日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

2021年1月19日 【ハイク】関東ふれあいの道(千葉ー1)

2021-02-03 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 一都三県に緊急事態宣言が発出されてはいるのだけれど、久しぶりに「関東ふれあいの道ハイク」復活だ。まだ暗いうちに家を出てJRで成田を経由して佐原へ。グリーン車に乗ってコンビニ弁当の朝食を済ませた。東京駅から出ている、佐原駅を経由する高速バスで行きたかったのだけど、それだとスタートが2時間ほど遅くなってしまうため諦めた。服装は、下がタイツ+登山パンツ(薄手)、上がアンダーシャツ+ネルシャツ+薄手セーター+ダウンジャケット。靴は底の厚いハイキングシューズにした。それに毛糸帽と、秩父の反省から厚手の手袋。

千葉県コースマップ

(1)坂東太郎のみち(約11.3㎞)
 千葉県のスタートは香取市で、茨城との県境となる利根川に架かる水郷大橋まで、佐原駅から2㎞弱。しっかりストレッチして8:25に出発。コース名の通り、4/5は坂東太郎(利根川)の土手をゆく。R356沿い、JRバス関東のツアーと、坂東三十三か所巡りのバイクとで昨年2度通ったばかりの道。雲一つない快晴で、川の向こうに筑波山がくっきり見えている。ぐるっと見渡せば、さらに遠くの山々も…(写真)
 しかし風が強い。川を越えた北風が吹きつけ、時には押し戻されそうになる。今日は昼前から、東北新幹線も部分運休が予告されている(そして東北道では、ホワイトアウトで120台玉突きの大事故が発生した)。延々と土手を歩いて景色が変わり映えしないのは気にならないが、自然と涙が出てくるほどの風には参った。
 土手を下り下総神崎駅に向かうと風が和らぎホッとするが、2㎞ほどの区間なのに妙に疲れた。10:40着。待合室はコミュニティホールを兼ねており、日当たりの良いベンチに横たわりたい誘惑を堪え靴を脱いで足をリラックスさせるに留めた。

(2)自然と歴史をたどるみち(約11.4㎞)
 11:00出発、駅前で焼肉ランチを食べたかったが11:30開店のため断念。ここからは田畑の中をゆく里山コース、風も弱く気持ちが良い。サングラスと日焼け止めに思い至らなかったことを後悔。時おり集落が現れる。このルートは寺社が多く、神宮寺・宇迦(うずか)神社・常福寺・楽満寺・小御門(こみかど)神社・檀林寺と経て最後が龍正院(滑河観音)、坂東28番として訪れた寺。途中、成田ゆめ牧場のオートキャンプ場脇を通ったが、平日でも10組以上のテントが張られていた。最後2㎞くらい、股関節近くが痛んでペースが落ちた。痛めたわけではなく単なる筋肉痛な模様。

 滑河観音に着いたら、コミュニティバス(水掛ルート)が5分後に来る時間だった。ラッキー、次だと2時間半後だ。200円で30分以上揺られて京成成田駅前へ。京成特急で日暮里まで行き、JRに乗り換えて帰宅した。風呂で念入りにマッサージ、どうやら悪化はせずに済みそうな気配に安心した。1日歩いていて、だんだん成田に近づいてきたのが、航空機のエンジン音が大きくなってきたことで判った。次回はもっとも近いエリアを歩くことになるのかな。春まで、あまり遠出せず千葉通いを重ねたいと思う。

 本コースの歩行距離:約22.7km
 千葉コース通算歩行距離:約22.7km
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2021年1月17日 【旅行?】レンタサイクル利用・秩父三十四か所巡り(1)

2021-02-03 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 年末年始の西国三十三か所めぐりが終わっていないのだけど、「百観音」3つめのシリーズ、秩父三十四か所も回ることにした。全行程、会社の後輩クッチーと同道の予定。秩父はエリアが狭いため、基本的にレンタサイクルで回ることにした。

