製品やサービスは好きでも、それを生み出した人や会社は好きではない。そういうケースは多いと思うし、そうすべきかなとも思う。だが自分は坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、の体で「どっちもダメ」になってしまうのだ。
前にマーク・ザッカーバーグ氏とFacebookを描いた「ソーシャル・ネットワーク」を観たが、その時と同じ感想。自分は、彼と彼の生み出したものを受け容れることに抵抗を感じる。そんなの関係ないじゃん、良いと思えば使えばいいんだよ。じゃあ逆に君は自分の使っているものが良ければ、その製品に関わった人々すべてを肯定するのかい?ですよねー。
ともかく、自分はアップル社の製品は一度も使ったことがないし、Facebookもやらないことにした(それには別の理由もあるのだけど)。本作は、その意を強くするのに大いに役立った。それにしても日本人でここまでエキセントリックな人間は少ないんじゃないかな。嫌われることなぞどこ吹く風、自分の信念に忠実に突き進む。ひょっとしたら明治~昭和初期の実業家あたり、そういう人が居たのかもしれない。今は「ユニクロ」の柳井さんだってソフトバンクの孫さんだって、あのホリエモンだってここまでじゃないのではないか。
こういう人物が登場しない/存在し得ない社会(国)は、しょせん世界を驚かせ圧倒的パワーで市場を席巻する製品やサービスなど生むことができないんだろうか?
本作は先日搭乗した機内でもやっていたが、日本語字幕版が観たくて映画館に行ったのだが正解。男たちだけでなく女性も実に汚い言葉で罵り合ったりするのだが、意外と聞き取れて楽しかった。うっかり使わないようにしないとね。
2016年3月1日 川崎・チネチッタにて
前にマーク・ザッカーバーグ氏とFacebookを描いた「ソーシャル・ネットワーク」を観たが、その時と同じ感想。自分は、彼と彼の生み出したものを受け容れることに抵抗を感じる。そんなの関係ないじゃん、良いと思えば使えばいいんだよ。じゃあ逆に君は自分の使っているものが良ければ、その製品に関わった人々すべてを肯定するのかい?ですよねー。
ともかく、自分はアップル社の製品は一度も使ったことがないし、Facebookもやらないことにした(それには別の理由もあるのだけど)。本作は、その意を強くするのに大いに役立った。それにしても日本人でここまでエキセントリックな人間は少ないんじゃないかな。嫌われることなぞどこ吹く風、自分の信念に忠実に突き進む。ひょっとしたら明治~昭和初期の実業家あたり、そういう人が居たのかもしれない。今は「ユニクロ」の柳井さんだってソフトバンクの孫さんだって、あのホリエモンだってここまでじゃないのではないか。
こういう人物が登場しない/存在し得ない社会(国)は、しょせん世界を驚かせ圧倒的パワーで市場を席巻する製品やサービスなど生むことができないんだろうか?
本作は先日搭乗した機内でもやっていたが、日本語字幕版が観たくて映画館に行ったのだが正解。男たちだけでなく女性も実に汚い言葉で罵り合ったりするのだが、意外と聞き取れて楽しかった。うっかり使わないようにしないとね。
2016年3月1日 川崎・チネチッタにて