日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【写真展】岡田満 「いのちを紡ぐ≪身近での野鳥の生態から野生との共存を考える≫」/香川良海 「草花一木 大分県西部」

2024-06-21 20:00:00 | 本・映画・展覧会

 写真月間・SDG'sの部で、他所との統一テーマでの作品展。本会場では2名をワンルームに展示。

(1)岡田満 「いのちを紡ぐ≪身近での野鳥の生態から野生との共存を考える≫」
 大阪だったか?身近な川それも殆どコンクリートで固められたドブ川に棲息する野鳥を中心とした写真。ここにもいるんだねぇカワセミ。どこでも一番人気だね。他の鳥も、動きがある中よく撮ったなと思わせる作品がある。何度も通い、気長に待ち構えて撮ったのだろうか。これはこれで労作だと思った。

(2)香川良海 「草花一木 大分県西部」 
 一転してこちらは、幽玄と言いたくなる作品がずらり。先の作品群とは動と静の対称が著しかった。

 2024年6月8日 新宿・OM SYSTEM GALLERYにて

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2024年6月8日 大人の社会科見学・都内のスポーツ関連2施設

2024-06-21 06:00:00 | ノンジャンル

 手持ちの「ぐるっとパス」の有効期限が月末に迫ってきたため精力的に回ろうと思い、夜行バスの乗車前に都内の施設を訪れた。大きな荷物を背負ってだと疲れるため、あちこち回るのは止めスポーツ関連の2ヵ所に留めた。

(1)野球殿堂博物館(写真上段)
 JR水道橋駅より徒歩。後楽園球場もとい東京ドームの遊園地の一角にある。ちょうどセ・パ交流戦がデーゲームで行われるらしく、界隈にはユニホーム姿の人が多い。博物館にも、観戦ついでに見学と言う雰囲気の客がいた。館内は古今の名選手の紹介と用具の展示。リリーフカーもあったが、とてもチャチだった。
 「江川問題」が起きてプロ野球に関心を失ったので、昨今の選手は知らない。幸いここは殿堂なので、顕彰されている選手や審判には知った名前が多い。創設期からの日本プロ野球だけでなく、日本における様々な野球組織が一通り紹介(少年野球から、ベースボールクラシックまで)されているのは立派。これからもプレースタイルは変われどスター選手は誕生されるだろうし、殿堂入りも完全に途切れることはないだろうと思われる。野球とくにプロ野球好きなら、一度は行ってみて良いだろう。

(2)日本オリンピックミュージアム(写真下段)
 JR信濃町駅より徒歩。割と近年に造られた建物なのか、綺麗な建物で展示も凝っている。オリンピック大会や公式競技の歴史に大半のスペースが割かれているが、一部競技をARだかVRだかで疑似体験できるシステムが何種類もある。
 今年はパリ五輪だそうだが(野球同様、オリンピックにも興味を失っている)、もっと大々的に参加競技と選抜選手の紹介を行った方が良いのではないかと思った。

 2ヵ所を見学した後は新宿へ向かい、写真ギャラリー巡りをしてから夜行バスに乗った。

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2024年6月8日 【旅行】究極に(?)乗り得なワンワールド特典航空券世界一周ルート(その4・25,000マイル訂正版)

2024-06-20 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 前回から2カ月、アタマをリセットして改めて特典航空券のルートを考えた。基準は以下の通り。
・TPM25,000以下
・東回り
・JAL(JL)のA350-1000に乗る
・カタール(QR)のA380に乗る
・極力フルフラットシート装備機が充当される便を選ぶ
点は変わらない。今度のルートは以下の通り。

(番外)東京→名古屋
 スタート地点までのポジショニング。新幹線(と言うかJR東海)嫌いなので、飛行機で飛ぶか、夜行バスで行くか。

(1)名古屋中部(NGO)→東京羽田(HND)
 日本航空(JL)
 マイル上限値ギリギリまで使い切るために入れたセクター。最近はナローボディのB737ばかり、国際線機材が入っても大した設備ではないため、面白味はない。

(2)東京羽田(HND)→ニューヨークJFK(JFK)
 日本航空・☆A350-1000型機
 導入が始まったばかりのフラッグシップ機。毎日2便ともA350化されたのと、次のフライトがニューヨーク発のためJFK便で組んだ。

(3)ニューヨークJFK(JFK)→ロスアンゼルス(LAX)
 アメリカン航空・☆A321型機(32B)
 Covid-19渦で全機保管となったA321の大陸横断便仕様機(32B)が復活、従来と同じ2-2配置ながら大幅に良くなったシートで大陸横断してみたい。同仕様機はサンフランシスコにも飛んでいるが、次の便の機材がL.A.発にしか充当されていない。

(4)ロスアンゼルス(LAX)→マドリード(MAD)
 ☆イベリア航空・☆A350-900型機

(5)マドリード(MAD)→ドーハ(DOH)
 イベリア航空・☆A330-200型機
 カタール航空・☆B777-300型機
 3便のうち夜行にならない2便からチョイスしたい。

