愛を受けると気持ちがいいという心理も、セルフバリュー(自価)感覚が説明してくれます。
愛とは、相手を大切に思う思いです。
思いは波動(エネルギー)であり、その波動は相手を包みます。
---
このように愛されると「あなたは大切な存在ですよ」という波動を受けるのです。
すると、セルフバリューが増します。
だから、気持ちよく、うれしいのです。
(実に人間は、セルフバリューを求める生きものです。
その感覚が、根底的に欠乏状態にあるからでもあります。
理由は、後に機会あれば述べましょう)
<創造神を愛し、人を愛しなさい>
イエスは人間に大切なこととして、次の二つを教えました。
① まず第一に創造神を全身全霊をこめて愛せよ。
② 第二に、隣人を自分と同じように愛しなさい。
(マルコによる福音書、12章33節)
---
創造神は人間を、第一義的には、「御子イエスが死を味わうための道」として、創りました。
だけど、単に道具として創っただけでなかった。
これをあわれみ、慈しみ、愛しました。
その深さは、人間が人間を愛するよりも遙かに深い。
自らのいのちを与えるほどに深い、驚異的なのもでした。
---
創造神は創った側で、被造物よりも、絶対的に上位な存在です。
道具として使ったまま、放って置くことも出来るのです。
テレビを作った人間も、テレビ受像器を好きなように使って、古くなったら廃棄するでしょう。
~基本的にその状態であるのに、創造神は人間という被造物を愛しました。
そしてその愛の能力は、人間よりはるか巨大なものでした。
驚異的だった。
この愛を察知したら、セルフバリュー欠乏は一気に解決します。
だからイエスは言うのです。
~この方に、心魂をつくし「あなたは大切な方です」という波動を発しなさいよ。
それを受けたら、創造神は気分がいいよ。
創造神のセルフバリュー感は、自ら充足している。
だが、被造物から「あなたは大切です」という思いの波動を受けたら、やはり、気分はいいよ。
そうすれば、人間の何百倍、何千倍という愛の能力で「あなたも大切だ」という意識波動を発してくださるよ。
だからまず第一に、そういう愛の能力がダントツな創造神に愛の波動を発しなさい。
イエスはそう教えたのですね。
<第二に人間を>
そして、次に人間です。
人間も、「あなたは大切な存在です」という波動を受けると気持ちいい。
すると、自分にも「あなたも大切」という思いを発してくれるよ。
それが諸君のセルフバリュー感覚を増すよ。
すると生きる意欲が増し、やる気も増大するよ。
だから、第二に隣人をも愛しなさい。
自分を愛すると同じ程度に愛しなさい。
これも隣人のセルフバリューを増すよ。
相手もそれに応えてくれるよ。
~イエスは、そう教えたのです。
<人間を超えた認識能力>
余談です。
こんな意識エネルギー波動の法則は、人間の目には見えません。
人間の天才にも、漠然とは感じられるかも知れないが、確信に満ちて語れる知識として認識することは出来ません。
そのことからだけでもイエスが人間を超えた存在であると推察することが出来ます。
「ただものでない」どころではないのです。
---
マタイによる福音書は、次のような天からの声があった、と記しています。
「これは私の愛する子、・・・彼の言うことを聞きなさい」
(17章5節)
---
では、また。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます