聞いたらなんだかよくわからない、と感じますよね。普通の人の心は素直なんじゃないの? どうして松下さんは、こんなことをいうの? とね。
しかし、松下さんは、人間は皆生まれてすぐに、このレンズにゆがみを作る歴史をたどってきているんだ、と洞察していたのではないかな。このゆがみを矯正して、ありのままに現実を認識するようにしないと、事業の成功はおぼつかないんだよ、と言ったのではないかな?
事業家には妥当な事実判断が生命です。それにはまず、事物を、ありのままに、「素直に」認識する心を作らないと、もう、先は見えている、と考えたのでしょう。
~~それはともかくとして、ここでは感謝して物事をありのままに認知するようになると、いままでと違って事物が美しく、濃く見えてくる。そこで強い心にジョイが生じる~~このことに留意しましょう。
+++
「ありがとう」を繰り返すと言ったって、半端じゃないよ。
小林正観さんはまず、年齢×1万回の「ありがとう」をとなえる様、指導します。
40才の人は、40万回ですよ。
さらにそれを、年齢×2万回、3万回・・・と上げて行くように指導します。
参加者の体験談があります。
~~「ありがとう」を繰り返していく。
それが2万5000回を超えたくらいになったとき、突然目から涙があふれ出した。その涙は止まらず、バスタオル一枚がびっしょりになり、絞れるくらいになった~~と。
深い感謝は、それほどの感動とジョイをもたらすのですね。
+++
正観さんは教えます。
~~なおもこの運動を続けていると、頼まれごとが増えてくる。
心にジョイがあふれているので、断らないようになる。
すると、その人は、人に喜ばれる存在になる。
そうしていると、その頼まれごとの三分の一が有償になってくる。つまり、人々が報酬をくれるようになる。
かくして、この人に仕事が形成されていく。
そして、この仕事は、その人の社会使命にもなる。
人々がして欲しいと求めてくる仕事だから・・。
~~こういうかたちで繁盛していくようになる、と。
実際、こうして商売が繁盛していく人が少なからず出現し、正観さんの会も大盛会といいます。
彼の賛同者の会は「うたし会」というそうです。
うれしいの「う」、たのしいの「し」、しあわせの「し」をつなぎあわせた命名だそうです。
全国に「うたし会」のショップもある。会員が、うたし会の商品を売るコーナーを自分の店の一角に作っている。化粧品屋さん、一杯飲み屋さんなどがそうしているわけですね。これが数千軒あるという。
売ってるのは、たとえばゆかたとか、タオル、手ぬぐいとか。これには「ありがとう」の文字が、一面に書き込まれている。
初めは正観さんの本を販売していたそうですが、商品も追加されていって、いまは財布もあるそうです。これをもってると、お金が入ってくるとか。誰ですか、また笑う人は・・。
いずれにせよ、こうして「心をジョイフルに保つ」ことでもって、商売も繁盛に転じ、健康も回復する例がたくさん出る。こうして人々に仕合わせに導き、会員も、会も繁盛しているわけですね。
聖書は永遠の世界においても、この世においても、人間をしあわせにしようとする本です。
仕合わせの聖書論理、第4回です。
超自然的な力によるものは、当面のぞいて考えます。
心理学的なものなど、経験科学的に認知できる領域で話をします。
+++
本日登場するのは「アリガトおじさん」です。
誰ですか笑ったひとは。
ほんとうにいるんですよ、滋賀県に。
そこには修養所もあって、少なからぬ人がやってくる。
そしてガンが治って帰っていく人もいるという。
なにをするか。
ただ「ありがとうございます」となん万回も唱えます。
10万回とか20万回とか修養所にてこれを唱えるのです。
すると心が感動で充たされていき、ついには病気も治っていく。
だから、来訪者が絶えない、そういう存在です。
これ聖書に通じています。
聖書は「どのような状況にいても感謝しなさい」と教えています。
(「テサロニケ人への第一の手紙、5章16~8節)
それは「感謝すれば心がジョイフルに保たれるから」なのです。
+++
アリガトおじさんは、滋賀県にこもって出てきませんけど、この普及版を世の中に出て広め回っている人もいます。
小林正観さんといいます。
彼はこのノウハウを全国的に講演しまくって「感謝の心」を広めているメンターですね。
彼は「ありがとうございます」の「ございます」をカットして「ありがとう」だけを繰り返させます。
セミナーで「心の安まる講演」をする。
その後で聴衆に「ありがとう」を繰り返させます。
すると会場に濃厚な感動がみなぎります。
多くは涙を流して泣くといいます。
これで、全国の商店主などに大人気です。
正観さんの教えに救われた、商売も良くなったし、健康も回復した、という。
で、一年のほとんどの日が全国各地での講演予定で埋まっているそうです。
+++
「アリガトおじさん」はありがとう運動の本家本元です。
これを広める小林静観さんの普及版とは、教えの細部は少し違っています。
どちらも人を憎んだり、恨んだりする心を持つと不幸を呼ぶことになる、という点では同じです。
この悪い心を「五悪」といいます。
愚痴、不平不満、悪口、文句、泣き言の5つがそれです。
これが不幸を産むという。
