確かに、と思った。尊厳死と言う字面で我々は、事態を美化し真実を知りもせず肯定していないか。
呼吸器を外すと言うことは窒息死させるということ、人間、酸素が無くなって死ぬほど苦しいことはない。自分が溺れたと考えてみればよい…「事件」の起こった病院の病院長の言葉。これも確かに。決して安楽死ではない、むしろ正反対ではないか。
ある病院で起こった呼吸器外しによる「安楽死」の追跡部分が多い、多過ぎる?のは著者も認める。だが本書は「事件簿」が目的ではなく、尊厳死とは何か、医療従事者や家族がとるべき最善の対応とは?と検討を進めてゆく。病状や本人の意思など様々であり、1つだけの正解があるわけではないが、気高い死、安らかな死をどうやって迎えさせられるか考えさせられる。自分の場合はまぁ、孤独死だろうけど。
2013年4月11日 通勤電車車中にて読了
呼吸器を外すと言うことは窒息死させるということ、人間、酸素が無くなって死ぬほど苦しいことはない。自分が溺れたと考えてみればよい…「事件」の起こった病院の病院長の言葉。これも確かに。決して安楽死ではない、むしろ正反対ではないか。
ある病院で起こった呼吸器外しによる「安楽死」の追跡部分が多い、多過ぎる?のは著者も認める。だが本書は「事件簿」が目的ではなく、尊厳死とは何か、医療従事者や家族がとるべき最善の対応とは?と検討を進めてゆく。病状や本人の意思など様々であり、1つだけの正解があるわけではないが、気高い死、安らかな死をどうやって迎えさせられるか考えさせられる。自分の場合はまぁ、孤独死だろうけど。
2013年4月11日 通勤電車車中にて読了