日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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2021年7月9~11日 【旅行】高知へ乗りつぶし旅リベンジ(2)

2021-07-21 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 7月11日、今日もタイトな日程。

 高知駅から路線バスで桂浜へ、持ち時間は2時間。数年前に新装なった坂本龍馬記念館と、訪問したか記憶が定かでない桂浜水族館、どちらを見るか迷ったあげく水族館へ。小さな施設で1時間もあれば見終えてしまうと思ったが、土佐弁の解説書が面白くじっくり読みながら回っていたら良い時間になってしまった。路線バスで高知駅に戻り、焼きラーメンの昼食。

 12時40分、「高知Exp.54号」発車。本来は新型二階建てバスで運行のはずが、 整備の都合で旧型二階建てバス(ふそうエアロキング)での運行と聞き、お別れ乗車のつもりで乗ることにした。新型同様、2階席は3列仕様となっている。最後列は予約されていたので、2つ前の席へ。エアコンのダクトがあったり、座席とフットレストのラインが揃っていなかったりと設備はイマイチ。おまけにカンカン照りなせいか、エアコンの効きが弱い。その一方で乗り心地はマイルド。なんでも引退予定だったが1台500万くらい掛けて延命工事をしたそうで、あと数年は活躍が見られそうである。お別れ乗車の必要なかったな(汗)。写真は行きと同じ(上り線に観覧車はない)淡路SAにて。

 高知からのバスは京都ゆきだが三宮で下車、伊丹空港ゆきリムジンバスに乗り換える。阪神高速3号線が渋滞とのことで7号線に迂回し、神戸市の北側から長いトンネルを抜けて定刻に到着、ウテシさんグッジョブ。

 最終便を予約していたが羽田空港雷雨で運航が乱れたせいで変更が効き、2便繰り上げ約1時間半早く帰宅することができた。JL130便(JA846J:787-8)で羽田まで48分。ただし、当初予約の便は結局ほぼ定刻で運航され、そちらは狙っていた未搭乗機だったので複雑な気分。幸い帰宅時には雨に遭わなかった。

 導入社の増えてきた新型二階建てバスだが、新型コロナ渦でバス会社の経営が苦しくなり増備は頭打ちとなっている模様。あと乗っていないのは岩手の 一社のみとなり、乗りつぶし完了が見えてきた。(おわり)

【7/9(金)】
バスタ新宿 2340
(VIPツアーロイヤルブルー号)
[車中泊]

【7/10(土)】
京都VIPラウンジ 0640
*** 白山湯六条店 ***
京都駅烏丸口 0950
(高知Exp.51号)※アストロメガ
はりまや橋BT 1542
(タクシー)
*** 牧野植物園 ***
1731→1801
[ホテル港屋]

【7/11(日】
高知駅BT 0830
(路線バス)
桂浜・龍馬記念館 0907
*** 桂浜水族館 ***
桂浜 1100
(路線バス)
高知駅BT 1140/1240
(高知Exp.54号)※エアロキング
三宮 1707/1725
(空港バス)
ITM 1810/1825(+20遅れ)
(JL130)
HND 1940
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【本】山田昌弘著 「希望格差社会-「負け組」の絶望感が日本を引き裂く-」(ちくま文庫)

2021-07-21 06:00:00 | 本・映画・展覧会
 「リスク化や二極化をそのまま放置すれば、人々から希望が徐々に奪われ、社 会秩序が危機に陥ることは目に見えている。」(P.31)…正しい指摘だと思う。そして日本はまさに、そういう時代を突き進んでいるとも思う。

 他書でも書かれているように、格差は基本的に二極化かつ拡大の方向に進行する。その結果生まれた、どう足掻いても生活が好転しない人々の中には絶望感から依存症になったり凶悪犯罪を引き起こしたりする者が現れる…と言う本書の指摘が正しいかは供述調書を分析しなければ判らないが、あり得そうな話だと感じる。

 最終章で著者は果敢にも対策を述べているが、自身が認める通り、格差を拡大させず、かと言って悪平等にならぬような社会制度を実現するのは至難と思える。国内ばかりでなく、貿易面や人材流出と言った面も考慮しなければならない。

 万人が満足する制度や社会など存在しない。しかし果たして、恵まれた側にいる人間が、わざわざ自分の地位や財産を脅かすかもしれない制度改革に力を入れるだろうか?他方恵まれない側の人々に、変革を起こす力はあるだろうか。

 2021年7月13日 自宅にて読了
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