【ぼちぼちクライミング&読書】

-クライミング&読書覚書rapunzel別館-

May the force be with you.

2015年12月31日 10時20分52秒 | 映画(一般)


レイ(デイジー・リドリー)


カイロ・レン(アダム・ドライバー)

先日、観に行ってきた。
砂漠の惑星・ジャクーで暮らす少女・レイがBB-8と出会ったことから怒濤の幕開けとなる。
BB-8は、ルークの所在を示した地図データを持っていた為、帝国軍に狙われている。
全編、オマージュの嵐。
2時間たっぷり楽しめた。

【思い起こせば・・・】
初回「スターウォーズ」が公開されたのは1977年。
当時私は学生で、お金も無かったが、映画館まで足を運んだ。
映像に圧倒されたのを思いだす。
あれから40年近く過ぎたのかと感慨深い。
これほどシリーズが続くとは思わなかった。

【決め台詞】・・・旅立つレイに、レイア姫が言うセリフ

“May the force be with you.”

2015年も、あとわずか・・・今年のブログをこの言葉で締めくくりたい。


【参考リンク】
ディズニー・日本向け映画情報サイト(日本の旗)

【各種の割引】割引を利用して安く上げたいし、且つ、空いている時にゆったり観たい。

ハッピーファースト 毎月1日、映画ファンのために1,100円均一で!
映画の日 12月1日は1,000円均一で!
ハッピーマンデー 毎週月曜日、全作品1,100円均一で!
ハッピー55(G.G) 55歳以上の方は、毎日全作品1,100円均一で!
ハッピーモーニング 平日朝10時台までに上映を開始する全作品が1,300円均一で!
ハッピーナイト 毎日20時以降、上映の全作品1,300円均一で!
夫婦50割引 どちらかの年齢が50歳以上のご夫婦さまは、
毎日全作品が2,200円均一で!
お客さま感謝デー 毎月20日30日はイオンマークのクレジットカードご提示で(e席リザーブご利用の場合は決済で)、全作品1,100円均一で!
イオンマークの
クレジットカード特典
一般通常料金をイオンマークのクレジットカード払いで会員の方と同伴の方(大人)1名さままで300円割引!

「あれよ星屑」(4)山田参助

2015年12月30日 21時22分04秒 | 読書(マンガ/アニメ)


「あれよ星屑」(4)山田参助

シリーズ4作目。
前作に引き続き「戦後篇」。
川島の過去が、父の存在とともに描かれる。

東京大空襲で焼夷弾が落ちてくる

警察の手入れ後の楽屋

【おまけ】
弟にとって、兄嫁というのは惹かれる存在なのだろうか?
「エデンの東」、「カリフォルニア物語」を思いだした。
物語はますます込み入ってきた。


【ネット上の紹介】
凄惨な空襲を生き延びていた家族と、偶然再会した川島。出征前、川島はどのように生きていたのか。また、銃後の人々が体験した「戦争」とは、何だったのか……。 


ポンポン山▲678.9m

2015年12月29日 22時31分50秒 | 登山&アウトドア(関西)

師走の慌ただしい時節にもかかわらず、ポンポン山に登ってきた。
良い天気だったので、けっこう登山者は多かった。
私が下山する時に、「今から登るの?」って方が少なからずいる。
他人事ながら心配になる。

本山寺に来ると、高校時代を思いだす。
厳冬期に登ったことがあり、その前日たまたま雪が降った。
けっこうな積雪で、休憩した本山寺も雪深かったのを記憶している。
当時、この写真のような手すりがなく、階段を下りるのが怖かったのを思いだす。

こちらは神峰山寺。
北摂の有名な寺と言えば・・・神峰山寺、勝尾寺、忍頂寺。
一番儲かってそうなのが、勝尾寺。
一番、商売と無縁そうなのが忍頂寺。
神峰山寺は、拝観料も駐車場代も取らないのはエライ!
(但し、秋の紅葉シーズンのみ、料金必要・・・これくらい仕方ないか?勝尾寺の商魂に比べたらずっとマシ)


「生きて帰ってきた男 ある日本兵の戦争と戦後」小熊英二

2015年12月26日 22時23分09秒 | 読書(昭和史/平成史)


