今日は所用があって羽田空港へ出かけた。行きはゴーゴリの『検察官』を読みながら行ったのだが、予想以上に早く読み終わったので次のに取り掛かる。持ってきたもう一冊は『少女レベッカ』。しかしあまりに空気が違いすぎたため、1ページで脳が根をあげてしまった。我ながら何でこんなチョイスをしたのか疑問だ(苦笑)。組み合わせるならチェーホフとかゴーリキーとか色々あるやんと自分を小一時間(ry
空港では三階で寿司を . . . 本文を読む
『ワーニャおじさん』もそうだったが、本作も現実の厳しさを鋭く描いていると思う。「現実」という名の実物は往々にして散文的で、抱いている夢とのギャップは避けられないものだ。しかし、それによって幻滅してなお、人は生きていかなければならない。絶望して生きる気力を失くした人間には、死あるのみである。また断絶という観点で言えば、『ワーニャおじさん』・『桜の園』同様に他人の苦しみを理解できない様が淡々と描写され . . . 本文を読む
徹夜明けに外へ出てみると、雪が結構降っている。北国の人には全然たいしたことないと思うけど、自分は九州の出なので雪にはつい無邪気に感動してしまう。てゆうか今日の用事どうしよ。行くのめんどくさいわ…(^o^;
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色々と売るものがたまっていたのでフラフラと出かける。ブギーポップ1~6巻は8000円で売れた。これは予定どおり。がしかし、ライアーファンディスクなど三本は雨による浸水の被害も手伝って2600円にしかならずorz色々周ってもそれが限度なので、100円にしかならんかったじゃんまげどんを引き取る形で妥協。これで売り上げは10500円になったわけだが、ライアーのラブ・ネゴシエーターとLittle Litt . . . 本文を読む
前に書いたように、特に中学三年頃から狂気への傾倒が始まった。その要因は様々であったと思われるが、とりあえず結果だけ述べるならば「虜」というD.O.のゲームにそれを求めたのであった(そこに至るきっかけは同社の「妖獣戦記」)。
で、高○二年の時「虜2」を買ってプレイするまでになった(その間も紆余曲折あったがめんどくさいので省略)。ところが、だ。30分ほどやってみてわかったが、全く楽しめない(;´д` . . . 本文を読む
チェーホフにはニヒリスティックな作品が多いが、それはチェーホフがニヒリストだったことを意味しない。たとえば彼はシベリアを旅行して、そこに送り込まれた人々の声を拾い集め、作品として出版した。この作品は社会的な反響を巻き起こし、王朝の政策にすら(若干ではあるが)影響を与えたほどだった。また彼は後に荘園を購入しているのだが、そこの運営にあたり学校の寄付、医療環境の向上(彼はモスクワ大医学部出身の現役の医 . . . 本文を読む
さっき読み終わった。やはり面白い。予備知識はなかったが、『ワーニャおじさん』で見たような構図を作者が得意としていたのがわかった。感想については今は書かない。書き始めて気づいたら膨大な量になってるかもしれないから(苦笑)
作品の捉え方という枠組みで言えば、今回もチェーホフは喜劇として書いたのに、劇場の側は悲劇的に演出しようとして意見が対立した、というのは面白かった。やはり、人はカタルシスを求める方 . . . 本文を読む
11月には東北へ旅行をし、今まで群馬が日本で行った最北端だったのが青森にまで拡張した。その余勢を駆ってというわけでもないが、今度は南端を広げるために沖縄へ行こうと思う。今行っておかなければ、おそらく数十年は行く機会に恵まれないという予感もあるので。冬の沖縄は曇りが多いらいしいが、行ってる間だけは快晴であれ、などと都合のよいことを考えているが、はてさてどうなることやら… . . . 本文を読む
自己の統一性を知ることは不可能である(ついでに言えば、私は自分の統一性など知りたくもないが)。なぜなら、統一性を把握しようと自己分析した時点で自己が変質してしまうからである。
例えば、あなたが自分のことを「神経質」だとカテゴライズしたとしよう(注)。その瞬間から、あなたは自分の諸々の行動を「神経質」を基準に判断するようになる。それはつまり、今まで自然に行われていたことが「神経質」と受け取られるよ . . . 本文を読む
学歴などをとやかく言う人間はウザい。
例えば大学に関して言うと、「一浪して~大かよ」などと言う奴がいるが、正直「ほっとけよ」と思う(言われた本人がネタにしてるなら話は別だが)。今でもはっきり覚えているが、大学二年の時、古い友人がある大学に合格した話を、現在の友人にしたことがあった。その時、そいつは「一浪して~大かよ」とのたまった。俺はその時虚ろな笑いで流したが、未だにその時の後悔が残っている。な . . . 本文を読む