日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2024年6月5日 大人の社会科見学・港区の庭園2つ

2024-06-14 20:00:00 | ノンジャンル

 写真ギャラリーのあとは2つの庭園へ、いずれも先日購入した「ぐるっとパス」で入場。

(1)旧芝離宮恩賜庭園(写真上左)
 JR浜松町駅を降りて直ぐの場所にある。中央に大きな池があり、その周囲にさまざまな石が置かれた庭園となっている様式は、先日訪れた清澄庭園と似ている。なんで「旧」と付いているのか、公園の沿革解説板があったはずだが見落とした。

(2)浜離宮恩賜庭園(写真上右)
 旧芝離宮から歩くこと10分ほど、大手門は遠回りになるため最寄りである中の御門から入園。閉園まで45分、けっこう広い。汐入の池を目指して歩き、運河沿いを歩き、再び濃い木立の園内へ。園内ではハナショウブやアジサイが綺麗に咲いていた(写真下左右)。野鳥も多く、見られただけでカワラバト、スズメ、ツバメ、ハシブトガラス、ムクドリ、カルガモ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、コサギ、アオサギ、ウミウ?。シジュウカラらしい鳴き声も。閉園アナウンスに追い立てられ退園したが、じっくり楽しむなら2時間くらいは必要。バードウォッチングするなら1日過ごせるかもしれない。良い場所だった。

 おまけ写真(右):浜離宮から銀座の写真ギャラリーに向かう途中に通った、かつての貨物線踏切。ここだけ敢えて残してあるが、貴重だという割には保存状態はあまり良くない。とは言え建っていた現場にあるのは貴重なことに相違なく、いつまでも残して欲しい。

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【写真展】三輪 薫 「風の香り ~日本のこころの自然風景~」

2024-06-14 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 作品を大判の伊勢和紙に印刷したまでが作品と呼べる本展。モノトーンな作品もあれば、普通のカラー写真そのままと言った色調の作品もある。この出力方式には、模様のようなぼんやりとしたものを、淡いパステルカラーでモノトーン気味に仕上げた作品が合っている気がした。

 ところで作者も紙と同様に伊勢の産のようだが、こうした作品は伊勢や鳥羽あたりの旅館や店舗に飾られたりしないのだろうか?地産地消ではないが、地元で仕上がった素晴らしい作品(特にインバウンド受けしそうだ)なので、そうした販路が開かれていれば良いのだがと案じた。

 2024年6月5日 品川・キヤノンギャラリーSにて

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【写真展】キヤノンフォトサークル マンスリーフォトコン2023優秀作品展

2024-06-13 20:00:00 | 本・映画・展覧会

 月例コンテスト入賞者の作品を、1年分並べた写真展。コンテストはスタンダードクラス、ネイチャークラス、3か月ごとに変わるテーマ別クラス(乗り物/ポートレート/モノクロ/生きもの)という3クラス。

 殆どの作品が分り易かった。それでも撮影データや作者のコメントなどが欲しかった。

 2024年6月5日 品川・キヤノンオープンギャラリー2にて

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【写真展】コンドウ ダイスケ 「マタギの鉛筆」

2024-06-13 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 今晩は久々のライブ、その前に都内あちこちへ。まずは品川で下車して写真展見学。

 そうか、今月は東京写真月間2024なんだっけとタイトルを見て思った。都内何ヵ所ものギャラリーを使っての統一企画。このテーマに従ってハシゴしても良いし、普通に一カ所だけ見ても構わない。

 本展は写真展と言うより植物の精密画展のよう。真っ白な背景に、植物の姿が浮かび上がる。しおれかけたり傷んだ花も、虫に喰われ穴の開いた葉もそのまま。特徴あるのは対象が「阿仁(あに)マタギ」の活動地である森吉山(秋田)に生育する草木だと言うこと。

 植物の採取が禁じられたエリアのため、現場に大判のLEDを運び込んで仮のスタジオを作って撮影したと言う熱意は、本展の解説からしか伝わってこない。作品だけ観ると、綺麗に撮られた図鑑写真くらいにしか見えないのは良いことなのか。

 2024年6月5日 品川・キヤノンオープンギャラリー1にて

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2024年6月4日 【物欲】普段履き?のシューズ買い替え2024

2024-06-12 20:00:00 | 各種物欲

 2022年に買って2年半足らずで、普段履く靴を買い替えた。普段履きと言っても旅行先で歩き回るのにも履くため、負荷が激しいのか。割と早く買い替えることになってしまったのは残念。