「生きて帰ってきた男 ある日本兵の戦争と戦後」小熊英二

思った以上に良かった。
時代背景がデータと供に語られる。
(自分の父親に第三者・林英一氏を交えて聞き取りをした)
平易な文章で読みやすい。
シベリア抑留だけでなく、帰国してから、戦後をどう生きたのか。
軍人やインテリでなく、市井の人の昭和史、である。
当時の雰囲気も伝わってくる。

P24
 謙二が小学4年だった1936年2月、2.26事件がおきた。しかし同年の出来事では、5月におきた「阿部定事件」のほうが印象に残っており、近所の子どもも、そちらを話題にしていた。「局所」という言葉が、子どもたちのあいだで、意味もわからないまま流行ったという。

戦中での物資の不足、「闇値」での買い出しについて
P36
「世の中は 星(陸軍)に碇(海軍)にコネに顔 馬鹿者のみが行列に立つ」

P182
「官僚や高級軍人は、戦争に負けても、講和条約のあとには恩給が出た。しかし庶民は、働けるときに蓄えた貯金も、すべて戦後のインフレでなくなった。ばかな戦争を始めて多くの人を死なせ、父や母をこんなひどい生活に追い込んだ連中は、責任をとるべきだと思った」

P270
1960年前後までは、個人宅は「資産家」でないと電話を持っておらず、一般人は直接の往来か、電報や速達を急用に利用していた。(今では一人で複数の携帯を持っていたりする・・・隔世の感がある)

P275
もともと日本における結婚は、両家が会合を開くだけで、宗教儀式はない。現在行われている神道式の「神前結婚式」は、1900年に当時の皇太子(のちの大正天皇)が結婚したさい、宗教儀式として「創出」されたものが起源である。高度成長で庶民の購買力が上昇すると、神道式やキリスト教式の儀式を提供する結婚式場が台頭し、謙二が行ったような公共施設での無宗教結婚式は姿を消していった。

文化大革命について
P290
「自分はソ連の収容所で民主運動を経験したから、ああいうふうに大勢でとり囲んで糾弾されるのがどういうことか、よくわかった。報道を見ていて、昔を思いだして気分が悪くなった」

P312
「(前略)「南京大虐殺はなかった」とかいう論調が出てきたときは、「まだこんなことをいっている人がいるのか」と思った。本でしか知識を得ていないから、ああいうことを書くのだろう。残虐行為をやった人は、戦場では獣になっていたが、戦後に帰ってきたら何も言わずに、胸に秘めて暮らしていたと思う」

P341
「戦友というと、何となく軍国主義的な感じだが、ヨーロッパの言葉でいう「カメラート」lは、仲間というくらいの意味だ。それに日本軍では「戦友」という言葉はほとんど使っていなかった。倒れた戦友を残して突撃して泣いたことを歌った「戦友」という歌が、めめしいということで、禁じられていたくらいだ」

読んで良かった、と感じられる作品だ。

【おまけ】
例によって誤植を見つけた。
P179
(誤)敗戦後の市部人口比率は1935年の水準に逆戻りしていた。
    ↓
(正)敗戦後の都市部人口比率は1935年の水準に逆戻りしていた。

【参考リンク】
岩波新書編集部 インフォメーション - 岩波書店

【ネット上の紹介】
とある一人のシベリア抑留者がたどった軌跡から、戦前・戦中・戦後の日本の生活面様がよみがえる。戦争とは、平和とは、高度成長とは、いったい何だったのか。戦争体験は人々をどのように変えたのか。著者が自らの父・謙二(一九二五‐)の人生を通して、「生きられた二〇世紀の歴史」を描き出す。

[目次]
第1章 入営まで
第2章 収容所へ
第3章 シベリア
第4章 民主運動
第5章 流転生活
第6章 結核療養所
第7章 高度成長
第8章 戦争の記憶
第9章 戦後補償裁判 


陸軍歩兵は燃費が悪いのか?

2015年12月24日 21時15分11秒 | 身辺雑記

先日、「単独行者(アラインゲンガ―)」で、次のような文章を引用した。

陸軍の歩兵は通常、一日につき六合の精米が支給されることになっている。

掲載しておいて、気になった。
コメントにも追加しておいたが、一合の米で、お茶碗3杯~4杯のご飯が炊ける。
私なら六合の米で1週間過ごせる。
昔の人は大食いなのか?
おかずを食べないから、1日でこれだけ、食べることが可能なのか?
昔の人は燃費が悪いのか?
それとも、貯金のように、溜めておいたのか?
疑問は深まるばかりである。


ポンポン山

2015年12月23日 21時11分19秒 | 登山&アウトドア(関西)

ポンポン山に登ってきた。
 
天気予報が曇りのち雨なので、閑散としていた

神峰山寺では、新年にむけ、樒も新たになっていた

準備万端整っている・・・いつでもOK

【参考】
勧請掛(かんじょうかけ・がけ)
・・・縄に樒(しきみ)を結びつけたもので聖地との境界を意味している。
・・・大阪商人は、縄の高低長短(垂れ具合)などで株価や米価を占ったという。
勧請掛け


「単独行者(アラインゲンガー)」(上・下)谷甲州

2015年12月21日 21時54分17秒 | 読書(山関係)

ヤマケイ文庫<br> 単独行者(アラインゲンガー)―新・加藤文太郎伝〈上〉 ヤマケイ文庫<br> 単独行者(アラインゲンガー)―新・加藤文太郎伝〈下〉 
「単独行者(アラインゲンガー)新・加藤文太郎伝」(上・下)谷甲州

以前から気になっていた作品。
加藤文太郎伝と言えば、新田次郎氏の「孤高の人」。
故にサブタイトルが「新・加藤文太郎伝」と「新」と付いている。
いったい、どう違うのか?

一番大きな違いは、山岳シーン中心に書かれていること。
職場の人間関係、家族との関係は最小限に抑えられている。
人生最大の節目である結婚さえ、軽く流している。
しかし、山岳シーになると、細かく非常にリアル。
それもそのはず、著者は山屋として文壇でもトップクラスの経験と実力を持っている。
故に、自然描写、冬山シーン、ルートの描き方も見事。
当時のデータも交えて描写される。

P365
 たとえば陸軍の歩兵は通常、一日につき六合の精米が支給されることになっている。重量にして約0.9キロだから、加藤の行動食と重量の点ではそれほど差がないことになる。とはいえ米よりも多少軽量化されていて、緊急時には調理不要なのだから甘納豆の方が有利ではある。(一合の米=お茶碗3杯~4杯である。私なら六合の米で1週間過ごせる・・・昔の人は大食いなのか?おかずを食べないから、1日でこれだけ、食べることが可能なのか?昔の人は燃費が悪いのか?)

前半の山場は昭和5年の立山山行。
他のパーティと目標が重なり、一緒に行動しようとする。
しかし、徹底して疎外される。
この描写もすばらしく、読んでいて我が事のように感じられ、忸怩たるものがある。
この山行後、迷いを吹っ切り、「単独行者」としての登山を確立する。

後半の山場は、昭和11年1月、最後の山行となった北鎌尾根。
どうして遭難したのか、リアルに再現している。
こうしていたら、ああしていたら、と胸がふさがる思い。
悲劇に向かって怒濤の展開である。

先ほど、「孤高の人」との違いに触れたが、さらに2点追加しておく。
「孤高の人」では宮村健、「アラインゲンガ―」では吉田登美久の描き方が異なる。
「孤高の人」では加藤文太郎の足をひっぱって、その結果、遭難したかのような描き方。
「アラインゲンガ―」では、若き優秀な登山家として描かれている。
少なくとも、登攀技術では、加藤文太郎を凌駕している。
二人の気が合う様子も納得の描写である。
加藤文太郎は、自分にないものを感じたのであろう。

もう一つ、本書の特徴は、当時の案内人と登山者の関係を丁寧に説明している事。
当時では、通例、案内人を雇う。
社会人も大学山岳部も同様。
また、当時の登山者が、エリートであったこと。
これらが、分かりやすく説明されている。
主人公の疎外感と自負心、当時の登山界の雰囲気を感じることが出来た。

