日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

矢野直美 「おんなひとりの鉄道旅」(小学館)

2007-09-12 23:32:38 | 本・映画・展覧会
 最近はご無沙汰気味だが、それでも年に1回くらい「BE-PAL」なるアウトドア雑誌を買うことがある。そのアウトドア雑誌も、アウトドア一辺倒では最近の読者は引き留められないと思ったのであろう、フィールドワークを基本としながらもキャンピングカーやSUV、はたまた鉄道などの記事が出ることもあり、その鉄道モノの一つがこの本のベースになった連載記事である(だから読んだことある路線があったのね)。

 トイウワケデ、全国のJR・私鉄各線から旅気分を味わえる路線をピックアップ、著者が訪ねた連載物の紀行エッセイを一冊にまとめられており、とても読み易い。おおむね一編が4ページ、好きな所で「途中下車」できる(笑)…が、一気に読み通してしまった(爆)。

 著者は鉄道大好きな女性だけど、車両形式がどーたらとか、運転形態がどうとかはほぼ一切書いていない。せいぜい「昭和40年代の車両が」程度。それは知ってるけど(BE-PALという)読者層を想定してなのか、知らないからなのかは分からない。しかしこの文章は「路線解説」「xx鉄道詳解」ではないので、それで良いと思う。それが知りたければ「ファン」でも「ピクトリアル」でも「RailMagazine」でも買って下さい、でしょ。

 ふんだんにカラー写真が散りばめられた、贅沢な本である。著者が撮ったのだと思うが、綺麗な写真が多い。特に紀行文(旅行記)用と考えると、とても参考になるんだなぁ…さすがに人物は撮れないけど。やっぱり、単に乗り通すだけじゃなくて乗ったり降りたりしてると風景の見え方も違ってくるんだろうね…

 「おんな」の書いた紀行文に何か新鮮なものを感じたか?Yes。起こってること、走ってる列車を雰囲気で捉えてる気がしますね。ほらマニアだと即物的に「EF5861キター!」だから(笑)。でもそれは性別の差だけじゃなくて個人の差でもあるんだけどね?

 2007年9月11日 自宅にて読了
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2007年9月11日 大の字

2007-09-12 08:08:20 | 音楽、ギター、カラオケ
 「9・11」ですね。8月に続き、航空機が絡む忘れられない日です。


 ところで「エアギター」って知ってる?

 要するに「ギター弾くフリ」なんだけど、いかに「らしく」プレイするかがキモな「フリ」。と言っても単純に指を動かすだけじゃウケないらしく、ガンガンのハードな曲(が似合うんだろう)の合間にギター放ったりヘシ折ったりジャンプしたりすることが「聴」衆にアピールするために必須らしい。

 日本人ってそういう表現が苦手なんじゃと思いきや、何故か分からないが昨年、芸人「ダイノジ」の大地洋輔が事もあろうか「ワールドチャンピオン」になってしまった!そして何と今年もだ!V2だ!快挙ではありませんくぁ。

 昨年のは「ようつべ」で観てた。今年もようやくUpされたので観た。うーん、どうよコレは…以下ご参考。

 http://www.youtube.com/watch?v=9r10UbGC6RI
 http://www.youtube.com/watch?v=THBiP7E4MXc

 コメント欄はスラングだらけなので読解に苦しむが、概ね「何でこんなのがチャンピオンなんだ?」みたいな?辛口コメント。自分もそう思う。昨年に比べ確かに巧い。いかにも弾いてるって迫真性は今年の方が上だと思う。でも何て言うかなぁ…昨年の方がムチャクチャ感があってインパクトは強かった気がするんだよね~。まっこと、オーディエンスとは身勝手なもんじゃき。

 そしてエアギター関連でちょっと欲しいオモチャが…物欲の秋。
 http://www.takaratomy.co.jp/products/airguitar/product/
(ここのサイト、エアギタープレイ講座もあります)
 忘年会用に、いっちょ仕込みますか!
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする