Sightsong

自縄自縛日記

ジョン・ブッチャー+グザヴィエ・シャルル+アクセル・ドゥナー(the contest of pleasures)『tempestuous』

2018-10-02 07:56:50 | アヴァンギャルド・ジャズ

ジョン・ブッチャー、グザヴィエ・シャルル、アクセル・ドゥナーによるユニット「the contest of pleasures」の作品『tempestuous』(another timbre、2006年)を聴く。

John Butcher (ts, ss)
Xavier Charles (cl)
Axel Dorner (tp)

変な音の匠3人衆といったところか。常に時間は流れていて、しかしかれらは焦って何かを当てはめようとはしない。各々が奇妙な音を出しあい、それが確信犯的なフローを作り出している。最後の曲では無音が長く続くのだが、終わったとは思えずじっと聴く。聴けば聴くほど奇妙な音が聴こえてくる。

●ジョン・ブッチャー
オッキュン・リー『Cheol-Kkot-Sae [Steel Flower Bird]』(2016年)
ジョン・ブッチャー+ジョン・エドワーズ+マーク・サンダース『Last Dream of the Morning』(2016年)
歌舞伎町ナルシスの壁(2016年)
ジョン・ブッチャー+高橋悠治@ホール・エッグファーム(2015年)
鈴木昭男+ジョン・ブッチャー『Immediate Landscapes』(2006、15年)
ジョン・ブッチャー+ストーレ・リアヴィーク・ソルベルグ『So Beautiful, It Starts to Rain』(2015年)
The Open Secret『A Geography For Plays』(2014年)
ジョン・ブッチャー+トマス・レーン+マシュー・シップ『Tangle』(2014年)
ロードリ・デイヴィス+ジョン・ブッチャー『Routing Lynn』
(2014年)
ジョン・ブッチャー@横浜エアジン(2013年)
ジョン・ブッチャー+ジノ・ロベール『Bottle Breaking Heart Leap』(2013年)
ヨアヒム・バーデンホルスト+ジョン・ブッチャー+ポール・リットン『Nachitigall』(2013年)
ジョン・ブッチャー+大友良英、2010年2月、マドリッド(2010年)
ジョン・ブッチャー+マシュー・シップ『At Oto』(2010年)
中村としまる+ジョン・ブッチャー『Dusted Machinery』(2009年)
フレッド・フリス+ジョン・ブッチャー『The Natural Order』(2009年)
ジョン・ブッチャー『The Geometry of Sentiment』(2007年)
デレク・ベイリー+ジョン・ブッチャー+ジノ・ロベール『Scrutables』(2000年)
『News from the Shed 1989』(1989年)
ジョン・ラッセル+フィル・デュラン+ジョン・ブッチャー『Conceits』(1987、92年) 

●グザヴィエ・シャルル
グザヴィエ・シャルル+ミシェル・F・コテ+フランツ・ハウツィンガー+フィリップ・ラウジャー+エリック・ノーマンド『Torche!』(-2017年)
プラットフォーム『Flux Reflux』(-2017年)
齋藤徹+かみむら泰一、+喜多直毅、+矢萩竜太郎(JazzTokyo)(2014-16年)

●アクセル・ドゥナー
DDKトリオ+齋藤徹@下北沢Apollo(2018年)
DDKトリオ@Ftarri(2018年)
アクセル・ドゥナー+村山政二朗@Ftarri(2018年)
PIP、アクセル・ドゥナー+アンドレアス・ロイサム@ausland(2018年)
DDKトリオ『Cone of Confusion』(JazzTokyo)(2017年)
「失望」の『Lavaman』(2017年)
「失望」の『Vier Halbe』(2012年)
アクセル・ドゥナー+オッキュン・リー+アキム・カウフマン『Precipitates』(2011、-13年)
アレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハ『ライヴ・イン・ベルリン』(2008年)
アクセル・ドゥナー + 今井和雄 + 井野信義 + 田中徳崇 『rostbestandige Zeit』(2008年)
『失望』の新作(2006年)