【関連図書】
新潮文庫<br> 孤高の人〈上〉 (71刷改版) 新潮文庫<br> 孤高の人〈下〉 (69刷改版) 

【ネット上の紹介】
昭和十一年一月、厳冬の槍ヶ丘・北鎌尾根に消えた加藤文太郎。冬季登山の草創期、ガイド登山が一般的だった時代に、ただひとり、常人離れした行動力で冬季縦走を成し遂げていった「単独行者」は、なぜ苛烈な雪山に挑みつづけたのか。構想三十五年、加藤文太郎の真実の人間像に挑む本格山岳小説。


文春ミステリーベスト10

2015年12月20日 21時45分58秒 | 読書(小説/日本)

文春ミステリーベスト10が発表された。
遅ればせながら、リンクしておく。

王とサーカス


週刊文春ミステリーベスト10 2015年【国内部門】第1位は『王とサーカス』


「百姓貴族」(1)荒川弘

2015年12月17日 21時02分16秒 | 読書(マンガ/アニメ)


「百姓貴族」荒川弘

「鋼の錬金術師」「銀の匙」で有名な荒川弘さんの農家コミックエッセイ。
マンガ家になる前は北海道で七年間、農業に従事していた荒川弘さん。
その内容は実績に裏打ちされている。
あの有名なお言葉のパロディ「水がなければ牛乳を飲めばいいのに」。
北海道・酪農家には有り余る牛乳がある。
タイトルは、そこから来ていると思われる。
読んでいて、牛乳が飲みたくなった。


著者は「牛」として登場する

農業というのは、想像以上に過酷な仕事と分かった。

【参考リンク】
百姓貴族 - 深町秋生のコミックストリート

 荒川弘の『百姓貴族』からほとばしるフロンティアスピリット - eBook USER
【ネット上の紹介】
マンガ家になる前は北海道で七年間、農業に従事していた荒川弘。牛を飼い、野菜を作り、クマに怯え、エゾシマリスに翻弄される―年中無休で働き、切ない想いも多々あるハードなお仕事。「水がなければ牛乳を飲めばいいのに」。なんたって“百姓貴族”ですから!!知られざる農家の実態を描いた、日本初農家エッセイ登場。 


「アジアの歩き方」野村進

2015年12月15日 22時02分34秒 | 読書(海外事情)


「アジアの歩き方」野村進

先日、「コリアン世界の旅」を読んだ。
本作品は、同著者による。
他の作品を読んでみよう、と。
アジアを深く旅した著者による、蘊蓄が語られる。

ベトナムについて、P151に書かれている。
香港のコンサルタント会社の調査で、「外国人ビジネスマンにとってアジアで最もストレスのかかる国」に選ばれた。(次点は韓国)

ベトナムに進出する中小企業へのアドバイス
P152
「従業員が横になれる部屋を作ったほうがいいですよ。特に女子従業員のためには絶対必要ですね。『疲れた』とか『頭が痛い』と言う人が、けっこう出てきますから。それと、お昼ごはんは給食にして、栄養のあるものをたくさん出してください。(後略)」

【ネット上の紹介】
食、危険回避の方法、常識の違い、日本との関わり、ボーダレス化するいまの姿など、アジアの「真実」が見えてくる。
大宅賞作家が案内するアジアのおもしろさ。20年あまりにわたりアジアとディープに付き合う著者が真の姿を浮かび上がらせる。 

[目次]
プロローグ 旅立つ前に
第1章 ディープ・アジアの旅
第2章 されど渡る世間に鬼はなし
第3章 意地でも同じものを食ってやる
第4章 私のアジア事始め
第5章 “アジアはひとつ”なんてわけないだろ
第6章 どれがいったい“日本”なんだ
第7章 それぞれのアジア
第8章 定住する日本人


「将棋の渡辺くん」(1)伊奈めぐみ

2015年12月14日 22時50分09秒 | 読書(マンガ/アニメ)


