鹿島春平太チャーチ

「唯一の真の神である創造主と御子イエスキリスト」この言葉を“知っていれば”「天国での永生」は保証です。

52.「私(のことば)に留まる」とは?

2018年05月29日 | 安全なキリスト教の学び方

 

 

 

量子力学の知識を用いて、ビッグ聖句の解読をすすめよう。


聖句はこれだったね~

・・・・・・・・・・・・・・・
「諸君が私(の言葉)に留まり、私の言葉が諸君の内に留まれば、欲しいものは何でも求めなさい。それはかなえられます。
    (ヨハネによる福音書、15章7節)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 
~そのうち、今回は、「諸君が私(のことば)に留まり・・・」に焦点を当てる。

わたくし鹿嶋の解読を「イエスはこう言っているだろう」との言い方で述べるよ。

 

<小休止せよ>

イエスはおそらくこう言うだろう。

~私の言葉を受けても、すぐに解釈をはじめるな。

なぜなら、その作業は、既成の概念(言葉)、既成の知識を私の言葉に当てはめ、それでもってカバーして 理解しようとすることだからだ。

だが、わたしのことばは、従来諸君が考えなかった思いを伝えている。

それは、既成の概念でカバーしきれないものを、もともと含んでいるのだよ。

そして、それこそが、私が諸君に教えようとしていることなんだよ。

(だから安易に解釈に入っても駄目なんだよ)

ではどうするか。

言葉を受けたら、まず、小休止せよ。

きちんと小休止して心を鎮めよ。

これが第一レッスンだ。

 
 
 

<黙想に入れ

第二レッスンはこう続くだろう~。

そして、私の言葉波動が形成する波動世界の中に、まずひたれ。

そのなかに、諸君の意識をうずめ置け。


(日本語聖書の「留まる」は、鹿嶋の英語聖書ではアバイド(abide)となっている。

アバイドは「住まう」で、こちらの意味がより的確そうだ)

+++

住まってどうするか?

黙想を開始せよ。

黙想の「黙」は「言葉を使わないこと」だ。

「想」は「想う」ことだ。

では言葉を使わないでどうやって想うか。

心の波動で創造神の言葉が形成する波動ワールドの波動を聞くのだ。

この場合の「聞く」とは、自分の意識波動を創造神の言葉波動に共振、共鳴させることである。

この共鳴が最も実在感の濃い認識になる。

哲学者ベルグソンの認識理論もそう言っている。


+++

この共振を得るのを待つ。

黙想しながら自分の意識波動が共鳴するまで待つのだ。

それも「共鳴させよう!!」と顔引きつらせて待つのではない。

わたし(イエス)を信頼し、親愛の情を持って、ゆったりと待っていたらいい。

それが「イエスの言葉のなかに住まう」ということだ。

ゆったりと黙想しつつ住まっていたらいい。

それが第二ステップだ。

 

 


<イエスの言葉波動に意識波動が共振>

イエスの教えはさらに続くだろう。

~黙想を続けていると、私の言葉波動に諸君の意識波動が共振する覚える時が来る。

すると、私の言葉が秘める意味が、諸君の感性、霊性に感知されてくる。

それは、概念から得る実在感よりも、遙かに濃厚な実在感を与える。

それまで体験することのなかったような、リアルな実在感だ。

これが第三ステップだ。

 
 


<理性が新概念を細断する>

第四ステップ。

理性が作動するステップだ。

人間には理性という能力が与えられている。

感性に受信されたものがリアルになると、この能力が自動作動し始める。

それは、感性内容にぴったり適合する新概念を作り始める。

あたかも身体にぴったりフィットする洋服を裁断するかのように、独自な新概念を細断する。

そして、それを用いて、イエスの言葉の「確かな」解読が形成される。

その作業には、他ならぬ自分の人生体験も照合される。

これまでに読み吟味した他の聖句も動員されてくる。

そして、この上なくシャープで確かな「自分の解読」が出来上がるのだ。

+++

以上のステップを「諸君が私(のことば)に留まり・・・」は含んでいる。

ビッグな聖句は内容もビッグで豊富なのだね。

 
今回はここまでにしておこう。





 
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 51.量子物理学を援用する | トップ | 53.言葉が「包み」かつ「内... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

安全なキリスト教の学び方」カテゴリの最新記事