アニメ「推しが武道館行ったら死ぬ」全12話一挙振り返り上映会をニコニコ生放送で見た。19時に始まって終ったのが0時過ぎ、まじ耐久レース。
本作はアイドル推しのヲタク(略してドルヲタ)を描いた作品として高く評価されている。「推し」と言うファン側の用語から「人を応援すること」と言う点で語られることが多い。だが観てみると「何のため誰のため仕事をするのか」についても考えさせられる作品だった。ちなみに制作スタッフには監督を始め「ヤマノススメ」シリーズ以来のメンバーが多数。
たぶん多くのアイドルは有名になりたい、モテたい、売れて裕福になりたいと言う自分の欲望からアイドルを目指すことが多いと思うのだけど、推してくれるファンの存在を知ることで、そういうファンの期待に応えたい、幸せになって貰いたいという「他利の心」に目覚めてゆくのではないか。作品にはそういう心情の変化が良く描かれていたように思う。現実には、そこに目覚められなかった残念なアイドルは消えてゆくか、不祥事を起こすかするのではないか。
考えてみれば、世の中の仕事の多くは他人のためにするものだ。それを収穫したり製造したりすることで暮らしの役に立つ。待っている人がいるから届ける、運ぶ。その報酬として賃金を受け取る。そのバランスが取れていないのが今の社会ではないのか。1作のアニメから多くを考えさせられた。2期制作しないかな。
本作はアイドル推しのヲタク(略してドルヲタ)を描いた作品として高く評価されている。「推し」と言うファン側の用語から「人を応援すること」と言う点で語られることが多い。だが観てみると「何のため誰のため仕事をするのか」についても考えさせられる作品だった。ちなみに制作スタッフには監督を始め「ヤマノススメ」シリーズ以来のメンバーが多数。
たぶん多くのアイドルは有名になりたい、モテたい、売れて裕福になりたいと言う自分の欲望からアイドルを目指すことが多いと思うのだけど、推してくれるファンの存在を知ることで、そういうファンの期待に応えたい、幸せになって貰いたいという「他利の心」に目覚めてゆくのではないか。作品にはそういう心情の変化が良く描かれていたように思う。現実には、そこに目覚められなかった残念なアイドルは消えてゆくか、不祥事を起こすかするのではないか。
考えてみれば、世の中の仕事の多くは他人のためにするものだ。それを収穫したり製造したりすることで暮らしの役に立つ。待っている人がいるから届ける、運ぶ。その報酬として賃金を受け取る。そのバランスが取れていないのが今の社会ではないのか。1作のアニメから多くを考えさせられた。2期制作しないかな。