日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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(Live) 大橋勇武Junkプロジェクト

2017-03-21 06:08:14 | 音楽、ギター、カラオケ
大橋勇武(Gt)・進藤陽悟(Pf)・吉岡大典(Ba)・平川象士(Dr)
ゲスト?兼永陽一郎(Gt)

もう何年も前から名前だけ知っていたお店。他のライブで知ってるミュージシャンが出演していることもあり訪問の機会を伺っていたのだがこのお店、Webの更新が遅めなのでスケジュールが判った時にはこちらの予定が一杯…の繰り返し。ようやく訪問の機会を得た。ドラムの平川さんはどのバンドだったかな、残る3人は全て井上尚彦さん(Dr)つながりで、何れにしろメンバー全員横浜の「Hey-Joe」でお会いしている。井上さんと言えば彼とコンビで「Ino-shu」を演ってたshuさん(58)が先週亡くなられたそうで、早すぎる死に呆然です。合掌。

JR桜木町駅から歩いて5分ほど、夜の野毛小路に足を踏み入れるのは何年ぶりだろうか。けっこう賑わってます。狭い階段を2階に上がるとベースの吉岡さんがお出迎え(笑)。先年大病されたが元気に復活され何よりです。

「Feel like makin' love」だっけ、Ino-shu等でもお馴染みのナンバーからスタート。あまり大きくない店はすぐに満席、際どいタイミングで席につけて良かった。ほどほどの音量で心地良いひととき、まさにプレミアムフライデー。今日は店のママさんの誕生日、それにかこつけて?後半はマスター・兼永陽一郎さん(写真左から2人目)も加わったツインギターの時間が多く取られた。普段から活動されているマスターはギター上手、大橋さんのソリッド気味な音と対照的な柔らかめの音(ギターはES-335でしょうか?)が絡み合う。さりげないピアノがイイ。ウッド感たっぷりのベースがしっかり支える。控え目だけどしっかり聴こえるドラム。

 アンコールのあと再アンコール、大橋さんの「平和のかけら」で何か感動的なフィニッシュ、聴き応えあるライブだった。ステージ間にメンバーの方々それぞれともお話しできたし、Ino-shuなどで何度もお会いしている方とも再会できた。店の雰囲気もスタッフの感じも良かったのでまた行きたいな。

 2017年2月24日 横浜野毛・JUNKにて
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【写真展】有野永霧展 「日本人景 ビニール」

2017-03-10 06:36:25 | 本・映画・展覧会
 久しぶりにライブに行くことにしたので、その前に久しぶりに写真展を観に行くことにした。

 日本中どこでも見られるビニールシート。ハウスを造っていたり乾草ルールを包んでいたり、畑の表土を覆っていたりと土地に関連した使われ方はさまざま。そんなさまざまな「ビニールのある風景」をモノクロで撮った作品が並び面白い。構図がしっかりとしており、その中で(ビニール自身は主張しないので)ビニールの存在をしっかり撮っている。人物生物は廃し、ハウス以外の建物も極力写し込まないよう配慮している。さすがに植物は無理だ。

 作者に訴えたいことはあるのだろうか?ボロボロになったビニールが起こす環境汚染ではあるまい。ビニールの便利な活用を賞賛しているとも思えない。無機物が利用されているシーンを淡々と、だが細心に撮ったようにしか思えないのだが。「考えさせられる」のとは違う、「想像力を掻き立てられる」作品展だった。

 2017年2月24日 銀座ニコンサロンにて
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2017年2月22日 【音楽】2017新年会(6)

2017-03-09 06:13:29 | 音楽、ギター、カラオケ
 えっと新年会って終わったのでは(汗)

 ベースとミニベースアンプを手放した。ベース好きだし弾きたいけど今からベース始めるくらいならアコギ練習に集中すべきでしょうってコトで。放出先は高校時代の同級生で、年イチくらいで会う奴。ブツの受渡しはとっくに終わってて、久々に会おうか、お礼に一杯奢るよと言う話でようやく日程が合ったのが今夜。埼玉に住んで神奈川に通う友人と、神奈川に住んで東京に通う自分と、通勤経路がカブる区間で向こうが見つけてきたのがここ、カニって無口になるから会って話するのに不向きなんじゃ?

