Sightsong

自縄自縛日記

歩車分離式信号(5) 信号設置ペース

2008-06-07 13:43:02 | 政治

信号を設置していないばかりに危険な箇所は多い。また、クルマの横暴(自分が鉄の箱の中にいることを忘れている)を回避するためには、歩車分離式信号が必要だとも思っている。

千葉県警は「信号機BOX」(→ リンク)を設置している。それに投書した、歩車分離式信号設置の要請については、2007年1月に千葉県警より返事を頂いている。

①浦安市当代島1丁目 : 現地調査のうえ検討
②市川市相之川3丁目 : さらなる渋滞を引き起こすため却下
③市川市島尻1丁目 : 現地調査のうえ検討 (これは通常の信号)

このうち、①③について、何故か、再度、つい数日前にメールを頂いた。それによれば

①浦安市当代島1丁目 : 交通量等を検討の上検討。
③市川市島尻1丁目 : 県警として受理。県内全体の優先順位を判断するが、早期設置は難しい。 (これは通常の信号)

実は前向きなのか後ろ向きなのか、いまひとつ判断できないのだが、いち市民の要望は忘れ去られていないのであるから、前向きに受け止めたいとおもう。

それにしても、予算制約のためか、前回の返事から1年4ヶ月の間があいている。千葉県で信号を設置した件数は、2007年6月から2008年5月の1年間に138件、うち浦安5件、市川3件。県内の歩車分離式信号の設置状況は、データが2006年3月現在のものから更新されていない。このようなペース感だということだろう。(→ リンク

もうひとつ、上記②の判断材料となる資料はないものかと思っている。つまり、歩車分離式信号があるために渋滞が起きるというのは本当かどうかということだ。話題になった『渋滞学』(西成活裕、新潮社、2006年)も立ち読みしたが、ちょっと違いそうだ。