日々のつれづれ(5代目)

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2017年2月25日 【旅行】山梨で鉄道遺産めぐり

2017-03-22 06:14:55 | 旅行・ハイク&ウォーク
 日曜日に静岡で用事があるついでに、前日に山梨で保存車両探訪をすることにした。電動車ばかりなのが先週の茨城県と対照的だなぁ。

 冬季の山梨ということで路面凍結が気になったが前日、当日と県内道路のライブカメラで確認したところ問題なさそうだったので計画通りのコースを採ることにした。さすがに山間のR413~山中湖経由は避け、たまにはと調布ICから中央道に乗る。時間に余裕あるため8時半に家を出発したこともあり渋滞は全くなし!いつもこうだと気分良くドライブできるのだが。

(1)富士急行モハ1
 富士急の前身・富士山麓電気鉄道が最初に導入した電車。歴史的な車両と言うことで河口湖駅前に展示スペースともども整備され展示されている。
 http://transnet.client.jp/train_gallery/fujikyu/fuji_1.html
 この日はたまたまイベントをしており車内も公開、見学でき、また入場券を購入しホームに入れば時間帯に応じて3通りの組合せで撮影に配慮して留置した車両の撮影ができた。
 駅構内には外国人観光客の方が多く、駅員の英語アナウンスも極めて流暢なのが印象的だった。富士急頑張ってるなって印象。

(2)富士急行モハ5707&5708(元は小田急デハ2212&2211)
 富士急も大半の車両は中古購入車であり、現在活躍中の京王車入線まで活躍していた小田急車が県内に残されている。なぜか笛吹市内のIT企業のデータセンタにあるんだけど?
 一両は敷地内でもう一両が近くの駐車場?に置かれ、いわゆる湘南型とは異なる前面2枚窓スタイルはユニークだと思った。

(3)米国製機関車プリマス(写真)
 地方に残された小型機関車には珍しいディーゼル機、しかも外国製。導入された経緯は、保管場所が甲府市内の元建設会社敷地であることからも判る。外国製DLが国内で展示されている例は多くないと思うのだけど、どうかな?
 ところでメーカーの「PLYMOUTH」は「プリムス」と読むのが一般的だ(地名はそう訳される)が、なぜか車両メーカーは「プリマス」で通っているみたい。

(4)山梨交通モハ7(後に江ノ電801)
 山梨には富士急だけでなく山梨交通と言う私鉄もあり(現在はバス専業)、その車両は廃止後神奈川の江ノ電を走り、引退後ふたたび山梨(富士川町)の、むかし走っていた線路跡近くに戻ってきた。
 この車両(個体)は江ノ電時代に乗車&撮影した記憶があり、再会できて感慨深かった。

 上記を見終えた後はR52~R300と走り下部温泉に投宿してのんびり。いかにも昭和的な、建物は古く設備はショボい宿。Wi-Fiどころかエレベータもない。駐車場は何百mも離れている。でも肌さわり良いぬるめのお湯、清潔な寝具、ボリュームたっぷりの料理、朗らかなおかみさん(?)に救われた。コストを考えれば文句なしだ。

 甲陽館 泊
コメント
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