 昨春に出向してからは会っていなかったので会社の様子、それからお互いイイ年なんでそろそろ定年までの準備とか再就職の動向とか、ジジ臭いかな(笑)…店の親父が職人気質なのか愛想がなく、ボイルのたらばは塩が効き過ぎていたのだがそれでも、歯応えたっぷりの生タコ、ほろほろに柔らかい真ホッケなどとあわせ北海道産の海の幸をサッポロクラシックでがっつり頂けた。友人との話は辛気臭くならずに済んで良かった。

 二次会に一時間だけカラオケに行ったのだけど、あまりに声が出なくて愕然。時々「ひとカラ」ででも声を出しておかないとダメですな。

 今夜のお店・新橋 蟹喰楽舞
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【本】山川健一著 「ライダーズ・ハイ」(角川文庫)

2017-03-08 06:25:22 | 本・映画・展覧会
 バイク関連の小説を読み漁っていたところ、ゴーン辻さんからお勧め頂き早速入手した本書。あ、やっぱりカドカワなのね…片岡義男のヒットでバイク乗りの小説は売れると踏んだのだろうか。ゲスな勘ぐりですみません。

 スポンサーにヤマハが居たのだろうか、SRとRZがやたら登場する。XJも出てくるが影が薄い。他にカワサキにドゥカティ、BSAなど。著者はハーレー嫌い?やっぱりクセのあるバイクでないと「お話にならない」のだろうか。「優等生」のCB(X)400とかだと峠ローリング族かサーキット派の物語になっちゃう?それは書き手のイメージが貧困なだけだろう(と偉そうに言ってみる)。

 クラシカルでシンプルだけど気難しいバイクを黙々と整備し、夜の街を誰ともつるまずに流す。たいていの女性には理解できない。うーん、ダンディズム…30年前なら憧れたかもしれない。でも、もういい。そういうのに浸るにはオッサンになり過ぎた。そういうストイックな愉しみをする気力はもうない。メカいじりが趣味ならそれでも良いが、バイク(やクルマ)は景色を観ながら旅する道具だと考える向きにはかける時間が勿体な過ぎる。もちろん道具には拘る必要があるが、拘りすぎて本来の用途に供せないようでは本末転倒だ。バイクだけに転倒は避けたい(笑)

 バイク乗りから自己満足を取ったら何も残らないと言うのであれば、自分は本当のバイク乗りではないのだろう。好きな車種に時間もカネもかけず淡々と乗る、それで十分だ。その程度の思い入れかと言われれば返す言葉はないが、それのどこが悪い?どんなスタイルであれ、乗った人間の「勝ち」なのだ。

 2017年2月21日 通勤電車にて読了
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【本】松永はつ子著 「トイレのお仕事-ニューヨーク・トイレ再生物語」

2017-03-07 06:42:48 | 本・映画・展覧会
 少し先だが、久しぶりにニューヨーク(NYC)へ行くことになった。少なくとも21世紀、あの忌まわしい事件以降にNYCには行っていない。JFK空港は何度か通ったが中南米の乗り継ぎばかり、街に出ることはなかった。久しぶりに街に出るのに、ガイドブックもだがそのほか何か面白い本はないかと探していて本書に出会った。「トイレの壁画」を手がけて20年以上となる著者が海外に目を向け、ニューヨークの公共水族館のトイレを綺麗に仕上げ「再生」させる物語。

 テーマは非常に面白いのに内容は物足りない。勿体無い。英語などロクにできないオバサン(著者)が現地あちこちのフィールドスタディをして「ターゲット」を決め提案書を作って売り込み、スポンサー集めたり資材の通関申請したり、現地で集めたスタッフと協力して作業したりと七転八倒八面六臂な活躍ぶりなのに、いま一つ大変さもやり遂げた感動も伝わってこない。そう、できれば完成後しばらくしての現地の反応や評価などを別の人が書いて「エピローグ」としても良かったんじゃないだろうか。あとストーリーが体系だっていない。過去の経歴の部分とニューヨークでの作業の部分とを行ったり来たりしているため、話が散漫になってしまっており惜しい。

