ピーター・ヤンソン+ヨナス・カルハマー+ポール・ニルセン・ラヴ『Live at Glenn Miller Cafe vol.1』(ayler records、2001年)を聴く。
Peter Janson (b)
Jonas Kullhammar (ts, bs)
Paal Nilssen-Love (ds)
目当てのカルハマーはもちろん期待通りに吹きまくっている。テナーもバリトンも、ここまで表通りを爆走するなら言うことはない。ヤンソンの速弾きのテクニシャンぶりも気持ちが良い。
しかしそれよりも何よりも、ニルセン・ラヴである。知的かつ筋肉的というべきか、タイコもシンバルも、どの断面でも、聴いているこちらの想像を遥かに上回る複合リズムを繰り出している。しかもその強度はまったく衰えない。この人は何気筒のエンジンを積んでいるのか。今度の来日はどうしようかなと思っていたが、やはり駆けつけようかな。
●ポール・ニルセン・ラヴ
ザ・シング@稲毛Candy(2013年)
ジョー・マクフィー+ポール・ニルセン・ラヴ@稲毛Candy(2013年)
ポール・ニルセン・ラヴ+ケン・ヴァンダーマーク@新宿ピットイン(2011年)
ペーター・ブロッツマン@新宿ピットイン(2011年)
ペーター・ブロッツマンの映像『Concert for Fukushima / Wels 2011』(2011年)
ジョー・マクフィーとポール・ニルセン-ラヴとのデュオ、『明日が今日来た』(2008年)
4 Corners『Alive in Lisbon』(2007年)
スクール・デイズ『In Our Times』(2001年)