日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2013年3月29日 【エセ善人】「正義」は高くつく

2013-04-05 22:21:17 | エセ善人ねた
 会社の帰り、アウトドアショップに寄る道すがらオーガニック商品を扱ってる店があったので入ってみた。お目当てはコーヒーと白米。が、高い。高すぎる!

 コーヒーはフェアトレードの問題もあり、現地農家の適正な収入も含めて考えればこれくらいの値段になってしまうのかもしれない。だが普段飲んでるレギュラーコーヒーの3倍か4倍くらいしてないか?インスタントはもっと割高かもしれない。米も、普段は安い無銭(これはこれで正しいかも?)いや無洗米、やっぱり倍以上するかな。2kgの袋が、スーパーで買う5kgの袋くらいの値段だ。

 コーヒーは毎日消費するので、この差は大きい。米はそう食べないのだが、価格差を考えるとたじろいでしまう。健康とかフェアトレードとか考えれれれば、実はこの価格でも採算ギリギリだったりするのかもしれないけど。

 結局なにも買えずに店を出た。これでTPPが始まったら食糧の値段ってどうなるんだろう?とか要らぬ心配までしてしまうのであった。
コメント (2)
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【本】吉岡忍著 「ある漂流者のはなし」(ちくまプリマー新書)

2013-04-05 06:02:20 | 本・映画・展覧会
 遭難し一人ぼっちで漂流、奇蹟の生還を描いた書は多くはないが少なくもない気がする。日本だと「ヨットたか号」のが比較的記憶に新しいかな。佐野さんは今なにをされているんだろう。本書はちっぽけな漁船が沖でエンジン不調となり、そのまま流されていったものの37日後に救助された事件の、当事者へのインタビューから構成された物語。

 漂流中なにをしていたか、どのようにして生き延びたかは多くの読者の関心事ではあるが、本書の特徴はむしろそういう「事実」でなく、当事者(武智さん)の生い立ちや性格、そして救助された後日談(心身バランスを壊して入院した)等を描いている点にありそうだ。もちろん、諦めず生き抜いた精神力や、乏しい食料や道具で生き延びたスキルが前提にあるのだけれど。

 自分だったらまぁ、あっと言う間に餓死してますね。仮に身体が持っても心が折れちゃう、そうなりゃ死にます。たぶんそうなっちゃうと思う。

 2013年3月29日 自宅にて読了
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