 ちなみにJRでは横浜そして御茶ノ水が最初に施工された駅。現存していないが、たぶん見ているだろうと思う。個人的には水色や薄緑色の壁ってペンキベタ塗りって感じで好きではない。だがそれは個人的な感想で、水族館と言う駅よりは利用マナーが良さそうな場所とは言え日本に比べどうだろ?と思う場所を彩った筆者の功績が損なわれるものではない。ちなみに今年で御年70になられずはずで、事務所は横浜は綱島にあるそうだが流石に引退されているだろうか。

 2017年2月20日 通勤電車にて読了
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2017年2月19日 【物欲】ガラクタよさらば…初めてのハードオフ

2017-03-06 06:00:01 | 各種物欲
 「どんなガラクタでも引き取ってくれるよ」職場の人に聞いた衝撃的なひとこと。古い物をしぶとく使う自分には魅力的に響いた。たいていは壊れるまで使うので、処分料を払って廃棄するのが普通だったから。そういうことなら一度利用してみよう。

 一念発起、ぴったりに組んだラックから苦労して出したミニコンポに空気清浄機、使わなかった健康器具、貰いっぱなしの衣料品…こまごまと10点以上をえっさやっさとクルマに積み込んで店へ。物によって「ハードオフ」と「オフハウス」別々の店に持ち込みとなる。何しろ初めてなんで良く解らないが店員はてきぱきと処理してくれ、30分ほどで2軒での買い取り終了。

 全部で1,000円ちょっと。安い?いや、上出来でしょう。本来なら処分料を払って棄てるつもりだったモノだから。恐れていたのは「待ち時間の間に何か見つけて買ってしまう」ことだったが心を動かされたものの幸い購入には至らず。売り上げは全額持ち帰ることができた。誤算だったのは「何でも引取り」は誤りで、母親の古いトランクなど数点は買取不可で持ち帰ることになった。まぁその処分料は捻出できているので、やはり上出来だ。

 商品棚を見るとこんなものまで…と思ったので、家の中を更にガサガサすればまだ持って行く物は見つかるはず。もう1度くらい頑張って徹底的にモノを減らしたい。
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2017年2月18日 【クルマ】2017新年会(5)

2017-03-03 06:54:46 | クルマ
 いや、本当にこれで最後ですから新年会。

 以前はクルマ(いすゞ)仲間で11月下旬~12月上旬頃に「カニツアー」をやるのが毎年の恒例行事だったが最近は行われず、代わって年が明けてから「あんこうツアー」をするのが恒例化しつつある。

 場所が本来はあんこうの水揚げ地でない大洗なのはアニメ「ガールズ&パンツァー」の聖地であることと無関係ではない。参加メンバーの多くが「ガルパンおじさん」なのだ。それと、本来の漁場に近い北茨城だと行くのが大変で、日によっては凍結の危険があるという事情もある。

 今年は7人で、クルマより戦車の話が多かったんじゃないかとも思うがともかく、存分にあんこうフルコースを楽しんだ。鍋のほか蒸し白子とか色々、いわゆる「七つ道具」ですな。ゼラチン質のぷるぷるが口内を喜ばす。締めは濃い鍋汁にご飯をぶっこンで雑炊、とどめに「戦車ケーキ」は一人一個、いや一両!完膚なきまでに撃破された…二次会用に買い込んだ酒に手をつけるメンバーは少なく、皆うんうん呻きながら零時前には全員討ち死にしたのだ。

 来年も場所は大洗、ただし宿は毎年変えているのでどこになるか楽しみである。

 今年の宿:大洗シーサイドホテル
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2017年2月18日~19日 【バイク】子ガメ号(SDH125-46A)で茨城ツーリング・車両遺産訪問とあんこう鍋にパンツァーフォー!