 買い替えた理由は外皮がひび割れたのと、内装が擦り切れたのと、雨天時のグリップがあまり良くないこと。底はまだ山が無くなっていなかったんだけどな。

 今度の製品もASICS、なんか足へのフィットとお値段のバランスが自分に合ってるみたい。一応ランニングシューズと言うカテゴリらしいが、問題ないだろう。メッシュだが防水なので、旅行にも履いて行けると思う。だが寒くなったら、メッシュでないのを買い足すかもしれない。

ASICS GEL-CONTEND 7 WP EXTRA WIDE 25.5cm

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【映画】トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代

2024-06-12 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 近年、特定のミュージシャンの生涯を描いた映画作品が多いと思う。本作もその括りに入れられるかと思いきや、関係者へのインタビューを繋ぎ合わせ、BGMとして「カトバン」こと加藤和彦の楽曲を入れてゆくと言うスタイルで同列には語れないと思った。本作は故高橋幸宏の「もう少し評価されても良いんじゃないか」と言う思いから企画されたのだと言う。

 「帰って来たヨッパライ」から音楽家としての歴史を辿ってゆく。フォークルからサディミカあたりが、一部リアルではないが自分が聞いていた頃。その後のプロデューサー的立ち位置での活動は直接知らなかったにしろ、作中で紹介される竹内まりあ等へぇーと思ったり。

 アコースティックなフォークルからプログレッシブロックなサディミカへ、更にオーケストレーションなど成功に安住せず「同じことは二度やらない」人生をやり尽くしての自死だったか。音楽だけでなく料理は玄人はだし、膨大な読書量は作品に重みを付け、ファッションリーダーのセンスもピカイチ。要はミュージシャンの枠に留まらない文化人であったと言える。業界人を知る友人の話では、音楽誌の制作においても、加藤和彦と細野晴臣は別格の「重鎮」だったと言う。

 懐かしかったのは本作中に流れる楽曲だけではなく、当時のステージ風景やオフショット、彼と共演した多くのアーティストの若かりし姿も。締めは高野寛と高田漣のギターを中心にきたやまおさむや坂崎幸之助など参加の「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=r194K2-UGKE">あの素晴しい愛をもう一度~2024Ver.</a>」がしみじみ流れる。改めてトノバンの冥福を祈ろう。

 2024年6月4日 川崎・チネチッタにて

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2024年6月4日 大人の社会科見学・東芝未来科学館

2024-06-11 20:00:00 | ノンジャンル

 この月末(29日)を持って閉館が決まった施設、過去に一度訪ねたことがあるが「お別れ訪問」すべく予約を入れておいた。同じ川崎市でも多摩川近くの小向から駅前に移転してきて10年、うち2年以上はCovid-19渦で閉館していたと思うので気の毒な短命である。

 メインは東芝が手掛ける製品を色々なソリューションとして見せたり、超電導などの要素技術を解説するコーナー。なのだが、年寄りにとっては「会社のあゆみ」コーナーの方が面白くてたまらない。創設者の一人である「からくり儀右衛門」田中久重の作った作品や、レプリカだが茶運び人形の実演があったり、国産第一号である洗濯機を実際に回したりのショータイムもある。けっきょく滞在時間の8割がたをこのコーナーで過ごした。

 当館はいったん閉館ののち、以前あった小向地区にて再オープンするとの話も聞いた。それ以前に経営危機と言ってもよい東芝がどうなるか、再び貴重な資料や展示品に会えることを期待したい。

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【本】山田風太郎著 「人間臨終図鑑(全4巻)」(徳間文庫)

2024-06-11 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 前に読んだ本で紹介されおり、図書館になかったので自分で買ったは良いが本を借りては読みの生活をしていると積ん読に…全4巻を読むのに半年かかってしまった。

 十歳台から百歳台まで、特に30~99歳については1歳ごとに、亡くなった古今東西の著名人を紹介している。紹介内容は死にざまだけの場合もあれば生前の活躍ぶりや逸話に触れていることもあり一定ではないが、ともかく「〇〇歳で死んだ」と言う切り口が斬新。

 死因の多くは癌と脳疾患なのは昔も今も変わらず、そして昔は梅毒も多かった模様。もちろん不詳もある。家族や友人、弟子に見守られながら逝った人がいれば、たぶん寂しく孤独死したケースもある。中には戦死や拷問死も。

