2017年1月27日 【食べ物】さいたま新都心・アンダーグラウンドラーメン頑者

　年末に向けた整理の途中、ブログ掲載を忘れていた写真が数点あったので今さら感が強いですが記録しておきます。

　珍しく出張で、これまた珍しく行先はさいたま新都心。終わりが定時を回ってしまったので夕食食べて帰ろうと探した結果、「コクーン」内にある店に辿りつきました。コクーンってワタシにはアウィ感が半端ない…。

　つけ麺メインのお店だけどラーメンもあって、アングラって名前にビビッたものの幸い大丈夫でした。ユニークな名前を付けるだけあって、しっかりした濃厚な味だったと記憶していますが思い出せるのはその程度です。

【本】下川祐治著 「東南アジア全鉄道制覇の旅 タイ・ミャンマー迷走編」(双葉文庫)

　少し前に「不思議列車がアジアを走る」を読んだが、本作はその続編的存在。もはやすっかり鉄チャンと化したように見える下川氏、とは言え乗って車両や設備に目を輝かせる様子はなく、単に鉄道を利用する旅行者というスタンスが崩れていないのはさすがである。きっとこのオジサン、バスの旅に慣れきっちゃってるんだろうな。あまり嫌がってる風ではないが、生活のため仕方なくという背景が見えると言ったらうがちすぎか。

　本作ですごいのは、著者のスタンスはうらはらに内容の「鉄分」が増していること。何と、東南アジアの鉄道乗りつぶし！地下鉄とか新交通とかは含まれていないが、タイ・ミャンマーのいわゆる列車を完全乗車する企画、これは本当にすごい。タイは本数削減で難易度が増していることが解ったがミャンマーは運転路線の全容すらマトモに掴めない国、それを調べて乗って行く過程には大いに刺激を受けた。掲載の路線図は大いに参考になる。でもやろうと思わないかな。タイはその気になれば何とかなりそう。日本の中古ディーゼルカーがあちこちで走るミャンマーは相当に困難。ちなみに自分はと言えば難易度の低い韓国、台湾、マレーシア、シンガポールの乗りつぶしを始めた。来年には１，２カ国の完乗を報告できると思う。

　ところでタイトルに「タイ・ミャンマー迷走編」と入ってるってことは、続編があるのでしょうか？あるといいな。ただミャンマーを終わらせてしまえば、他はチョロイものだろうから話に面白みはなくなる気がする。

　2017年11月21日　通勤電車にて読了