今日は楽しい…わけもない雛祭り。まぁでも、であるく先のあちらこちらに雛人形が飾ってあるのは華やかで良いですね。今日は年休の端数消化で午後を休み、都内で平日のみ開館の施設巡りです。
時間との闘い。
（１）東京海洋大学附属マリンサイエンスミュージアム(Webサイトはリニューアル中)
首都高速１号・羽横線を走ったことある方なら、汐留を過ぎたあたりの陸側に帆船のマストがあるのに気づかれないだろうか。東京海洋大学・品川キャンパスに固定展示してあるかつての練習船「雲鷹丸」であり、このキャンパス内に本施設はある。昨年まで「水産資料館」と呼称していたのだが、長期休館・リニューアルされた。
展示内容は南極を主とした研究航海の記録がメインで、そのほかに日本の漁業手法や缶詰等の加工製品紹介が在る。綺麗に整理され順路もしっかりしているが、展示物そのものは古い。ひょっとしてここ十年くらいは何も増えていないのでは…興味の持てる内容だけに、しっかりアップデートして欲しい。
同じく敷地内に「鯨ギャラリー」もあり、セミクジラの全身骨格標本をメインに鯨に関する資料が展示されているが狭い。いずれも無料、大学構内への入場なので正門からの場合は守衛さんに「ミュージアム見学です」と挨拶することをお勧めする。両館とも入場無料。
（２）
東京税関 情報ひろば
（１）から天王洲アイル駅まで歩き、りんかい線で東京テレポート駅へ。ここから少々歩いた合同庁舎の２階。セキュリティが厳しく、施設見学者も書類に記載し入館バッジを借りなければならない。
展示内容は税関の歴史、業務内容、麻薬やワシントン条約違反物品の禁止の訴えなど平凡な内容。とは言え押収したコピー商品の展示や、麻薬密輸の検挙資料(写真)は興味深い。なぜか(ANA)国際線ビジネスクラスシートが２脚、座ってミニ映画を観られる。入場無料。
（３）
ソニー エクスプローラサイエンス
（２）から「大江戸温泉物語」の前を通りテレコムセンター駅へ、そこからゆりかもめで台場下車。施設は駅近くのメディアージュ5Fにある。500円。
内容は「ソニーが考えるITと科学の融合」みたいな感じ？お子様向けの体験プログラムが中心。3Dシアターで色々な映像を放映しており、旭山動物園の回だったので観たが綺麗な迫力画像で良かった。
体験プログラムは多く楽しいが、「なんでそうなるの？(by欽ちゃん)」的な解説は堅苦しくて敬遠されると考えたのかあまりなく、理屈を知りたいオジサンは少々不満なのであった。
（４）
警察博物館
それぞれ駅から少々歩くこととなり、移動時間もかかり、構しんどかった。そして（３）から再び「ゆりかもめ」で新橋に出て銀座線で京橋へ。ヤマハFZ750の白バイに迎えられて館内に入るとヘリや白バイ以前の赤バイがお出迎え。エレベータで一気に上まであがり、上階から見て回った。入館無料。
特別展「警視庁のりもの大百科」では歴代のパトカー、白バイ、その他車両が豊富なパネルで紹介され、車両にあっては驚異のミニカー群も展示。これってマニアが作ったのか、公費で特別仕様を作らせたものか…いずれにしろ面白かった。残念ながら「太陽にほえろ！」や「西部警察」「ゴリラ」等に登場する特殊車両群についての言及はありませんでした～
異色なのは殉職者一覧展示。過去の殉職者すべてが顔写真と共に殉職状況の説明を添えてパネル展示されている。切れたり穴の開いた制服、その他の装備品も展示されている。合掌。
110番受付システムとかさすがに詳細まで解説はされておらず残念だったが、それでも多くの展示を見られた。
消防博物館とセットでの見学をお勧めしたい。京橋⇔赤坂見附⇔四谷三丁目とスンナリ移動できる。
資料館系はこれでお終い。銀座まで歩いて戻って写真ギャラリーをハシゴして回り(こちらは別項)、格安バスで成田へ。え？今晩は大したことない事情があってホテル泊です。写真は桜の花を飾りつけた宿泊ホテルのロビー。数寄屋橋横からホテルまで行くバス、車中ではぐっすり寝ていて成田が近かった(苦笑)。今日はANAの国際線就航３０周年の記念日だそうで、ホテルのレストランでは記念パーティーが行われていたようだった。
ANAクラウンプラザホテル成田 泊
追伸
まったく意識していなかったのだが、
昨年も他人のホテルにお邪魔していたのだった…たぶん時期的に旅行の狭間でちょっとホテルを利用してみたくなるんだろうな。
