日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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2021年7月9~11日 【旅行】高知へ乗りつぶし旅リベンジ(1)

2021-07-20 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
  1月、JR四国バスの新型二階建てバス他に乗るために高知へ行ったのだが、荒天による車両変更で願いを果たせず、そのリベンジ。だが用心のためバス営業所に電話して運用予定を聞いたところ、計画した上り便は整備で代車が走るとのこと。危なかった!直前に大幅な行程組み直しを行った。

 7月9日、四谷三丁目でのライブからバスタ新宿へ移動し、VIPライナー「ロイヤルブルー」に乗車。3列シートかつ座席にクッションマットが敷かれたハイグレード車、+100円で乗れたので試した次第。乗車前にライブへ行き、したたか酔っぱらっていたせいもあるがこのシートはイイ。身体にフィットし、かつ蒸れない。出発して直に寝てしまい、起きたら新東名の浜松SAだった。3時間ぐっすり、そのあとも高速を降りてゴーストップが多くなるまで再びグッスリ。しかしこの車、1路線にしか投入されていないんだよなあ…

 7月10日、京都駅から少し離れたVIPラウンジ前に5分早着。ラウンジには入らず近くの牛丼屋へ直行して朝定食、ついで1月は東本願寺を見たので今日は西本願寺へ入り、貸切状態で素晴らしい伽藍を拝見。そして1月と同じ銭湯で朝風呂。そうそう、京都タワーの大浴場は、6月末で完全に営業終了してしまった。

 烏丸口9時50分発の「高知Exp.51号」、今日こそ新型二階建てバス(アストロメガ/IntercityDD)キター!今回は最後列に陣取り、揺れや騒音をチェック。階下からのエンジン音は響かず合格。揺れは、ちょっと突き上げが大きいかな。三宮発車時点で乗客は10名に満たず寂しい限り。1月は荒天のため高松道を進行したが、今回は所定通り徳島道へ。山の中で上下二車線区間が長く、需要が少ないんだな。終点のはりまや橋には15分近い早着、客はみな高知駅で下車し、ここまで乗ったのは1月同様自分ひとりだった。写真は、観覧車が名物な淡路SAにて。

 今回も滞在時間が短いため、すぐにタクシーで牧野植物園へ。訪問は40数年ぶりか、その時は国分川河口を跨いで架かる「ロープモノレール」があった。買った絵葉書セット、いま持っていたらお宝だったなあ。記念館、植物園、綺麗に整備されており初めて訪れるのと変わらない。1時間ちょっとの滞在では十分に見きれなかったが、再訪して良かった。ここへ路線バスの便はなく、観光遊覧バス「My遊バス」最終便で高知駅へ戻って宿へ。夜は居酒屋でカツオのたたき定食とハランボ塩焼き、旨かった。

 ホテル港屋 泊
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【本】長尾三郎著 「生き仏になった落ちこぼれ-酒井雄哉大阿闍梨の二千日回峰行-」(講談社)

2021-07-20 06:00:00 | 本・映画・展覧会
 比叡山延暦寺門下の僧による千日回峰行(実際には975日だそうだが)、それを2度成し遂げたのが、本書に描かれている酒井雄哉大阿闍梨。

 本書に回峰行と言う行のあらましについて述べられてはいるが、あくまで主役は酒井師。行の細かな手順でなく、巡っている瞬間の、日々の、心持ちや感覚を著者がインタビューして引き出している。そして、この壮絶な行に至るまでの、酒井師の生涯についても。

 どれだけ信仰心篤く修行に通じた僧であっても過酷な行に耐えうる体力と精神力がなければ持たないだろうし、単なる体力バカでも行は続けられないだろう(そもそも行に挑むために、それまでの修行の成果が諸人に認められなければならない)。さしたる超人には見えない風貌の酒井師だが、絶妙のミックスバランスを持った方だったに違いない(2013年没)。

 とても興味深く読み、凄いなー偉いなーとは思ったが、残念ながらそれで自分が励まされたとか、少しは見習って生活態度を改めようとか、これを機に仏門に帰依しようとか、そういうことはなかった。

 2021年7月4日 自宅にて読了
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