「将棋の渡辺くん」(1)伊奈めぐみ

渡辺くんとは、実在する棋士・渡辺明氏のこと。
将棋界での実力者、21歳の時に最年少九段、永世竜王資格保持。
その私生活が描かれる。
ホントだったら、プライバシー侵害、個人情報漏洩。
でも大丈夫、本作品の著者は、渡辺くんの奥さんだから。

渡辺くんの日常がこれでもか、と描かれる。
驚き・・・と言うか、驚異の世界。
その能力は将棋にのみ特化しており、生活能力低く、奇人変人の領域。
ライターの火を付けることも出来ず、雨が降っても洗濯物を取り込むことも思いつかない。
蚊取り線香を直置きして、床が焦げたり。
(筋力もなく、妻にも腕相撲で負けるし)

ホントだったら、奥さん激怒して、実家に帰るでしょう。
ところが、この奥さんの偉いところは、それを面白がる余裕のあること。
さらに、マンガにして世に出したこと。
おかげで、我々はそれを楽しむことができる。

ところで、将棋のマンガは意外と多い。
但し、それは少年マンガでの話。
将棋は、勝負の世界だから、少年マンガと相性が良いのでしょう。
男性は、勝ち負けにこだわり、『勝負』を好む。
女性は『人間関係』や『気持ち』重視。
だから、羽海野チカさんのように女性が描くと「3月のライオン」ような、
生活感あふれる内容、キャラクター重視、その人間関係が濃厚に描かれた作品となる。


浮き世離れしたキャラクターである

渡辺君の両親も登場・・・温厚な方でよかった。息子をこれだけいじられたら、普通だったら怒るかもしれない

洗濯物ぐらい取り込んでよ!

【おまけ】
カバーを取ると、4コマ・マンガが描かれている。
将来の夢・・・「隠居生活」。
今年の抱負・・・「動物園に行く」。
う~ん・・・やはり浮き世離れしたキャラクターだ。

【参考リンク】
将棋の渡辺くん
(試し読み)

渡辺明ブログ

将棋マンガ人気 渡辺明棋王に聞く - YOMIURI ONLINE・2015年11月5日

【ネット上の紹介】
将棋棋士は人類の代表! 将棋を指して生活している。懸命に勉強し、年に50局くらい戦い、勝てば笑い、負ければ自分のせい。勝ち負けだけに支配された世界。それはまるで人生の縮図だ。棋士は、どんな人たちなんだろう? 何を食べて、何時間寝ているんだろう?勝負師でも無頼でもない、リアルな将棋棋士の毎日を棋士の妻が漫画にしました。ノンフィクションです!
 


個人史年表

2015年12月11日 22時49分44秒 | 読書(昭和史/平成史)

個人史年表を作ってみた。
以下のとおり。

普通の年表じゃないか!と言われそう。
・・・「個人」の箇所を省略しているから。
自分の為に作った年表なので、公にはしない。
実際の年表には元号の横に、その時何歳だったか、小学何年だったか、社会人何年目とか、併記している。(父母の年齢も書き込んだ・・・これにより両親が何歳の時に私を産んだか判明した)
さらに、世相の横に、どこに出かけたか、クライミング情報も記入。
書いて整理しないと、すぐ忘れてしまう。

何年かすると分からなくなるのが、ジムの開業年月日。
1989 OCS姫島に開業
1994 OCSが姫島から十三へ移転(「岩雪によると、12/1オープン)
1997 パンプ大阪店オープン
1998 CRUX江坂オープン
2006 ナカガイジム・オープン
2009 ルカラ・オープン

