2009年12月12日 国内行脚しめくくり旅（１） 富士山静岡空港

　「JAL系就航空港つぶし」を意識して目的地を決める(笑)旅も回数を重ね、いよいよ本州四島は残り１つとなった。ラストは今年開港したばかりの「富士山静岡空港」。

　面倒なので静岡空港と呼ぶが、ここは新興航空会社フジドリーム(FDA)のベース。同社には知己も居るし、応援の意味からもそちらに乗るのが筋なのであろう、だがしかしJALも応援しなければヤバいのだ(爆)。おまけに今年はレグ数稼ぎを進行中…

　かくして、本日は羽田→宮崎→福岡→静岡というルートで到着。だってサ、到着にしないと搭乗券に「静岡」って出ないじゃん？と言うのは半分ウソなんだけど。夏には羽田→鹿児島→福岡→静岡と組めたダイヤが変わり宮崎経由で何とか。それでも福岡では20分というタイトな乗り継ぎ。羽田でまとめてチェックインしちゃうから置いてけぼりはないだろうけど。

　前夜の雨が何とか上がったものの薄暗い羽田を上がり、意外にも薄い雨雲をあっさり突き抜けると富士山から南アルプスの奥の方までくっきりスッキリ。視程は100kmだな！あんな奥の方まで見えたのは初めてじゃないかな？3Dソフトでどこまで見えたのか確認したいほど。それは低い高度ならではの光景で、上がるとむしろ遠くはぼやけてきてしまった…富士山を右手に浜名湖まで進んだところで左ターン、潮岬、室戸岬、足摺岬とすべて右手に見ながら宮崎市を通過して鹿児島へ。

　宮崎、福岡と順調に乗り継ぎ(福岡では係員誘導つき)、初めての搭乗機材となるEMB170で静岡へ。着陸は16離陸は34だった。機内はシックな雰囲気、座席は人工皮革？テーブルほか内装品も、高級感はないが普段乗り慣れた機材とは異なるテイストが新鮮。ブラジル製、やるじゃない？経年でどうなっちゃうのか、ちょっと心配だけど。静岡へのアプローチは浜名湖あたりから高度を下げ、右ターンして御前崎から洋上に出て遠く伊豆半島に沿うように南下、左ターンしてストレートイン。

　ターミナルに出るとウジャウジャと人が居る。ちょうどアシアナのソウル行き(特別機でも何でもない)が出るところで、その見物＆見送りなのか、外周にも人がいっぱい居る。まだまだ空港が珍しいの？ターミナル内で寿司を食べ(店は沼津魚がし)ていると、軽飛行機が２機到着。ヘリも来た。ヘリは遊覧飛行のみたいですね。ジェネアビ的には東西の中間点で名古屋ほど混んでなくて便利かな？静岡。ま、でもやはり閑古鳥です。
http://sanko-travel.com/012heri/index.htm

　そう言えば来春開港の「いばらき空港」なんだけど、初日にJAL&JTBのホノルルチャーター便が出るってリリースがあるんだよな…どうするかな～。その時以外、JALは飛ばない気がするし。「てるてる坊主号」クルーの方はきっと行かれるんでしょうなぁ。茨城地元だし。
　http://press.jal.co.jp/ja/release/200911/001382.html


追伸
　今年のレグ数の目標を達成しました。静岡到着でみごと80レグをクリヤ！うち自腹が78レグ…社費で乗って威張るなダイヤ＆プラチナ！(笑)
　あと、JALはいばらき就航どころか静岡便なくなるそうです…乗るなら３月一杯ですぞ。と言う事で遠い写真ながらJAL機(搭乗便の折り返し福岡行き)と富士山のショットをアップしときます。
　http://press.jal.co.jp/ja/release/200912/001402.html

2009年12月19日 【トッポ】 とにかく茨城へ行きたいのであった

　ここんとこめっきり忙しく、クルマもバイクも置きっぱなし。チョコチョコ乗ることすら無くなった師走である。。。

　「経県」というサイトがあり(http://keiken.uub.jp/)、先日の新潟～福島長距離ドライブから戻ってやってみた。Myトッポで行ったところである。

　むぅ、首都圏では茨城のみ行ってない…あと山梨、静岡。長野は遠いしこれから雪シーズンだし、きっと行くことはないだろうな～。そう思ったら悔しくなって、茨城へのドライブを敢行することにした。が、しかしいくら茨城に足を踏み入れるだけとは言え、平日の晩に守谷SAあたりまで行って「茨城制覇！」とするのも如何なものか。

　「茨城と言えば日立だっぺよ！行ぐっぺ？」ちょうどアチラ方面に野暮用があるという櫃間氏(仮名)が同行して下さるという。現地に詳しい人歓迎。でも重量増で燃費が悪くなるかしら(爆)

　首都高→常磐道と走り日立南ICで降り、早めのお昼を「日立おさかなセンター」で。庶民の魚市場がちょっと大きくなった程度で拍子抜け。でも新巻鮭が並びアンコウがでろんと鎮座する様はなかなか良かった。買い込んで鍋やりたかったなー。干物詰め合わせを購入。
　ＨＰ：http://www.hitachinosakana.com/osakana.html

　少々のドライブ、ぐっと内陸部に入って「日鉱記念館」。ここは良かった。館内だが模擬坑道があったり、３ケタに及ばんとする削岩ドリルのコレクションがあったり。写真は明治末期から50年以上も使われたという日立製電気機関車。普通のＬ電に見えるが集電装置が面白い。まさに「互」という字の形そのまま。
　HP：http://www.shinnikko-hd.co.jp/corporate/museum/

　150mが倒壊して50mになっちゃった「お化け煙突」と「阿呆煙突」を見ながら
ヤマを降り、お次は「吉田正音楽記念館」。シブいね～(笑)。最上階のティールームからは太平洋が一望！ちなみに吉田正は「異国の丘」ほか'50～'70年代あたりの戦後昭和歌謡曲の巨匠(作曲家)である。
　HP：http://www.yoshidatadashiongakukinenkan.org/

　本日の仕上げはさらに北上して鵜の岬「鵜来来(うらら)の湯十王」。ここは「日本一予約の取りにくい(らしい)」国民宿舎と棟続きになっており、ちょうど暮れてゆく太平洋を眺めながらのリラックスタイム。上がってサンマのつみれ鍋なんて食べちゃって、できれば一杯やってそのまま泊まりたい…
　ＨＰ：http://www.mito.ne.jp/~h-kanko/asobu/asobu.html#urara

　１日たっぷり楽しんで、幸い渋滞も解消した常磐道～首都高を引き返したのでありました。約400kmのドライブでした。トッポの走行距離は３ヶ月ちょっとで2,000kmあまり、チョイ乗りメインの割には乗ってる？でも年明け早々には車輌売却になりそうなのだ…