(6)ドーハ(DOH)→バンコク(BKK)
 カタール航空・☆A380型機
 前回ドタキャンされて乗り損なったカタールA380のリベンジ。夜行便。

(7)バンコク(BKK)→香港(HKG)
 キャセイパシフィック航空・A330型機
 ここは機材よりも香港のラウンジに寄りたいがためのルート設定。
 そのためには、JMBダイヤモンド(orJGCプレミア)を維持しないとなあ。

(8)香港(HKG)→札幌新千歳(CTS)
 キャセイパシフィック航空・B777-300型機
 東京まで乗ってまだ少しマイルに余裕があったため、札幌で組んだ。機材的には一番ショボいのが来る公算大。

 これで計算してみると何とピッタリ25,000!これはもう予約するしかないのでは!?アルバイト繁忙期の4,5月を避け、6月あたりで取りたいな。一気に一周は勿体ないので、どこで区切ろうかな。全部で8区間なので半分のマドリードで切るのが良さそうだ。検討は果てしなく続く。

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【映画】龍馬精神(RIDE ON)

2024-06-20 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 今日は外国映画のハシゴなのです。

 初主演から50年、日本上陸から45年、そして70歳を迎えたジャッキー・チェン集大成と言う触れ込み。老いても昔ながらのアクションシーンがあるのか?あってもできるのか?それとも演技派に転身したか?

 結論から言えば、老いは隠せないがアクションシーンは健在。時おりコミカルなシーンが混じる作風も変わらず。そして熟達と言うか、過去のふるまいから生じた娘との衝突、葛藤がしっかり描かれ単なるアクション映画ではない厚みが加わった。

 近年では香港名「成龍」から本来の出自である中国寄りにスタンスを変え、名前も「房仕龍」に。中国寄りな政治的発言も多く、年齢もあって香港での人気はすっかり衰えたと聞く。もう過去の人なのだろう。

 本作での重要なパートナー・馬の名前はチートウ。感じだと赤兎、元は三国志に登場した名前だが日本でもその名を冠した焼酎が有名で、何となく親しみが持てた。どこまでが実演でどこからがCGか、さて難しい。劇中でも昔気質な元アクションスター(ジャッキー)はCGを拒絶するが、本作の制作にあたっては採用せざるを得なかったはずだが、いかに。

 作中、この老優の過去を撮りためた作品がビデオで流れる。香港国際警察ほか、見たことある有名作品のワンシーンが次々と、オールドファンの心をくすぐるのだった。エンドロールでのNG集が健在だったのも嬉しかった。

 2024年6月7日 川崎・チネチッタにて

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【映画】The Unlikely Pilgrimage of Harold Fry(ハロルド・フライのまさかの旅立ち)

2024-06-19 20:00:00 | 本・映画・展覧会

 夫婦仲の冷え切った初老の男が、元同僚で末期がんの女性を励ますため、自宅から800km離れたホスピスまで歩いて訪ねることを突発的に思いつき出発。道中でマスコミに報じられ大勢の支援者が現れたり妻が中止の説得に姿を見せたり、さまざまな出来事があるが、最後にはスタートと同じ一人に戻り目的を果たすロードムービー。

 新聞の論評にもあったが、真っ先に思い出すのは「フォレスト・ガンプ」。だが主人公の年齢や物語の背景を見ると、さらに前の「ストレイト・ストーリー」の方が似ているように思える。ただし上記2作がアメリカが舞台であったのに対し、本作はイギリスが舞台となっている。

 歩く苦難だけが描かれているのではなく、主人公の過去の悔いが全編を通じて重くのしかかってくる。けっして美談ではない、本人にとっては贖罪の旅と言うことが観客に伝えられ、晴れやかな気持ちで観続けられるわけではない。それでも主人公がゴールに辿り着き、不仲だった妻とも和解でき(?)、十分ハッピーエンドと言えるのだろう。主人公が神を信じないと言うのが皮肉的で興味深かった。

 2024年6月7日 川崎・チネチッタにて

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【本】前川啓治編集 「フットパスでひらく観光の新たな展開:あるく・まじわる・地域を創造する」(ミネルヴァ書房)

2024-06-19 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 英国で定着している「フットパス」は、日本ではぴったり一致するものがない。散歩道、遊歩道、散策路、ウォーキングコース、トレイルルート、自然歩道…どれも微妙に違うと思う。

 本書は学術書であり、フットパスの歴史や法的根拠や解釈について詳しい。知りたかったのは日本で同様の展開が行えるか、あるいは日本でどういう形態のルートが相当するのか、多少の言及はあるがやはり明確な定義はされていなかった。

 さらに、日本で同じように「広く国民が歩きを楽しめる道の整備展開」についても知りたかったのだが、北海道や町田市の展開例はあったが物足りなく感じた。それでも自宅から近い町田市で取り組みがされているという有益な情報を得られたのは良かった。自分のイメージするフットパスや、自治体で整備している従来のウォーキングコースとどう違うのか、歩きに出掛けてみたい。

