日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

(Live) L.M.T.(Love Music Together)

2016-03-08 22:23:05 | 音楽、ギター、カラオケ
 ライブの常連ではないけどブログを拝読してるのですっかり勝手にお馴染みさん感覚になってる「L.M.T.」が我が田舎町にやってくるヤァヤァヤァ!雨降りで引きこもっていた日曜日、明日への気分転換に出かけました。会場は初めての店だったんだけどつい最近偶然に存在をしった店だった、これも何かの縁かもしれん。入店して遠慮しぃしぃ挨拶すると幸い小田さんが覚えていて下さいました♪今日は本店初登場ということもあってソロではなく対バン形式。

 トップバッターはウメ&アリサの男女デュオ「グラスール」、沖縄料理の店らしく沖縄テイスト、でも三線でベタベタのでなく一五一会の鉄弦だしコードも和音階でないので普通のアコースティックサウンド、なんだけどヴォーカルには少し島唄風の節回しが入ったりして微妙なセンを突いてくる。この辺はご両人も手探りで自分達の音を突き詰めていってる最中ではないかと推測。

 お次は音楽でなくジャグリング、Mr.オーニシ。なんか芸名つけたら良いんじゃない?まだまだ練習中とのことでしたがどうして上手い。ボウリングのピンみたいな棍棒をしまいにゃ3本もホッハットッ!そしてそこから液体を注いでカクテル!調べたらフレアバーテンディングって言うんだね、お見事!

 そして「L.M.T.」の出番ですが話は後回しにして。

 ラストは「Due Anime」、二つの魂と言う意味だそうでご夫婦でヴォーカルとピアニカ(って言わないか)。そしてサポートにサックスとアコースティックギター。ハイテンションで最初ちょっと引いてしまったけど普段は接しないタイプの音楽は楽しかった。特にサポートのお二人が上手くて…。

 以上、オリオンビールと沖縄料理をいただきながら楽しく過ごしたのでありました。

 で、「L.M.T.」だ。今日は黒、いつも色や衣装そのものを揃えてくるあたりからして大人のユニットって感じがする。ルックスも大事よね。過去に聴いた時はいずれもフル編成、今日はE.ギター(小田俊明さん)にE.ベース(日吉大雄さん)にカホン(クッキー里中さん)のトリオ編成。その分それぞれの音が良く聞こえた。持ち時間1時間弱で8曲!MC短めで都バスは飛ばす。

・大切にしよう
・My Sweet Lover
・ありがとう
・「あ」で始まる言葉
・夢
・Gentle Rain
・ライカ
・Island Song

 小田さんはブログを拝読する限りブルースマンに憧れていらっしゃるようなんだけど、今の感じ決して悪くないと思う。そして過去には気づかなかったけどギターの音が良い。楽器も良いのだけどシンプルに弾いて厚かましくなく、かつ物足りなくない。PAのセッティングでもう少しヴォーカルが前に出て欲しいのが残念だったがご本人のせいではない。

 日吉さんは殆ど手元を見ずにサラッと弾いちゃうスマートなフォームで格好良い。今日は以前より音の立ち上がりが良く、スラップもいい感じで聞こえてました。そしてヴォーカルは地声とマイク声とが結構違ってギャップ萌えするかも?

 やはりリズムセクションには特に注目してしまう。クッキーさんのカホンはシンプルなようで実は細かく16ビートやドラムで言うゴーストノート的な飾りが入っており、あんな風に表情豊かなカホンを叩いてみたいと思うのだった。でもやっぱり内出血しちゃうんですね…肘が痛くてドラム止めるなんてってるんだからカホンもムリかなぁ。

 と言う事で、聴きに行って良かったです。普段は都内で活動されることが多いユニットなんだけど、是非また多摩川を越えてきてくださいねー。

 2016年3月6日 川崎・ゆんたくにて
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【映画】オデッセイ

2016-03-08 06:48:56 | 本・映画・展覧会
 火星探検隊の一行が星に到達し探検中に猛烈な砂嵐に見舞われ、クルーの一人が吹き飛ばされてしまう。視界不良で彼を見つけられぬ残りのメンバーたちは探査機転倒の危機でもあり、捜索を打ち切り地球への帰還に発進する。しかし彼は生きていた。意識を取り戻し、自分が一人取り残されたと知った彼はめげることなく、植物学者である知恵を振り絞り迎えが来るまで生き延びようとする。だがそれは4年後、残された食糧は到底持たない。どうするか?そして彼の生存を知った地球側の反応は?

 宇宙を舞台にした危機管理映画はこれまでに何本も作られてきたと思うが、惑星に取り残されたクルーが生き延びる話は初めてかもしれない。これが大海の中の孤島だったら?この映画は宇宙空間と言う、人間その他の動植物が通常では生存し得ない環境、手を差し伸べるには遠すぎる場所と言うシチュエーションが新しい。

 色々できすぎな設定はあるにしても、火星に残された主人公(マット・デイモン)が工夫してゆく様を見守るのはハラハラ、ワクワクだった。見守りながら自分でも何が使える、どう工夫すると考えながら観た。植物を育てるための養分についてはすぐに解ったよ!(笑)

 一方の地球側、NASAの対応。自分は長官(ジェフ・ダニエルズ)の判断を支持したい。そう考えるのはオジサンだからだろう。組織とはとか、成功の確率とか、そういう目線で見てしまうのは。自分がこのポジションだったらと考えるのは、こういうチーム映画を観る上で欠かせない。すると観たいストーリーにはならないかもしれない。それはそれで良いじゃない。

 それにしても…である。時代は変わった。アメリカはアジアを無視できなくなった。興行上の理由もあるかもしれない。それにしても。アメリカのライバルは旧ソ連ではなく、アジアだと言う設定が強く、重くのしかかる。内容は、見てのお楽しみ。

 「ゼロ・グラビティ」は面白かったけど、本作はそれを上回ってた気がする。

 2016年2月16日 川崎・チネチッタにて
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする