「しあわせのパン」に続く大泉洋×北海道の映画第二作、公開時に見逃したのをようやく。前作では実直なパン職人を演じた大泉が本作では突発性難聴により音楽の道を挫折したワイン農家を演じる。どこかでも素直な弟役に染谷将太、天衣無縫な謎の女に安藤裕子。前作では洞爺湖あたりが舞台だったが、本作では空知地方、かつての炭鉱地・岩見沢や幾春別あたりが舞台となっている。
真面目さに挫折が加わり、偏屈な男になってしまっている兄と、どこまでも優しく兄を気遣う弟。傍若無人なようで実は事情を抱える女。気の良い周囲の人たち。ピノ・ノワールのワインを軸に話が展開し最後は何とかハッピーエンド。物語にあまり大きな起伏はなく、それだけにちょっとした変化が気になってくる。実際の暮らしなんてそんなものかもしれない。
ところで、グラスに注がれるワインの色が何だかピノっぽくないんだよなぁ…もう少し茶褐色だと雰囲気出るんだけど、勘違いなのかな。でも美味しそうだよ、空知の景色をバックに、何か合いそうな道産品をつまみにゆったりグラスを傾けてみたい。道内にそんなことできるテラスとかあるだろうか?雪が解けた頃に行くとして、通販で空知ワインを頼んでみようかな。
2017年11月13日 ソウルのホテルにて
真面目さに挫折が加わり、偏屈な男になってしまっている兄と、どこまでも優しく兄を気遣う弟。傍若無人なようで実は事情を抱える女。気の良い周囲の人たち。ピノ・ノワールのワインを軸に話が展開し最後は何とかハッピーエンド。物語にあまり大きな起伏はなく、それだけにちょっとした変化が気になってくる。実際の暮らしなんてそんなものかもしれない。
ところで、グラスに注がれるワインの色が何だかピノっぽくないんだよなぁ…もう少し茶褐色だと雰囲気出るんだけど、勘違いなのかな。でも美味しそうだよ、空知の景色をバックに、何か合いそうな道産品をつまみにゆったりグラスを傾けてみたい。道内にそんなことできるテラスとかあるだろうか?雪が解けた頃に行くとして、通販で空知ワインを頼んでみようかな。
2017年11月13日 ソウルのホテルにて