西暦   元号       世相                                                                                                            
1945 S20  敗戦  
1946 S21    
1947 S22    
1948 S23    
1949 S24    
1950 S25 朝鮮戦争(50-53)、警察予備隊   
1951 S26 サンフランシスコ講和条約   
1952 S27    
1953 S28    
1954 S29 神武景気(54-57)   
1955 S30    
1956 S31 12/8国連加盟、「もはや戦後ではない」   
1957 S32    
1958 S33 岩戸景気(58-61)、11/1こだま運転開始、12月東京タワー完成、インスタントラーメン発売   
1959 S34    
1960 S35 「所得倍増」   
1961 S36    
1962 S37 オリンピック景気(62-64)、キューバ危機   
1963 S38 ケネディ暗殺   
1964 S39 新幹線「ひかり」開業、東京オリンピック、トンキン湾事件   
1965 S40 いざなぎ景気(65-70)、ベトナム戦争(65-73)   
1966 S41 文化大革命(66-76)、ビートルズ来日   
1967 S42    
1968 S43 キング牧師暗殺、プラハの春、東大紛争、3億円事件(12/10)   
1969 S44 アポロ11号月面着陸   
1970 S45 万博   
1971 S46 ドルショック(ニクソンショック/360→308円)   
1972 S47 田中角栄就任「列島改造」、札幌オリンピック、5/15沖縄返還、ウォーターゲート事件
1973 S48 オイルショック(70%引上げ発表)、2月変動相場制、高度経済成長終了   
1974 S49    
1975 S50 サイゴン陥落、南ベトナム降伏   
1976 S51 毛沢東死去、四人組逮捕、ベトナム南北統一   
1977 S52    
1978 S53    
1979 S54 第二次オイルショック、スリーマイル島事故、12月ソ連アフガン侵攻   
1980 S55    
1981 S56    
1982 S57    
1983 S58    
1984 S59    
1985 S60 プラザ合意(円高加速)、日航機御巣鷹山に墜落8/12   
1986 S61 バブル(86年12月-91年2月)、4/26チェルノブイリ事故   
1987 S62    
1988 S63 ソ連アフガン撤退、連続幼女誘拐殺人事件(~89)   
1989 H1 1/7昭和天皇逝去→平成1/8から、6/4天安門事件、11/9ベルリンの壁崩壊、消費税3%   
1990 H2 イラクのクエート侵攻、大学入試センター試験開始   
1991 H3 湾岸戦争(1/17-4月・130億ドル拠出)、ソ連解体、ロドニー・キング事件   
1992 H4  ロサンゼルス暴動  
1993 H5 12月EU誕生(12ヶ国)、   
1994 H6 ロシアがチェチェンに介入   
1995 H7 1月阪神淡路大震災3月地下鉄サリン事件   
1996 H8 橋本龍太郎就任→55年体制終了、クローン羊誕生   
1997 H9 消費税5%、2/19小平死去、山一証券破綻、香港返還、神戸連続児童殺傷事件   
1998 H10    
1999 H11 通貨ユーロ誕生、東海村臨界事故   
2000 H12 介護保険法(97年制定)→2000年施行   
2001 H13 9/11同時多発テロ(世界貿易センタービル)→アメリカ・アフガン空爆   
2002 H14 1/1通貨ユーロ使用開始、ゆとり教育スタート(~2010まで)   
2003 H15 イラク戦争(2003-2011)   
2004 H16 自衛隊イラク派遣   
2005 H17 JR福知山線脱線事故   
2006 H18    
2007 H19 郵政民営化スタート、サブプライムローン問題   
2008 H20 リーマンショック、オバマ大統領当選   
2009 H21 ギリシャ危機、民主党政権誕生   
2010 H22 ジャスミン革命   
2011 H23 金正日→金正恩、イラク戦争終結、3/11東日本大震災(M9.0)、世界人口70億突破   
2012 H24 中国で反日デモ、衆議院自民党圧勝(安倍総理)   
2013 H25 特定秘密保護法成立   
2014 H26 消費税8%、ウクライナ問題   


「歌の風景」安野光雅

2015年12月10日 22時50分31秒 | 読書(絵本)


「歌の風景」安野光雅

世界の愛唱歌を安野光雅さんが絵で表現。
さらに、エッセイも添えられている。
とても贅沢な作品集。
(時間とお金を相当かけている、と思われる)

メリーさんの羊

ロンドンばしがおっこちる

【ネット上の紹介】
画とエッセイで綴る世界の愛唱歌の原風景。「菩提樹・ローレライ・野ばら・トロイカ・アリラン・枯葉」等々、懐かしい、世界の愛唱歌34曲の故郷を著者自らが訪れて綴った画文集。巻末に歌詞・楽譜収録。 


