5月、オーストラリアにはカンタス航空で飛んだ。直行の便数が少ないので、到着早々時間が空いてしまった。同行者に誘われ、自分にしては珍しく、バスツアーなんぞに参加した。目的地は、パースから北に数百キロ離れたピナクルズ(Pinnacles)である。英国、ドイツ、ニュージーランド、香港などさまざまな人がバスに同乗した。
ピナクルズの売りは、延々と広がる奇岩だ。数メートルくらいの高さで、風雨の侵食によって残された石灰岩である。説明を聴いて驚いた。残された奇岩の上には、かつて潅木があり、根を張っていた。それで、潅木がないところがどんどん削られていったようなのだ。そのため、岩をよくみると、潅木の化石らしきものがあったり、今では隣の潅木と同居していたりする。
奇岩にもさまざまな形があり、観光向けか、「カンガルー」、「ゲイシャ」、「イーグル」などの名前が付けられているものがあった。曇ってはいたが天候はころころ変わり、陽射しが強いため、光の当たり方によって岩の表情も変わる。
帰りには、砂丘で、いい大人がサンド・ボーディングをして遊んだ。自分も2回くらい滑ったが、尻をしたたかに打ってどうでもよくなりやめた。まわりのおじさんたちも皆そうだった。最後まで嬉々として遊んでいたのは、年齢によらず、女性だった。
風車 Leica M3、Summicron 50mmF2、Kodak E100G、ダイレクトプリント
バンクシア Leica M3、Summicron 50mmF2、Kodak E100G、ダイレクトプリント
奇岩 Leica M3、Summicron 50mmF2、Kodak E100G、ダイレクトプリント
奇岩 Leica M3、Summicron 50mmF2、Kodak E100G、ダイレクトプリント
奇岩 Leica M3、Summicron 50mmF2、Kodak E100G、ダイレクトプリント
奇岩 Leica M3、Summicron 50mmF2、Kodak TMAX-100、オリエンタル・ニューシーガルVC-RPII
奇岩(イーグル) Leica M3、Summicron 50mmF2、Kodak TMAX-100、オリエンタル・ニューシーガルVC-RPII
休憩 Leica M3、Summicron 50mmF2、Kodak TMAX-100、オリエンタル・ニューシーガルVC-RPII
休憩 Leica M3、Summicron 50mmF2、Kodak TMAX-100、オリエンタル・ニューシーガルVC-RPII
サンドボーディング Leica M3、Summicron 50mmF2、Kodak TMAX-100、オリエンタル・ニューシーガルVC-RPII
バス Leica M3、Summicron 50mmF2、Kodak TMAX-100、オリエンタル・ニューシーガルVC-RPII (上部を焼き込み)
パース駅 Leica M3、Summicron 50mmF2、Kodak TMAX-100、オリエンタル・ニューシーガルVC-RPII