韓国ドラマ「風の便りに聞きましたけど!?」をU-NEXTで観た。
2015年作品、全42話、1話41-45分
出演:ユ・ジュンサン(ハン・ジョンホ)ユ・ホジョン(チェ・ヨニ)イ・ジュン(ハン・インサン)コ・アソン(ソ・ボム)
脚本:チョン・ソンジュ
名門大学に合格したインサンは、連絡が途絶えた恋人・ボムを探しあてる。
すると、彼女は高校を中退し臨月状態。
ボムの両親の前で、「責任を取ります」「結婚します」、と。
今から自分の両親に会わせる、と言って自宅に連れていく。
それがまた、超豪邸に住む韓国屈指のセレブ。
インサンの両親は、臨月のボムを見てショックを受ける。
以下、第1、2話ネタバレなので、ご注意ください。
予測不可能なところが、作品の魅力なので、知ってしまうと具合悪いから。
(以下、反転させないと文字は現れない)
両親にボムを紹介していると、突然破水、陣痛が始まる。
居間に一番近い、母のベッドに移動。
救急隊員が来るが、体面を気にする両親は追い返す。
しかし、ボムは「自宅出産を検索して」「陣痛の間隔を測って」と冷静に対処。
その家の家政婦さんと協力して、出産体制に入る。(ここまで・・・これ以上のネタバレは避ける)
【印象に残るセリフ】
#33 三綱五倫に背いている
(さすが、儒教社会韓国だ)
君臣・父子・夫婦間の恭順
仁、義、礼、智、信を元にした五倫の道=父子、君臣、夫婦、長幼、朋友
【感想】1
今まで観た韓国ドラマで、一番面白かったかも。
ジャンルとしてあるのか「格差コメディ」?
いったいどこに着地するのか、最終話が近づても見えない。
もし、瑕疵を言うなら、「終わり方」かな・・・。まだ、続きがあるような終わり方だ。
【感想】2
一般ドラマとは一線を画す映像。
時間とお金をかけてるな、と感じた。
出演の役者さんも、ベテラン揃い。
インサンのお母さんの演技がいい、役柄がぴったり。
【為念】
この作品に対する、一般の評価はそう高くない。★三つ半。
改めて、世間と私の判断にズレがある、と感じた。
「黄金の私の人生」も、一時期、★三つ半だった時があるし。
その点を加味して、観てみて。
「おもしろくなかった」、と私を責めないで。
【閑話休題】
この作品の前に2作品観た。
参考までに記載しておく。
『私の心は花の雨』(以下、ネット上の紹介)
1950年、戦時中のソウル。身重のヨニと婚約者のスンジェは釜山に避難する道中、同じく身重のイルランを助けるが、共に爆撃を受けてしまう。それから20年、数奇な運命の末にヨニの娘・ソナはコンニムとして実母の顔を知らぬままソウルで暮らしていた。
【コメント】
事故を契機に、死んだ男性の花嫁になりすます、ってのはウィリアム・アイリッシュのパクリ。また、二つの家の子どもたちが絡み合う設定は、ジェフリー・アーチャー「ケインとアベル」。テーマとして、ジェイン・オースティン「自負と偏見」が織り込まれている。・・・最初面白かったのだけど、全128話なので、20話くらいで挫折。「あと100話以上続くのか」、と気力が失せた。
『吹けよミプン』(以下、ネット上の紹介)
母と幼い甥と3人で脱北してきたスンヒは、ソウルでミプンと改名し、新しい人生を歩み始める。ところがその矢先、詐欺に遭ったミプンは全財産を失ってしまい、助けを求めてジャンゴの弁護士事務所に駆け込む。実は2人は幼い頃、マカオで出会っていて…。
【コメント】
最初面白かったのだけど、25話くらいで挫折。このタイプの物語として、ヒロインに受難が襲いかかる。それが全68話、ずっと続くのかと思うと耐えられなくなった。
もう少し息抜きが必要、と感じた。
3月17日に退院し、2ヶ月がたつが、薬は飲み続けている。
薬をもらった帰りに、財布を拾った。(5/13)
交番に届けるのが邪魔くさいから、放っておこうか、と一瞬思う。
でも、もし悪意ある人に拾われたら気の毒だし。
結局、自転車を取りに戻り、交番まで届けた。
お巡りさんが、財布を開けると、お金と大量のカードが入っていた。
「お礼はいりません」、と言っておいた。