 何百人と記された「死記」から何を読み取るか。当たり前すぎる「人はいつか死ぬ」こと以外、取り上げ方の基準や死にざまに法則性は見られない。著者は死に抗えとか穏やかに受容せよとか書いているわけでなく、本書を編纂した意図すら見出すのが困難だった。ただ、少しでも死者に関するコメントがあると、単なる死亡広告以上にその人の人生が垣間見えてくる気がした。

 2024年6月2日 台北のホテルにて読了

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2024年6月1~3日 【旅行】今年も台北

2024-06-10 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 台湾郊外で行ったことのない自然公園地帯をメインに、今年も台北を訪れた。

 5月31日夜、夜行バス(GR301便)で名古屋へ。6月1日CI151便(B-18303:A330-300)で台北桃園へ。捷運で台北駅に出てチェックイン、今回の宿は台北駅の北側で、かばん屋と包装、テーブルウェアの店が多い商業エリアだがホテル(Bee House)は狭いながらも清潔。龍山寺へ行ったが、夕闇時で良い時間帯だった。

 6月2日、ネットで手配した「野柳地質公園・九份・十分・黄金瀑布 日帰りツアー」に参加。野柳地質公園は路線バスで行けないこともないのだが、面倒だし時間もかかる。その他の場所も回ろうとすると、とても1日では無理。かと言ってタクシーチャーターしようとすればお金が掛かる。こんな時はツアーバスに限る。マイクロバスに参加者4名すべて日本人。野柳地質公園で大雨にたまりかねレインコートを購入。予想以上に変化に富んだ地形、浸食に残った岩々にユニークな名前が付けられているのが面白い。本当にそう見えるかな?天気が良ければゆっくり散策できたのだが、風雨激しく逃げるように観終えざるを得なかったのは残念だった(写真上左)。

 その大雨のせいか黄金瀑布は迫力満点の水しぶき(写真左中左)。すぐ近くの十フン駅付近では荒天でやや人手が少ないとは言え天燈(ランタン)上げの観光客で賑わう。ガイドがちゃんと時間を心得ており、ほどなく列車がやってきた(写真上中右)。途中の基隆では豪雨の中をカラフルに塗られた建物を見物(写真下)、続いて訪れた戦前の造船所跡のコンクリが虚しかった。九フンも雨で歩きづらかったが、赤提灯の点灯時刻前後で某アニメ映画のイメージ通りの世界だったかな(写真上右)?台北市内のお茶屋さんにて解散。大雨だったのでツアーバスは楽だった。とは言え靴の中までグチャグチャに濡れてしまい大変な一日だった。

 6月3日、中正紀念堂(衛兵交代式)と台北101展望台を訪れてタイムアップ。桃園空港からCI150便(B-18306:A330-300)で名古屋へ。夜行バス(JX42便)に乗り継いで6月4日朝に帰宅。

 慌ただしい上に大雨に見舞われたが、過去に行った場所でも訪問時間帯を変えると違って見えるものだと認識した旅でもあった。次の訪台では、台中や台南に行ってみたい。(おわり)

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【映画】帰ってきた あぶない刑事

2024-06-10 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 前作「さらば」でお終いじゃなかったの?騙された!と思いつつも観に行ってしまうファンの悲しさよ(苦笑)。でもね、適度に懐かしく、そして十分に面白かった。

 主演2人(舘ひろし、柴田恭兵)は老けた衰えたと言うより年輪が増したと言う好印象。そういう点で女性(浅野温子)は劣化ぶりが目立っちゃって気の毒だな。いまや署内で一室を与えられるまでに昇進した坊ちゃん(仲村トオル)も先輩の前では小間使いのまま、仕方ないね。

 前作のN.Z.で悠々自適な老後のはずだった二人だが、現地で警官とトラブルを起こし「出禁」になり、横浜に戻って探偵事務所を開設。やってきた初の依頼者は妙齢の美女、えっどちらかの娘!?過去の因縁を辿りつつ、現在の問題が火を噴く。話題がカジノと言うのが市長選の争点だったことは記憶に新しい。ただ懐かしむだけでなく、今のヨコハマらしいテーマと舞台設定。

 リアリティはさておき、おしゃれだけどハードボイルドな映画の世界は健在。役者以上にスタッフよく頑張った。本編中やエンディングに懐かしい過去作品の映像が挟まれオールドファンの感傷を刺激する。音楽もしかり。今度こそ最後になるのか?もう騙されないぞ!

 2024年5月31日 川崎・チネチッタにて

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