2011年11月7日 【食べ物】和歌山・井出商店

　和歌山に赴任中の知人に「駅近で美味しい和歌山ラーメンの店を教えてください！」とお願いしたら即座に返ってきた店へ向かった。和歌山駅から10分はかからないが、駅前と言うほど近くもない。それにしても店名が「商店」である。喜多方ラーメンを出す店の多くが「ｘｘ食堂」なのを上回るインパクトじゃない？(笑)

　メニューは「中華そば」しかない。それの並盛と大盛。チャーシューの量が普通か多いか。計４通り。あとはトッピングが少々、それに目はり寿司、いなり寿司。何となくチャーシュー増量を頼む…前にどこかで食べたのと同じく、丼が小さめなのは和歌山ラーメンの特徴だろうか？青々としたネギが食欲をそそる。

　スープ、濃い。何と言ったら良いのか、単にドロドロしてるわけでもなく、最近のこってり系のように背脂ギトギトと言うこともなく、時おり魚介系にあるように出汁が過度にでしゃばるわけでもなく、本当に「エキス」といった感じでイヤミなく凝縮された味。うーんスゴイ。無論さっぱりはしてないのだが、こざっぱりとした濃い味！？

　麺は細めストレートで、寸法的には博多ラーメンに近いものがある、ただしこちらのは少し黄味を帯びており、もう少しグルテン質…表現がおかしい(笑)？丼も大きくないことだしアッサリ食べ終わり物足りなく感じるのではと思ったが全くそんなことはなく、充実の一杯でした。イイぞ和歌山！