日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2021年1月26日 【旅行】日韓新航路

2021-02-09 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 昨年まで、境港(鳥取)から国際フェリーが就航していた。行先は韓国の東海岸、東海。朝日で有名な正東津の近く。一昨年の10月に乗船予約をしていたのだが、台風が対馬海峡を直撃するのとカチあって運休。再挑戦の機会を窺っているうちに休航~航路廃止となってしまった。ところが、その船が会社と航路を変え、再び日本に来ていると言うではないか。ちなみにこのEASTERN DREAM号、元は鹿児島から奄美諸島を経由して沖縄までを往復するマリックスラインの2代目「クイーンコーラル」(1993年建造)だそうだ。(写真は旧航路時代のサイトより)

 新しい航路は舞鶴(京都)~浦項(舞鶴港による公式情報はこちら)。日韓どちらも、前航路の港よりアクセスしやすい。現在は旅客扱いは休止しているようだが、新型コロナ騒ぎが収まれば乗れるようになるだろう。乗船プランを考えてみた。

 【土曜日】東京06:15(のぞみ3号)08:25京都08:38(まいづる1号)10:11東舞鶴~舞鶴を観光~17:00(イースタンドリーム号) [船中泊]
 【日曜日】浦項(高速バス)釜山~PUS16:00(KE713※釜山発日本行最終便)NRT18:15

 時間があれば釜山か、浦項からKTXかバスでソウルに出て、一泊して帰ってくるのも良い。ってかそれが普通だ。でもお勧めは、到着日の釜山21:00発のフェリーで下関に戻ってくることかな、船中2連泊!
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2021年1月25日 【旅行】ノリヒコさんの旅程検討手順

2021-02-09 06:00:00 | 鉄道・飛行機・船舶
 鉄道に乗るのが好きな人を「乗り鉄」と呼ぶ。それじゃ飛行機は?「乗りひこ(うき)」、ノリヒコさんなのだ。何だか冬彦さんみたいで不気味だ(笑)。

 貯めているJALマイレージで乗れる航空会社の一つに、香港のキャセイパシフィック(CX)がある。そのビジネスクラスしかもそこそこ距離のある区間で旅をしたいと思った。キャセイって機内食は中華系のくせに大したことはないと思う。だが、マイレージ上級会員に対するホスピタリティは目を見張るものがある。「平民」とあからさまな対応の違い。小市民の虚栄心をくすぐる術に長けているのだ。それを、2019年2月のバーレーン弾丸旅行で味わった。あの優越感を、もう一度。

 日本にも多数運航しているキャセイだから乗るのは容易いが、マイレージが加算されるチケットは結構高い。ネットで検索して買えるお手頃チケットは、すべてマイレージ非加算運賃で何だか悔しい。どうせ加算されないなら特典航空券だ!そこで調べた。まず正攻法で、例えば東京→香港→ロンドンなどと調べると、同じビジネスクラスでJALなら50,000マイルで行けるところ85,000マイルも必要、幾ら乗りたいと言ってもそこまで余分に出す気にはなれない。

 改めて特典航空券のルールを調べると、キャセイの場合は飛行距離に応じた段階制の所要マイレージとなっている。距離は乗り継ぎ合計で算出する。と言うことは、区分ギリギリのところへ行くのが高効率なわけだ。この時点でもはや、「どこへ行きたい」が欠落している、ノリヒコさんとはそんなものだ。4,000/6,000/8,000/10,000マイルの区切りごとに考えてみた。手順は以下の通り。
 ①こちらのページで、候補の都市(キャセイ就航地)を確認する
 ②どの都市がどの辺りに位置するか検討をつけるためこういうサイトを使う
 ③こういうサイトを使い、区切りの数字ギリギリになるようシミュレーションを繰り返す
 ④シミュレートした結果をJALの特典航空券交換のページで予約を入れてみて、所要マイル数が計算通りか確かめる

 ここで一捻り。例えば③でTYO(東京)-HKG(香港)-DEL(デリー)と入れると、4,130マイルと出る。惜しくも4,000を超えてしまう(ビジネスクラスは60,000マイル必要)。そこで一捻り、出発地をOSA(大阪)にしよう。関空から香港へも、毎日複数のフライトがあるからね。すると結果は3,880(同42,000マイル)、よしワンランクダウン!関空までは朝一のフライトで飛んでギリギリ間に合うし、節約志向なら夜行バスもアリだ。キャセイの本邦就航地は東から札幌、東京、名古屋、大阪、福岡、沖縄。実用的なのは東京か大阪だろうが、他の就航地も念頭に置くと好結果が得られるかもしれない。まあそんなコトを繰り返した結果が以下。いずれもビジネスクラス、片道。④の検証も済ませてある。

 4,000マイル圏(JAL42,000マイル):東京~香港~デンパサール(3,940)、大阪~香港~デリー(3,880)
  この距離だとビジネスクラスでもフルフラットシートではない可能性が高い。せっかくの特典航空券でそれ、しかもインド人いっぱいとかイヤだ。そしてデンパサールなら、自分はガルーダ(GA)の特典を取れるデルタ(DL)のマイルを30万も不良在庫させている。

 6,000マイル圏(JAL60,000マイル):東京~香港~パース(5,540)、福岡~香港~メルボルン(5,860)、沖縄~香港~テルアビブ(5,697)
  行先は魅力的だし、豪州便には最新鋭A350が投入されているのも良い。テルアビブ!大韓航空が運休してしまったので魅力的だわ~。

 8,000マイル圏(JAL80,000マイル):東京~香港~スペインを除く欧州、大阪~香港~マドリードを除く欧州、福岡~香港~ヨハネスブルグ(7,900)、大阪~香港~バンクーバー(7,910)、福岡~香港~シアトル(7,730)
  欧州だとブリティッシュ(BA)やイベリア(IB)に乗る選択もあるので迷うところ。一方ヨハネスブルグの街は危険でも、空港で乗り継いでケープタウンや周辺国に飛んでしまえば問題なし(経験談)。そして北米西海岸北部ならこのゾーンで辿り着ける。

 10,000マイル圏(JAL85,000マイル):東京~香港~ニューヨーク(9,840)
  下のゾーンから僅か5,000マイルの上積みで超長距離便に乗れる。北米東海岸だと機材は777-300ER、一席あたりの広さはA350より上かも。

 JALが直行便を飛ばしている都市に、JALより多い所要マイレージで行くのってどうよ?と思わないでもない。しかも香港から北米なんて、日本の上を飛んでくので(体験談)さらに「何やってんだか」と(笑)。
 …とまあ、こんなシミュレーションと妄想をしていると、あっという間に数時間が経ってしまうのだった。でもこれって片道切符だよね?そう思った方は次回にご期待ください。(をい)

追伸
 裏技的に、東京~香港~大阪って特典航空券も合計マイル数で計算して発券できるよ。ただ日本便は原則として、フルフラットシート装備機材は入らない。頻繁にシップチェンジするので、入ることもあるけど予約時点では判らない。日本発着のCXビジネスクラスに乗りたいなら、「キャセイホリデー」で東南アジアへ行くのが超お得だ。
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