香港へは20回以上行ってるけど、よくよく考えてみたら香港に関するガイドブック以外の本などロクに読んだ記憶がない。かといって阿片戦争以降の歴史を反芻するのも暑苦しい(いずれ読もうとは思っているが)。そこで最も身近で実体験もある19997年の中国返還以降の書を手にした。ちなみに私、返還当日に現地へ行きまして、JAL機内で配付された記念メダルを持っています。こういうのが処分できないんだなぁ。
香港を政治的動きで見れば、記憶に新しいのは2014年の反政府デモ「雨傘運動」だろう。基本的に非暴力、経済にのみ関心があると思っていた香港であれほど大規模長期間(2ヶ月以上)のデモが成立したのは驚きだった。本書では政治的な部分を中心に、「香港人」のメンタリティ、中国政府(北京)の思惑、そしてデモの実際についてなどが記されている。実に興味深い。次の町歩きのさなかに一瞬でも思い出せたら良いな。
2018年7月17日 JL11便(ダラス→成田)機内にて読了
香港を政治的動きで見れば、記憶に新しいのは2014年の反政府デモ「雨傘運動」だろう。基本的に非暴力、経済にのみ関心があると思っていた香港であれほど大規模長期間(2ヶ月以上)のデモが成立したのは驚きだった。本書では政治的な部分を中心に、「香港人」のメンタリティ、中国政府(北京)の思惑、そしてデモの実際についてなどが記されている。実に興味深い。次の町歩きのさなかに一瞬でも思い出せたら良いな。
2018年7月17日 JL11便(ダラス→成田)機内にて読了