2017-03-02 06:51:02 | バイク・自転車
 譲っていただきお金かけて整備した125ccの「子ガメ号」(SDH125-46A)だが、乗る機会が少なそうなので手放す決心をした。今年のカレンダー、やっぱり航空旅行メインでどんどん埋まっちゃってるんだもの…。年度内に廃車し譲渡すべく、その前にラストランで遠出することにした。ちょうど茨城の大洗にいすゞ仲間とガルパンもとい、あんこう鍋を食べに行く約束があったので、これに使うことにした。高速バビューンは寒い時期だと言うのもある。

 YBR125(FI)で北海道までフェリーで行った時と同様、都内を抜けR6で大洗を目指す。なんだかんだで片道150kmあり遠い。平均時速30kmで5時間かかるのだ。しかもR6は渋滞が多くつまらない…10時に出発、R6の石岡からR355~県道8~同59~同144~同18~同40~R245~県道38~同108と走り大洗へ。途中2ヶ所で廃車となったディーゼルカー(元鹿島鉄道キハ432、ひたちなか海浜鉄道那珂湊駅車庫)を見学していったので宿に着いたのは16時。それにしても千葉県内のR6はほぼ全区間で渋滞、道幅が広くない上にコンテナやトレーラーが多くすり抜けもできなかったりで全く楽しいことがなかった。

 仲間とあんこう鍋を堪能し、翌朝は10時前に出発。遠回りになっても良いので快調に走れるルートをと思いR51~R357を走り、ゲートブリッジを渡って大井埠頭を抜け帰宅、20km以上は遠回りになるが所要時間はほとんど変わらず、むしろR51は80km以上で走る車もおり、安易について行くのもどうよと抑えて走っていたら案の定覆面パトカーがいた。そして大田区内、ここ50kmは厳しいよナァと思いつつゲートブリッジの道を走っていたらやっぱり白バイが計4台もいた。そして平和島の首都高立体交差上でも…自制心を養うことは重要だ。

 今回のツーリングで子ガメ号は譲り受けてからの走行距離1,000kmを超えた。半年と経っていないのだから立派なものだろう。もう一度磨いて送り出してやろうと思う。写真は宿泊したホテルの前で、茨城県警のポスター看板をお借りして。車両の色と「ガルパン」の主人公・西住みほちゃんの白バイユニフォームの色が赤白でマッチしてるよね!(ってこじつけ)…来年の「大洗あんこう鍋ツアー」には何で行くことになるだろうか。

 2日間の走行距離:約350km
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【本】前坂俊之著 「明治三十七年のインテリジェンス外交-戦争をいかに終わらせるか」(祥伝社新書)

2017-03-01 06:41:28 | 本・映画・展覧会
 小村寿太郎の奮闘振りを描いた「ポーツマスの旗」で登場した金子堅太郎について書かれた本があったので、続けて読んでみた。

 全体の分量を10とすれば、そのうち7か8は後年の金子翁本人の回顧録の再掲ではないか。ちょっとひどすぎね?いや、こういう本でなければ読む機会もなかったろうからアリなのか。ついでにロシア全権大使ウィッテの回顧録も抜粋で載ってるぞ。これがビジネスモデルだ。ひねくれた見方でごめん。

 本書を読めば改めて、金子なくして講和なし、金子あっての小村、と言えそうだ。そして本書を読む限り、この時点のルーズベルト(米大統領)は対欧の思惑があるにせよ本当に日本のバックアップに尽力している。そしてそれが永続する友情にならないのが歴史のいたずらか。否、日本の驕り。

 「ポーツマスの旗」は戦争が続けば日本はずるずると後退し持久戦になれば負ける寸前で手打ちした絶妙のタイミング、見事な交渉と言うスタンスで書かれている。対して本書を読むと、その交渉はインテリジェンス(情報戦)に弱い日本はすんでのところで樺太全土を取れたものを半分でと「失敗談」として描いているようである。たぶんそうなのだろう。きっと両書とも正しいのだろう。「手打ちに持ち込むには成功したが、詰めが甘かった」と言うことなのだろう。

 今どき戦争で和平交渉などないだろうが、北方領土交渉、そして竹島や尖閣諸島、沖ノ鳥島問題と言った領土問題だけでなく、通貨や貿易など多くの対外交渉ごとで「何やってんだよー」と思うことが多い。日本人は永遠に「負け続ける」のだろうか。

 2017年2月16日 通勤電車にて読了
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