 最終章の地域再生としての古民家等整備の章は本書の趣旨からは外れており、ページ埋めの感が強かった。

 2024年6月6日 自宅にて読了

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2024年6月6日 大人の社会科見学・自然教育園(目黒区)

2024-06-18 20:00:00 | ノンジャンル

 昼寝から覚めてコーヒーを飲んで、夜の待ち合わせ前にと思い立って白金台へ出かけた。今日も緑に親しもう。庭園でも植物園でもない自然教育園と言う名称の頭には「国立科学博物館附属」が付く。ここも科博か!先日行ったつくばのとどう違うのだろう。「ぐるっとパス」で入れるかと思ったら、100円引きに留まったのは残念。

 庭園ではないため、ここも緑が濃い。1950年代はマツが生えていたがその後遷移が進み、近年は常緑広葉樹が優勢になったとのこと。それにしても背の高い木が多い。樹高30mくらいのものもある。盛夏でも涼しそうだ。園内はぐるっと一周はできず、通路はラケット状に整備されている。何ヵ所か池もあり、水生植物の湿地もあったが花は少ない。うるさいのはカラスと、上空を頻繁に飛び去る鉄の鳥。いわゆる都心ルート、羽田空港16Rへの着陸機はほぼ直上を通る。高度はほぼ2,000ft、翼に書かれた機番が読めるほどだ。

 展示コーナーで紹介されていたトンボも鳥も見られず、ひたすら緑を眺めるだけだったがそれでも一周するのに一時間かかった。これだけの濃い緑は貴重な存在、ぜひ多くの人に訪ねて貰いたい。

 17時の閉園ギリギリまで滞在の後、中目黒まで目黒川沿いを歩いて向かった。

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(Live) いわし

2024-06-18 06:00:00 | 音楽、ギター、カラオケ

"い" 井上尚彦(Dr)
"わ" 和佐田達彦(B)
"し" 進藤陽悟(P)

 聴きに行くタイミングが合わず、昨年12月以来だからほぼ半年ぶりの「いわし」ライブ。いつもながら歓迎頂き、嬉しく思う。終演後に曲名を確認したところ、井上さんからセットリストを頂いたので転載。

(1st stage)
1.Tres Sardinas
2.C.A.E.
3.Funky Coffee
4.After the Festival
5.Tomorrow will be clear
6.Oriental Flight
 前半の愁眉は「After the Festival」。毎回いろんなアプローチで叩かれるドラム、今日もニクいフレーズ。ちょっとスティーヴ・ガッドっぽいけどいのやんオリジナルテイストな、派手ではないけど心に響くプレイ。

(2nd stage)
1.Inward
2.Sky Drive
3.Sardine Cloud
4.三角球
5.Odd Time Story
6.波動
 後半のマイベストには「Inward」を挙げたい。緩急ブレイクの激しい曲、和佐田さんベースばかりかポーズまで変幻自在。今日はいつも以上にハイテンションだった気がします。「睡眠十分だったからナ」ホンマかいな!?

(Encore)
・Nothing Personal
 アンコール曲はJAZZナンバーから。オリジナルはMichael Brecker。すごく緊張感のある曲を最後にガッと演奏して締め、恰好いい!

 久々のいわし、最後まで飽きることなく大いに楽しませて頂いた。いつも通りMCもね!

 2024年6月5日 四谷三丁目・ソケースロックにて

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【写真展】GOTO AKI「TERRA 2024 -身体と空間-」

2024-06-17 20:00:00 | 本・映画・展覧会

 TERRAと言うと地球と言う訳を思い浮かべていたが、本展を見ると大地と言う訳が正しいように思えた。別府の坊主地獄を思い出させる。灰色の粘土みたいなドロドロがボコボコ。他にも作品はあるのだが、そのボコボコの写真が何点もあるのは作者が大地のエネルギーに感銘を受けたから?敢えて撮影場所は出さないポリシーらしい。

 学校で教えている作者らしく、学生らしき若者が何人もいて華やかな雰囲気だった。

 2024年6月5日 銀座・キヤノンギャラリーにて

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【写真展】アジアの写真家たち インド

2024-06-17 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 今年はインドの写真家が16人も紹介されるんだそうで、本会場ではうち下記5名について、一人数点の作品を展示。
・Swastik Pal(ワステック・パル)
・Jayati Saha(ジャヤティ・サーハ)
・Dhritman Mukherjee(ドゥリティマン・ムカルジー)
・Faheem Qadri(ファヒーム・カドリ)
・Jhuma Datta(ジュマ・ダッタ)

 ファヒーム・カドリ氏のカシミール地方の写真が良かった。ヒマラヤを望む里、雪で真っ白になる冬はあまり知られていないのではないか。先日見た映画「バジュランギおじさんと、小さな迷子」に出てきた山郷に通じる雰囲気があった。

 陽射しのせいなのかレタッチのせいなのか、明暗のコントラストがはっきりしているのが全員に通じるテイストだと感じた。

 2024年6月5日 ソニーイメージングギャラリー銀座にて

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