「我が家のヒミツ」奥田英朗

2015年12月09日 21時42分51秒 | 読書(小説/日本)


「我が家のヒミツ」奥田英朗

家シリーズの中で、一番面白く感じた。
「家族がテーマの短編集。
様々な家族があって、「我が家」の問題やヒミツがある。
心の揺れ、機微を書かせるとやたら巧い。
特に上手いのが、女性心理の描写。
(これは以前「ガール」を読んだ時にも感じた)
今回も、その能力が遺憾なく発揮されている。
(『虫歯とピアニスト』が特に良かった)

子供に恵まれない夫婦の話
義母がくどくど言うことに腹を立てた夫のセリフを、義理の姉が敦美に教えてくれるシーン
P41
「(前略)おれは検査を受けないし、敦美にも受けさせない、子供が出来ないのは誰のせいでもなしし、単なる巡り合わせに過ぎない、よそとちがうからって、そんなことでおれたち夫婦はしあわせを見失ったりはしないし、何か引け目を感じることもない、今度その話をしたら、おれは二度とこの家の敷居をまたがないって、そう言ったのよ」

P43
「プランAしかない人生は苦しいと思う。一流のスポーツ選手、演奏家、俳優たちは、常にプランB、プランCを用意し、不測の事態に備えている。つまり理想の展開なんてものを端から信じていない。理想を言い訳にして甘えてもいない。逆に言えばそれが一流の条件だ。だから人生もそれを応用すればいい。(後略)」

P177
「おれが親父を亡くして最初に学んだのは、世の中には温度差があるってことかな。遺族はいつまで経っても悲しいのに、周りは三日もすると普通に生活をしていて、普通に笑っている。だから遺族は次にその温度差にも苦しめられる」

P242の「引力」の喩えも面白い。
家族間の「引力」は強くなったり弱くなったりする、と。
関係が変わらないのは、歳をとった愛犬だけ、と。

【関連図書】

 「我が家の問題」奥田英朗

【参考リンク】
作家の読書道:第12回 奥田 英朗さん - WEB本の雑誌

【ネット上の紹介】
 どうやら自分たち夫婦には子どもが出来そうにない(『虫歯とピアニスト』)。同期との昇進レースに敗れ、53歳にして気分は隠居である(『正雄の秋』)。16歳になったのを機に、初めて実の父親に会いにいく(『アンナの十二月』)。母が急逝。憔悴した父のため実家暮らしを再開するが(『手紙に乗せて』)。産休中なのに、隣の謎めいた夫婦が気になって仕方がない(『妊婦と隣人』)。妻が今度は市議会議員選挙に立候補すると言い出して(『妻と選挙』)。どこにでもいる普通の家族の、ささやかで愛おしい物語6編。


「池上彰の現代史授業 平成編」(1)-(4)池上彰

2015年12月07日 21時27分04秒 | 読書(昭和史/平成史)



「池上彰の現代史授業 平成編」(1)-(4)池上彰

先日紹介した、『昭和編』の続き。
平成史を俯瞰できる。
写真、地図、絵、グラフ、多数収録されていて見やすい。
児童書だけど、薄味ではない。

P34(平成編①)
中東とは?
イスラエルやイラクなどの地域を「中東」というけれど、これはイギリスから見たいい方なんだ。かつてイギリスが植民地にしていたインドより手前にある地域なので、「中東」(中くらいの東)というんだ。

P26-27(平成編②)
地雷1個あたりの製造費はたったの数百円です。ところが、その1個を除去するには、約100倍もの費用がかかるとされています。

世界じゅうで1年に10万個の地雷を除去していると推定されていますが、このペースでは、1億個の地雷を完璧に除去するのに1000年かかる計算になります。

P34(平成編③)
生活保護について
P21
2014年8月の時点で約161万世帯、受給者は216万人になっています。このうち、高齢者世帯が約76万世帯と、全体の47%を占めています。国が支払う生活保護費の総額も3兆8000億円に達しています。

【ネット上の紹介】
現代史を、精選に精選を重ねて記述。決定的瞬間をとらえた写真を大きく、豊富に掲載。知識を整理する用語集・日本史世界史対照年表など、資料も充実。