 横浜7時過ぎ、西武40000系電車によるS-trainが入ってきた。時間的優位性は低いが、秩父まで乗り換えなしが嬉しい。座席がロングシートとクロスシートに変化するユニークな車両だが、さすがにリクライニング機構までは装備できなかったらしい。それでもクロスシートなので、車内で弁当を食べることができる。トイレが付いているのは評価したいが、編成に一か所って少なすぎない?東急東横線~東京メトロ副都心線・有楽町線~西武池袋線・秩父線と走って9時過ぎに西武秩父着(写真)。やはり乗り換えなしなのはラクだ。こんな時期なので乗客は殆んどおらず、乗車車両は累計でも10人未満。前後の車両も似た感じだった。

 駅の観光案内所でレンタサイクルを借りる。電動アシスト付き、8時間2,000円。すがに秩父は寒い。雪山用の毛糸帽を持ってきたが、手袋は薄手のにしてしまい後悔。服は上下とも普段着、自転車を漕ぐのでことさらの厚着はして来なかった。計画では、本日は9か寺+資料館1か所を回る予定。

(1)誦経山 四萬部寺
 納経帳に「発願」印を押された。やはり西国では忘れられたんだろうか。
(2)大棚山 真福寺
 ここまでの登り坂は超しんどかった。漕ぐには脚力が限界、押すのも体力の限界。最後に振り返っても、ここが今日一番しんどかった。だのに無住、果てしなく山を反対側へ下りて光明寺で納経印をいただく。我々、無住であっても参詣はするルールとした。
(3)岩本山 常泉寺
(4)高谷山 金昌寺
 山門(仁王門)が立派で、上部には西国三十三か所としての観音像が林立して縁を感じた。
(5)小川山 語歌堂
 無住で納経印は近くの長興寺にて。ここまででお昼。移動ルート近くにあったあじ岬に入ったが、味よし量よしコスパよし、大当たりだった。
(6)向陽山 卜雲寺
 少し高台にあり、秩父のシンボル武甲山や関連工場群が良く見えた。
(7)青苔山 法長寺
(8)青泰山 西善寺
 少し離れた上に長い上り坂、脚がヘバっているので試練。本堂も立派だが庭の、佇まいが美しかった。
(9)明星山 明智寺
 え、この六角堂が本堂?ちょっと拍子抜けの感。
(観光)横瀬町歴史民俗資料館
 秩父エリアには幾つか資料館があり、殆どが未訪問なので行程に組み入れておいた。横瀬町で出土した石器土器や動植物標本など、この手の資料館にはありがちな構成だが、秩父34か所の古い写真とか民具(絹織物関連が多かった)には大いに関心が持てた。
(10)萬松山 大慈寺
 アニメ「心が叫びたがってるんだ。」のワンシーンの舞台となった「聖地」であり、絵馬やお守り、おみくじなど各種販売。「ガルパン」の大洗・磯前神社と同じく、超うまいイラストが描かれた絵馬が何十枚と奉納されていた。
(11)南石山 常楽寺
 10番とちょうど山の反対側にあるようで、歩道はあるようだったが自転車で行けるか判らなかったためぐるっと迂回。秩父市街地に近く、少し高台にあるため町並みが良く見えた。
(12)佛道山 野坂寺
 冬季の納経所は16時まで、なんとか間に合った。
(観光)西武秩父駅前温泉 祭の湯
 12番までで、秩父鉄道より南側のエリアはほぼ制覇。駅に戻りレンタサイクルを返却、1時間足らずだが駅前温泉に浸かり身体を温め、酷使した脚をマッサージ。施設内の店でみそ豚弁当とビール、土産を購入。しっかりケアしたせいか、翌日以降も脚が痛くならずに済んだ。入浴料はお高いが、駅構内と言う魅力には勝てない。

 予定より3つ多く12か寺+1資料館を回り、西武秩父17時過ぎ発のS-trainで帰宅、帰りは行きより更に少ない乗車数。指定席購入者に連絡が付くのであれば、鉄道会社としては運休したかったのではないかな?缶ビールを開け弁当を食べ、居眠りをすれば横浜は近い。これはバイクでは味わえない悦楽だ。

 秩父巡礼初回は大成功、大満足だった。クッチーと相談し次回は3月と決めた。その次は5月、そこで終えられるかもしれない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする