日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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2021年2月9日 【旅行】次の年越しどうでしょう

2021-02-26 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 新型コロナ禍の今年こそ日本で新年を迎えざるを得なかったが、来年はまた海外でと思っている。

 航空券予約は330日前から、例え買わないにしろ予約オープン時点での相場を知っておきたい。海外と言っても自分の年越し旅行は「初めて訪れる国で」と言う制限がつく。年末年始休暇の日程は発表されているので、現実的な旅程をシミュレートできる。少し前から活用している運賃計算サイトで、次の年越しの場所を検討し始めた。航空券代金は、できれば20万円程度に抑えたい。出発地をソウルや香港に変えたり、運航日の都合で1日ずらしも検討するので、一つの目的地あたり3,4回の検索を行うこともある。その結果は…
・南米、ネパール、トルクメニスタンは日数が足りない
・カリブは掘り出し物チケットがあったが払戻不可、その他は高い
・モンゴル、タジキスタンは極寒
・太平洋諸島は経由するニュージーランドのCOVID-19規制緩和が心配
・シリア、アフガニスタン、モルジブ、チュニジア、セイシェル、北朝鮮はもう1日短くて良い
等々。何時間もかけたおかげで(これでも普通の人よりは検索が速いと思う)、かなり行先が絞られてきた。

 それにしても航空各社、日本の需要動向をよく把握してらっしゃる。JALは12月29日発から料金が跳ね上がるケースが多い。カタールはマイル不加算の予約クラスになるか、閑散時の倍額。意外と無頓着なのはアメリカン航空だと思ったが、代わりに安チケットには払戻不可の縛り。結局、乗り継ぎ回数は増えるが出費の少ないソウルか香港経由で出かけることになる気がする。

 せっかくなので、2000年代の年越し場所をリストアップしてみた。
21 兵庫(三田)
20 ヨルダン
19 ジャマイカ
18 バングラデシュ
17 キプロス
16 オマーン
15 インド
14 ペルー
13 モロッコ
12 プエルト・リコ
11 アラブ首長国連邦(ドバイ)
10 トルコ
09 チェコ
08 マルタ
07 ルクセンブルグ
06 ブルネイ
05 マレーシア
04 ミャンマー
03 神奈川(自宅)
02 北海道(帯広)※00とは別
01 北海道(夕張)
00 北海道(帯広)

 20年で自宅は1回(笑)…防犯上書かない方が良かったか?こんな年越しスタイル、あと何年やるのかな。会社を辞めたら、年が明けてからの安い時期に出かけるようになるのかな。どっちにしても、年内の仕事は終わった、さあ休みだ!と言う解放感&高揚感は味わえなくなるんだなあ。
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【本】下川裕司著 「「生きづらい日本人」を捨てる」(光文社新書)

2021-02-26 06:00:00 | 本・映画・展覧会
 海外赴任とか結婚相手の国へとかではなく、全く縁もなかった海外へ転居して人生を送る日本人が増えていると聞いた。そうした人々の中でも、割と若くて東南アジアに暮らす人々のケースを、本人への取材結果を交えて一国一名の形で紹介している。中国、台湾、ベトナム、フィリピン、そしてタイ…。

 本書に登場する在外日本人は、多かれ少なかれ日本社会に適合できなかったり、生き疲れてしまった人たち。バックパッカー作家として有名になった著者だが、彼ら彼女らへの眼差しは優しばかりではない。無条件に賛同するのでなく、そういう考えで大丈夫かと言う批判も交じる。ただし日本できちんと働き口を見つけてなどとは言わない。著者自身が新聞社を辞めて良く言えばフリーランス、有体に言えば風来坊のような生活を送ってきたからだろう。その視点のサジ加減が、自分にできないことなので興味深い。

 日本に残してきた友人知人関係者、現地生活の周囲に迷惑をかけなければどう生きようが死のうが当人の勝手だし、迷惑をかけてはいけないという概念すら海外の規範とは程度が違うはず。本書に収録された人々の生き方をイヤだなと思うし羨ましいとも思う。

 2021年2月7日 ライブ帰りの電車車中にて読了
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