2010年8月、沖縄県国頭村、奥間川の上流部で子どもたちと川遊び。沖縄で最も高い与那覇岳の近くだが、玉辻山と違い、高くても眺望はない。歩いて頂まで登ることができる玉辻山は、最近ロープだけではなく道として整備されたが、入山制限も行っているようだ。
毎回案内をお願いしているエコガイドのHさんに動植物の説明をうかがっていると、やんばるの特性が出てきて面白い。那覇から北上する途中のスーパーでクワズイモの葉っぱをお供え用に売っていたという話をすると、北部ではそんなことはしない、業者が入ってきているのだろうとのこと。また、糸満でモンパノキからゴーグルを作っていたことが知られているが、やんばるでは、照葉樹フカノキを使っていたという。
川には亜熱帯林の隙間から光が射し込み、実は暗いのに(モノクロを2段増感することにした)、それを感じない空間だった。水が冷たくて気持ちよかった。
※写真はすべてPENTAX MX、M40mmF2.8、Tri-X(+2)、ケントメアRC、3号フィルタ使用。
光が溢れる
縦と横
イルカンダの蔓
イルカンダの蔓
セザンヌ的
ゴーグルを作っていたフカノキ
●参照 やんばるの森の自然
○やんばるのムカデ、トンボ、ナメクジ、トカゲ
○ヒカゲヘゴ
○オオタニワタリ
○イタジイ(ブロッコリーの森)
○さがり花
○チビカタマヤーガサ(尻を拭く)
○比地大滝のよなは徹
○やんばるのコーヒー
○奥間ダム
○こっそり作られている林道
○新川川の水
○玉辻山
○鳥飼否宇『密林』
○辻真先『沖縄軽便鉄道は死せず』