しかしアリガトオジサンは、そういう心を持っても、「ありがとうございます」を心を込めて唱えれば、浄化・相殺される、といいます。
それだけ「ありがとうございます」という言葉が持つ言霊(ことだま)のパワーはすごいというわけです。
これは、恨み辛みのマイナスを消してしまう、と教えます。
小林正観さんは、憎しみや恨みの感情を持つと、これまで「ありがとう」といって蓄積したものが一気にリセットされてしまう、と教えます。
小林さんの方が、「五悪の心」に対する戒めが強いですね。
彼のところに来る人は、日頃実社会で忙しく商売などしていて、講演会だけに来る人です。彼らには、それくらい強く戒めないと実効がないのでしょう。
「アリガトオジサン」は、実社会から離れて修養所にくる人を相手にします。だから、そこまで強く五悪心を戒めなくても実効があるのでしょうか。
+++
「ありがとう」を繰り返すのは、感謝の心を有無を言わせず心の中に作ってしまう効果を持っています。
「躾け(しつけ)」として作るわけですね。
躾は理屈抜きです。反復させて習慣にしてしまいます。
感謝とは、自分が対面しているもの、自分を取り巻く環境すべてを、「ありのままに」素直に受け入れる心理状態です。
人間は、通常意外に環境を「ありのままに」受信してはいないのです。
過去に自分を傷つけた人を我々は、憎い面を拡大して認知します。憎い人は、認知しないようにすることもあります。逆に愛する人は、快適な面を拡大して認知するでしょう。
深く関わった人だけではありません。
テレビに出てくるタレントだって、そうですよね。
好きなタレントは、いいところを詳細に見ますし、嫌いなタレントはいやなところが先に眼について、すぐに認知しなくなってしまいます。
いわば、レンズをゆがめた状態で、我々は通常多くのものを認知しているわけです。すると物事は、明瞭に見えません。
このゆがみが、「アリガト運動」で矯正されます。感謝の心を持つことによってありのままでみるようになりますからレンズが矯正されるんですね。
レンズのしわが伸ばされると言ったらいいかな。それで物事がとてもはっきり、カラフルに見えるようになります。
松下電器創業者の松下幸之助さんは、事業に成功するにはまず「素直な心」を作ることだといいました。
これ、このことだけ聞いたらなんだかよくわからない、と感じますよね。普通の人の心は素直なんじゃないの? どうして松下さんは、こんなことをいうの? とね。
しかし、松下さんは、人間は皆生まれてすぐに、このレンズにゆがみを作る歴史をたどってきているんだ、と洞察していたのではないかな。このゆがみを矯正して、ありのままに現実を認識するようにしないと、事業の成功はおぼつかないんだよ、と言ったのではないかな?
事業家には妥当な事実判断が生命です。それにはまず、事物を、ありのままに、「素直に」認識する心を作らないと、もう、先は見えている、と考えたのでしょう。
~~それはともかくとして、ここでは感謝して物事をありのままに認知するようになると、いままでと違って事物が美しく、濃く見えてくる。そこで強い心にジョイが生じる~~このことに留意しましょう。
+++
「ありがとう」を繰り返すと言ったって、半端じゃないよ。
小林正観さんはまず、年齢×1万回の「ありがとう」をとなえる様、指導します。
40才の人は、40万回ですよ。
さらにそれを、年齢×2万回、3万回・・・と上げて行くように指導します。
参加者の体験談があります。
~~「ありがとう」を繰り返していく。
それが2万5000回を超えたくらいになったとき、突然目から涙があふれ出した。その涙は止まらず、バスタオル一枚がびっしょりになり、絞れるくらいになった~~と。
深い感謝は、それほどの感動とジョイをもたらすのですね。
+++
正観さんは教えます。
~~なおもこの運動を続けていると、頼まれごとが増えてくる。
心にジョイがあふれているので、断らないようになる。
すると、その人は、人に喜ばれる存在になる。
そうしていると、その頼まれごとの三分の一が有償になってくる。つまり、人々が報酬をくれるようになる。
かくして、この人に仕事が形成されていく。
そして、この仕事は、その人の社会使命にもなる。
人々がして欲しいと求めてくる仕事だから・・。
~~こういうかたちで繁盛していくようになる、と。
実際、こうして商売が繁盛していく人が少なからず出現し、正観さんの会も大盛会といいます。
彼の賛同者の会は「うたし会」というそうです。
うれしいの「う」、たのしいの「し」、しあわせの「し」をつなぎあわせた命名だそうです。
全国に「うたし会」のショップもある。会員が、うたし会の商品を売るコーナーを自分の店の一角に作っている。化粧品屋さん、一杯飲み屋さんなどがそうしているわけですね。これが数千軒あるという。
売ってるのは、たとえばゆかたとか、タオル、手ぬぐいとか。これには「ありがとう」の文字が、一面に書き込まれている。
初めは正観さんの本を販売していたそうですが、商品も追加されていって、いまは財布もあるそうです。これをもってると、お金が入ってくるとか。誰ですか、また笑う人は・・。
いずれにせよ、こうして「心をジョイフルに保つ」ことでもって、商売も繁盛に転じ、健康も回復する例がたくさん出る。こうして人々に仕合わせに導き、会員も、会も繁盛しているわけですね。